表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

3日目

「HAHAHA、あのヤロ〜」


う〜腰がいてぇ体がつぶれる〜


ただいま、本を運んでおります。

それも、辞書級の厚さのものが20冊


つか、あれだよな合って間もない人間にこんな事させるか?普通。

だってあれだぜ、挨拶にいって相手の第一声が


「あ、このリストの本持ってきて」


だぜ。かなしくなるよな、うん。



にしても、俺、よくこれだけの本をもてたな〜

俺の頭をこえてるのになぁ〜

さすが俺、さすが俺の筋力、さすが俺のバランス感覚


…ふ〜………やっとついた


「お嬢様、ただいま本をおもちいたしました」


「遅い!どれだけ私を待たせるのだ奴隷!」


いやぁ〜9万冊の中から20冊さがすなんて無理ですよ?

32時間かけてさがしだしたんですよ?

奇跡ですよ?そこんとこわかってんのか?!





………なんて言えるはずもなく、


「お嬢様、私は奴隷ではなく召使いです」


…と言うしか無かった。


「似たようなもんだろうが?」

うん、同感☆


「あ、そうそうお前昼飯まだだったよな?リートにお前の部屋に運んでもらっといたから、食ってきて いいぞ」

でも今、夕方です。


「なんとありがたいお言葉!」

…てか、お前に召喚されてからなんも食ってねぇんだよ!!

もっと、はやく気付けよ!!!






…俺の部屋で待っていたものは堅いパン的な物体ひとつに、これもうただのお湯だろ?と言われそうな極限にまで薄くされたスープ?だった。




………やっぱり奴隷じゃねーか

こうして、ユウの召使い生活は進んでゆくのです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ