表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/61

3

「それでは、ここからは宮廷魔術師の私がご案内いたします。皆様、こちらへどうぞ。」


王様のありがたーい話が終わり、今度は別の男が前に出た


紫色のローブを着た、魔術師のような服装


実際、魔術師なのだが


魔術師の男に付いていく


召還された部屋を出て、廊下を進む


窓がところどころにあり、そこかあは町がちらちらと見えた


なかなかに進んだ文明らしい


まず、窓があるということは、少なくともある程度の化学を扱えるということ


そして、それを惜しみなく使えるというのが普通なのだから。そこまdひどくない文明のようだ


しかし、魔術師といったのだから魔法は有るのだろう


まぁ、錬金術のようなものから、化学反応を利用したものまで様々あるのかもしれないが



「ここです。お入りください。」


つれられてやって来た部屋


どうやら図書室のようだ


なぜって、中には大量の本の山


山………つまり、棚に並んでいるのではなく、山のように積まれているのだ


「勿体ねえな………。」


ぼんやりとつぶやくと、その声に反応する人物


「クロ。お前も来たのか。」


「おう、お前もきてたのか。」


いたのは友人の乙女名男。シロ


もちろんリアルの名前ではなく、ゲームの名前だ


ゲームのFPSなどでは、ボイスチャットなどを使うときに他人がいる場合もあるので、リアル名ではなく、アカウントの名前で呼んでいるうちに定着してしまった


俺のゲームでのアカウントはKUROIU SINN


にほんめいで クロイヌ シン だ


本当ならKUROINU JINN だったのだが、アカウント名前の作成中にミスしてしまい、結局 神=シン 神=ジンの名前になった


ので、呼ばれるときは上だけにしてくれとも言ったので、クロイヌの「クロ」


奴の場合、白き翼の純白堕天使というのがアカウント名


キモwwwwwwwwwwww


つーかなんで2回も白が入るわけwww純白なのに堕天使ってwwww

と、からかったらめっちゃ殴られた


と言うか、このアカウント名はすでに削除されてるので、ゲーム中に見ても別人だと思ってください


というわけで、シロクロコンビでがんばってたわけです


「やっぱりな。お前なら残ると思ってたぜ。」


「あったぼうよー。だって異世界=ハーレムだろ?」


「そこしか聞いてないのな。つーか、これからなにするんだ?」


「さあ?とんとん拍子で始まっていくからな………。」


本の山を文字通り書き分けて進み、ようやく少しだけ開けた場所に出る


「ここで、それぞれの能力を見ます。自分だけのユニークスキルを持ているものもいるでしょう。それでは準備しますので少々お待ちください。」


おっ!異世界名物の能力か!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ