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魔導剣士による勇者の為のお助けキャラ?  作者: 雪氷見♪
1~2章 閑話 旅の道中編
21/25

19話 発覚

 はい、始まりました。第・2・章です!

 と言いましても、この章はかなり短くなると思います。ぶっちゃけ4、5話で終わると思います。本当に旅の道程を書くだけのお話です。所謂、ほのぼの回になる予定です。

 面白くかけたら良いなと思います! これにて、前書きはおしまいです。


 では、第2章お楽しみに!始まり始まり~

 

 

 

 ラノマギステ公国の公都ソフィアン、そこはグァネストの街から向かおうと思うと6つほどの都市を経由する必要がある。

 聞いて分かる様にグァネストの街はかなり公都から離れている。実際、道中で馬を休ませつつ、街によって食材の補充、適度な休息を取り進むと約1ヶ月はかかる。

 ユキ達が受けた護衛依頼の依頼主である商隊の目的地はグァネストの街を出て2つ目の都市ファンネ。

 今、ユキ達はそのファンネで新しい護衛依頼を受け、4つ目の都市リヴェーネスを目指していた。もっとも、まだファンネを出たばかりであり、依頼はまだまだこれからなのだが。


「やっぱ、長距離歩くの辛いわー」


「ご主人様、大丈夫ですか?」


 そんな中で、ユキは既に愚痴を漏らし始めていた。体力的には問題無くても、歩幅的問題で常に早歩きしないといけないユキは精神的に辛いのだ。


「んー。ぶっちゃけもう歩きたくない。どうしても移動しないといけないんだったら先行して走ってたい」


「魔法を使ってはいかがですか?」


「目立つし、それはそれで疲れるし、何より魔力がもったいない。幾らでも溜められるんだから、有事の際に備えて溜めとくべきだろ」


「確かにその通りですね。では、何か乗り物を取り出しては?」


「即座に戦闘に移れない……とか思われそうだから、却下」


「そうですか。では、もう……諦めて歩かれては?」


 ユキはスイの正論にムスッとしながら項垂れる。


 その後も無駄話をしながらユキとスイは時間を潰す。メンバーの中にエレミリナが含まれていないのは一時的な用事でユキの元を離れているからだ。

 ちなみにその用事だが、【聖女】とやらに信託を下ろしに行くらしい。神様も大変である。多分。


「あー、暇で死にそう。魔物でも出ないかなー」


 ユキがわざとらしくフラグを立てる。


………………


…………


……


 残念ながら魔物は現れなかった。ユキは肩を落とした。

 結局、その日は最後まで魔物が現れる事は無かった。




 明け方間近の夜中。ユキとスイは野営地で焚火を囲み、周囲の見張りをする。この見張りは順番制でB級冒険者パーティーA → B級冒険者パーティーB → C級++冒険者のパーティー → ユキとスイの順番となっている。

 B級冒険者パーティーAとBは同じパーティーで6人組だ。男女3:3のパーティーでAの時間帯を女3人がBの時間帯を男3人が担当している。

 C級++パーティーは親子4人で親二人がB級冒険者らしい。

 商隊員? 商隊員は当然見張りに参加しない。彼らはあくまで雇い主である。


 ユキはインベントリから取り出した梨を、此方も同じく取り出した果物ナイフで剥く。その手際は『料理』の技能を持っているだけあって良い。

 ものの15秒もしない間に皮を剥き、六等分にしたうえでヘタまで取り除いた梨が出来上がった。手際良くやった為、中の水分も殆ど零れ出ていない。

 ユキはさらにインベントリから皿に乗ったマシュマロを2皿取り出し、上に乗ったマシュマロを端に寄せる。そうして空けたのスペースに梨を3つずつ盛りつけた。ここまでで、30秒と掛かっていない早業である。


 手早く一仕事終えたユキは、果物ナイフを水魔法で洗浄しインベントリに収納する。代わりに串を2本取り出し皿に添える。


「ん。コレ、スイの分な」


 ユキはスイに対して焚火越しに皿を手渡す。その際、火の粉がユキの腕を軽くなめるが、〈深黒グラシャルナ〉の付属効果である『外部隔離(最強)』により熱は遮断された。


「ありがとうございます、ご主人様! ただ、言ってくだされば私がやりましたよ?」


「いや、いい。ぶっちゃけ俺の方が料理は上手い……し?」


 梨を齧りながら呟いたユキの言葉が途中で停止する。

 停止した理由は味が落ちていたから。決して梨が不味い訳では無い。だが、依然食べていた時よりも随分と落ちているように感じられる。

 久しぶりに――と、言っても5日ぶりくらいだが――料理をして腕が鈍ったか?とユキは首を傾げつつ再び梨を齧る。


「おかしい……やっぱり、味が落ちてる」


 そこでユキの頭に推測が過った。


――レベルの低下。


―――それに伴って使えなくなった中級以上の魔法。


――――≪鑑定≫や≪識別≫でも技能のレベルや他の項目が幾つか表示されなくなった。


―――――さらにココにきて料理?の出来が悪いと来た。


 ここまで来ればユキにも分かった。


「ステータスのレベルだけじゃなくて……技能のレベルも落ちてる?」


 ……ユキの頬を嫌な汗が伝う。


「いや、まさかな。うん、推測だけで物事を決めつけるのは良くない。ホントによくないな。うん」


 取り敢えずインベントリから大量のアイテムを取り出し片っ端から≪鑑定≫をかけていく。次にユキはSP――気力が切れても魔力を気力に変換してひたすら≪鑑定≫を繰り返した。

 多種多様なレアアイテムを≪鑑定≫して技能『鑑定』のレベルを全力で上げる。途中、殆どのアイテムが不明アンノウンと表示されユキは結末を悟った。


 出したアイテムを全て≪鑑定≫しを得たユキは、最後の仕上げとばかりに自分に≪識別≫をかける。


 結果は……



【ユキ(皐月 黒夜)】

――レベル「44」 年齢「0(17)」 種族「人間ヒューマン」 性別「男」


――職業「時空女神エレミリナの使徒」「冒険者見習い」 クラス「魔導剣士LV.56」「二刀流LV.13」「神刀の王LV.-」「禁呪師LV.7」「結界術師LV.5」「軽業連技師LV.16」「時空の使徒LV.-」

――技能「職人《武器LV.1・防具LV.16・道具LV.8・魔道具LV.57》」「料理LV.3」「鍛冶LV.1」「鑑定LV.62」「錬金LV.15」「盗賊LV.36」「シーフLV.27」「裁縫LV.31」「暗殺LV.32」


――特質「魔力保有量無限化:発動中」「青バラの魔眼:待機中」 特殊能力「イメージ強化Ⅰ:発動中」「イメージ強化Ⅱ:発動中」「イメージ強化Ⅲ:発動中」……

――加護「刀神(上級)の加護:一級」「創造神(上級)の加護:処理中93%」「時空女神(中級)の加護:一級」 称号「時空女神(中級)の加護」「魔力王」「異邦者」……


――体力「3,122/2,978」 魔力「∞(4,391)/1,596,842」 闘気「3,959/115」

――筋力「4,916」 耐久「2,313」 精神「2,569」 敏捷「5,007」 器用「6,987」

――魔力純度「34.39」 魔力波形「W-22491222」 魔力適正「赤・青・緑・燈・白・黒・雷・時空・幻・呪・無」

――状態異常「無し」 付属効果「無し」



「うわぁぁあああああああぁあぁああああああああ」


 朝日が出始め、明るくなった野営地にユキの絶叫が響き渡った。

 あれ? 何かデジャブ感が……気の所為ですね。多分。


※気づいた方もいると思いますが何点か変更点があります。詳しくは次回の前書きに書かせて頂きます。更新遅くてすみません。

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