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⑿『矛盾帝国』
⑿『矛盾帝国』
㈠
異常としての正常において、何が矛盾しているか、判別が付かない時が、矛盾帝国にしてやられている時なのである。暗雲立ち込める中、何か不思議に、それは不思議に、問題と問題をすり抜けて、トポスへと、到達したい。
㈡
それにしても、である。雨が降りそうで降らないという、現状の中、我々はどう現実に立ち向かえば良いだろうか。分からないことが、分からないという現実を目の前にして、絶望を知るかのような、或いはまた、知っているかのような、矛盾帝国の有様である。
㈢
いいだろう、それでも、矛盾帝国は矛盾帝国だから、であるからして、オプティミスト的に、矛盾帝国に対峙したいものである。矛盾は悪くないんだ、と言う合唱が、学校から聞こえてきたら、この国の将来も、明るいだろう、そうだろう。




