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妄想ラブコメ  作者: 新規四季


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まあ、普通に玄関を開けるんですけどもね。いやいや、インターホンなったら普通何も考えずにとりあえず出るでしょう。


それが宗教だろうが、NHKだろうが出てみるまでは分かりませんからね。アレです、シュレディンガーの猫ですよ。言ってみたかっただけです。


どうでもいい事など考えてないで本当に玄関を開ける。余談だし、全くもってどうでもいい事だが、1つ私の癖をお教えしよう。


別に興味無い?来客が誰か知りたい?知ったことか。


決して、決して人の目を見て話すのが苦手とかそういうのでは無いのだが、初対面とか業務連絡とかで対面で話さなくては行けない時は、脚から見ることにしている。


そうすれば靴が見えるだろう?そこである程度どんな人なのかを予測しておく。注意なんだが、コレまた何の役にも立たない予測である。


徐々に視線を上げて、一瞬ちらっと相手の顔を見ると歌夜さんじゃないか。


いや、靴の段階で何となくえっ?とは思ったが、何となんと歌夜さん本人のご登場である。


しかも、結構な頻度な気がして来ましたよ。

そう何回も来られると、その労力に見合わない私めの罪が大きくなっていき押しつぶされそうになる。


「か、歌夜さん。どうしました?」

「むー、またさん付け?ふふは!」


さん付けを可愛く叱られてしまった。羨ましかろう。

その後の不思議な笑い方も、もう可憐さが限界突破してしまっているのか当てはまる言葉が見当たらない。


「ねぇ、暇?」


小首を傾げてニッコリ笑いそう言われては親が死んだとて暇になるであろう。

そうじゃなくとも私に予定など存在はしないのである。悲しいのである。


いや、色々やろうとしたことはあるけど、そんなのは最初からなかった!はい!


「はい、暇を持て余しておりました!」

「うん、なら付き合って」

「仰せのままに!」

「もう、大袈裟」



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