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泊まった部屋から歩くこと、大体5分
目的の食堂にやって来た
そこには、なんいんか見知った顔ぶれが
「シロ!おはよー。」
「あぁ、遅いな。俺はもう食い終わったぞ?」
「そーりー。」
シロがすでに席に座っており、コーヒー片手にしゃれ乙してやがった
「ご飯か………。なに出た?」
「色々。ベーコンとかその他もろもろ。」
そんなことを話しているうちに、俺の前にも食事が運ばれてくる
まさに至れり付くせり
優遇されてるのがひしひしとつたわってしまうほどの丁寧さだ
「旨そうだな。いただきます。」
「にしても、普通の飯だな。もっと異世界してるのかとおもったぜ。」
「虫食うよりマシだよ。そんな異世界行きたくなしでしょ?」
たとえそこで絶世の美女&美少女のハーレムを作れたとしても、主食が虫ならマッハで帰る
虫や、ゲテモノだけはNG
加工してあれば………、まぁ、許せるかな?
とにかく、まともな食事が出てきてくれたのは嬉しかった
「うん。普通においしい。」
「まぁ、これが一般的なのかどうかだな。むちゃくちゃな飯が普通なら、俺は帰る。」
「同意。」
俺は一人むしゃむしゃ食べながら頷く
にしても、本当に普通だな
ここの料理は、一般的なホテルのご飯よりも何倍もおいしい
ベーコンは厚く、ジューシーな肉汁がかめばかむほどあひゅれへはままん………。
「旨い!」
「同意。」
久しぶりにまともな朝食をとったような気がするぜ