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さあさあ、お入りくださいな。




ええ、ようこそ。お待ちしておりましたよ。




いやあ、よかった。ちゃんと来てくださって。




まあ、とりあえず始めましょうか。




え?まず名乗ってくれって?




ああすいません。実態もなくただどこかから発せられる音声なんて気味悪いですよね。




そうですねえ、案内人でもガイドでも、お好きにお呼びくださいな。




じゃ、気を取り直してやりましょう。




でね、あなたにやってほしいことがあるんですよ。




ああ大丈夫。そんな難しくないですからね。




ここに来たってことは、"そういうこと"ですからあしからず。




目の前にふたつ、ドアがあるでしょう。




そのドア、触ってみてくださいな。




……どうです?おもしろいものが見えたんじゃないですか?




そう。それ、あなたの記憶というやつです。




あなたには、どっちかの記憶を"保持"してもらいます。




選ばれなかったほうの記憶は、きれいさっぱり消滅します。




その記憶には、いろんなものがあります。




楽しい思い出、悲しい思い出、嫌な思い出、幸せな思い出……。




何を選んでも、私はなにも言いませんよ。ただ、"あなた"が選んでくださいね。




さ、こんなとこでぐだぐだしてても仕方ありません。




じゃあ、私はしばし黙りますので。じっくり、選んでくださいな。

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