黒いマジュツシと白きマホウ
皆の期待してるものは無いかもしれない。
魔界と言うものを知っているか?
不思議な民族や動物などがいる。
ドラゴン、キメラ、魔虫、魔法、モンスター。
などがいるが、魔界に住む人々はあるケモノ達を、ドラゴン 、モンスターより恐れていた。
そのケモノの名前は『魔法獣』。
ドンドン!
ある東京の朝、ドンドンという音で僕、永原 誠は目が覚めた。
ドンドンドンドン!音はさらにうるさくなった。
窓の方を見た。美しい青空、白い雲、邪悪な死神、うん。
••••••あれ?なんか違う。えぇっと。
美しい青空、白い雲、邪悪な死神。•••••。
うん違う。
「ぎゃあぁああぁぁああああぁあああぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
[うるさいぞ]
そう言って死神(的な何か)は僕の部屋に入り込んだ。
いや何死神(的な物体)がここにいるの!?つーか死神がいるじてんでおかし過ぎるだろぉぉぉぉ!!
「助けてえぇえええぇ!!ヘルプ!!パピーマミー!!」
[クククゥ。誰も助けてになんか来ねぇさ。]
嫌だぁぁぁまだ死にたくないぃぃぃぃ!!
[聞こえるぜぇ。まだ死にたくねぇのか•••••]
コイツ!!僕の心の声が聞こえると言うのか!?
[安心しろぉ。俺はお前を殺しに来たんじゃなぁい。
臨死体験
させに来ただけだぁ]
みんなはそれをこう言う•••••『死』と。
[お前に恨みはねぇが。ちょいと我慢してもらうぜぇ?]
そういって死神は持っていた鎌で僕を切り裂こうとした。いやいや。恨みないんだったら殺すのやめてよぉぉぉおぉ!!!!
ズバァ!!!
そう斬られた音がなりひびいた。
コンコン。
「誠ー朝御飯よー。あら?誠?」
グオォォオォ!!!
僕は目を覚ますと次元みたいな空間にいた。
あぁ。死んだんだ僕。ここが三途の川かぁ川ないやぁ。
[おい。勝手に死ぬな。]
そこにはさっきの死神がいた。このやろう。僕の人生どうしてくれんだぁ?
[言っとくが本当は死んでないぞ。今は異空間を通ってるだけだ]
どうしよう。まだ寝てるみたいだ。
[•••••ガン!!(頭叩く音)]
「痛ってぇぇぇぇ!!」
夢じゃない!?
[いいか?良く聞け。今からお前は『魔法獣』と呼ばれるケモノをパートナーにするんだ。]
この人中二病患者?
[そして俺がお前に魔法獣の事を教える。ルギーだ。よろしく頼む。]
そうして死神の仮面をとった人はサバサバした銀色の髪の女の子だった
ん?女の子?
「えぇぇぇぇぇ!?君女の子だったのぉぉぉ!?」
[俺を女以外なんだと思ってたんだ?]
「むさいオッサン。」
[殺すからちょっとこっちこい。]
そんな事言われてそっち逝くのはよほどのバカだろう。
「ん?あのさ。もしこれが現実だとして、何で僕がこんなところに連れてこれられてるの?」
[そういう事は全部あっちに着いてから話す]
「あっちって?」
そうしたらルギーさん(ちゃん?)はニッと笑ってこうハッキリ言った
[魔界だ。]