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「能力が出たようですね。それでは次の方。どうぞ。」


今度は他のやつららしい


他の奴らも本を受け取る


他の奴らの場合、本がきらきらしたり、蝶がとんだり、草や花が生えたりとずいぶんとメルヘンチックだ


差別だ


「どうだった?」


「ん?じゃあ、交換。」


シロと本を交換して、中を見る


(能力表)


LV 83


HP11000

MP2000


EXポイント 82


特殊能力


(武装)



「レベルは俺より下。MPは比べるまでも無い。でもMPは上か。」


「お前は………。なんなんだこのスキル?」


もしかしなくても、擬人化だろう?



「わからん。聞いてみるか?」


「いや、後でいいや。」


「それでは皆さん。この本の扱い方について説明しますので、一度ここから出ましょう。」


魔術師の男がそういい、俺達は部屋から出た





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