書けなくなってる
・書けなくなってる。
思い返すと少し恥ずかしい。
ただ、事実なので、仕方ないのかもしれないけれど、詩や文章を書くのが好きで、一時期、俄かに流行していた簡易ホームページに手を伸ばしたことがある。
基本的には、自己満足なホームページで、自分の作品を気ままに掲載しながら、ホームページに来訪された方々の、詩の掲示板投稿に対して、感想を書いたりするという日々を、過ごした時期がある。
自分ルールで、一日一つ詩を書くなんてことをしたりして、自分で自分を苦しめていたような時期もあった。
今にしてみれば、更新頻度を上げるためとはいえ、随分厄介な事を思いつき、実行していたように思う。
そういえば、最近は、全くといってよいほどに、詩は書いていない。
公表する場も求めなくなった。
これは、[オッサン化]なのかな。
ただただ、周囲に興味が湧かないだけなのか。
たぶん後者だろうと思うけど。。。
なんせ私のコトだから。
もう一つ、書いていないものがある。
それは、物語り。
とはいえ、最近でも、突拍子もないものから、ベタベタ設定のものまで、思い浮かべば、携帯電話のメールの中に、ひっそりと書き足していることはあるけれど、設定だけだったり、書いていて乗り気にならなくなると、放置してしまう。
どうにも続かない、ある程度書いてしまうと、気持ちが満足してしまうことが多い。
短編的に完結させた物語りはあるし、公表してしまったものもあるものの、長々とした長編を完結するような物語りは、いまだ書いたことがない。
調査不足やアイデアが浮かばなかったり、自分の知識や設定などが大きすぎて、手に余るなど、理由はあるけれど、まぁ、ほぼほぼ完結したとしても、公表できるものになるかは判別できない。
また、趣味が減ってしまうのだろうか。
趣味が少ないことに異論はないが、なんか寂しい。
二十代の頃も、それほど精力的ではなかったけれど、少なくとも、興味あるもの、気になるものには、試してみて、玉砕したりしながら、自分に取り込めるものはないかと、調べることが多かった気がする。
何点かは、その甲斐あってか、今も趣味として続いているものもある。
[物語りも書き続けたいな]
その思いとは裏腹に、アイデア以上の先には書けない日々が続いている。
そして、書けないから書いてみよう!というのが、今回、リハビリ的発想とともに、できれば小説風な物語りを書きながらでも、書き手として感じていることを書き始めたキッカケとなっている。
それが、これからの始まり。
そして、これまでの終わり。