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短編小説集  作者: 裕澄
19/40

続 キッチンGooDay

キッチンGooDay の続編です!!


前話の予告通りに、動画クリエイターの話を書いてみました!


製作キーワード

動画クリエイター×視聴者

シューへー『どうも!夕凪ORANGE(ゆうなぎおれんじ)シューヘーです!』


タジ『タジでふ。よろふぃくお願いしまふ!』


シューヘー『モゴモゴ言ってるしww

なんで、食べながらあいさつすんの??』


タジ『だって昼飯食うタイミングなかったじゃん。』


シューヘー『だからって、カメラ回す直前まで食べてるの、おかしくない?』


タジ『事務所の会議室、使える時間限られてるしさ。』


シューヘー『確かにな。』


タジ『それに、あんなに散らかされて動画撮れないでしょww』


シューヘー『ww確かにな』


タジ『動画みてる視聴者さんには、なにがなんだか、解んないっしょ?』

シューヘー『そうだね。』

タジ『今、カメラに映ってる以外の所めっちゃ汚ねぇのww』

シューヘー『wwwそう。めっちゃ汚いんだよね。

"朝倉(あさくら)ツインズ"って、クリエイターさんが居て』

タジ『常に、クラッカーとかビリビリペンとか持ってるヤバイ双子なwww』

シューヘー『ヤバイ双子www朝倉さん達がさ俺ら打ち合わせしながら、飯食ってたら乱入してくんの!』


タジ『うぃ~す。って、挨拶しに来た感じでな』

シューヘー『パーティー用の巨大クラッカー2発ならすし、

サイン書いてくれって渡されたペンはビリビリペンだし』

タジ『wwwお前、ペン渡された時の顔ヤバかったwww』

シューヘー『当たり前だろ!俺、ビリビリ系とかほんっとーにダメだから。』

タジ『それにさ、シューヘー

お前、竜二さんに昼飯のローストビーフ丼半分以上食われたもんなww』


シューヘー『そーなんだよ!!あの人達、本当にヤバイから!』

シューヘー『人が食べてるお昼ご飯、奪い取って半分食べてんの。』

タジ『事務所の近くで売りに来てた、移動販売車の限定激ウマローストビーフ丼な。』








「ちょっと待って!!」

大きな独り言がキッチンに響く


とりあえず、動画一時停止して…

今、あたしの見間違えじゃなかったら、あたしの好きな動画クリエイターがGooDay(うち)のお弁当食べてるよね!?


明日販売する、お弁当の仕込みの合間に更新されたばっかりの夕凪ORANGEの動画みたら、めちゃくちゃ嬉しいんだけど!


ちなみに

夕凪ORANGEは、大学時代のお笑いサークルの2人で組んだ動画クリエイター。

ひょろ長体型でスポーツマンのシューヘー

ガッチリ体型で大食いのタジ

この2人でおバカ動画だったり、ためになる実験系だったり。幅広い動画投稿してて、好きなクリエイターさんなんだけど…。



多分、昨日2人でさくら広場に買いに来てくれたからその時かなぁ…


「よし!元気出た!残りの仕込みも頑張りますか!」

ってまた大きい独り言を言って

テンションが上がったあたしは、残りの仕込みも終わらせて明日の販売に備えることにした。





あの動画が投稿された次の日のお昼いつも通りに、さくら広場にフードトラックを停めてお弁当を売ってたら、

夕凪の2人がカメラ持ちながら、喋ってるのが見えた。


「なーシューヘー。俺、超腹へったんだけど。」


「さっき昼食べたばっかりじゃん。どれだけ食べるんだよ!」


「うわっ!マジかよ!【唐揚げBOX新発売】だってさ!」

うちの看板をみたタジくんが、カメラを持ったままこっちに足早に移動してる。

「まてよ!タジ!カメラ持ってくなって!」


「NGだったら後で編集すりゃいいじゃん!」

全速力のタジくんがキッチンカーの前にたどり着いた。


「ハァ…ハァ。唐揚げBOX1つ有りますか?」

「…ありますよー。って言うか、息整えてからで大丈夫ですよ?」

しっかりカメラを下に向けて映さない様にするのは、さすがプロだなぁ…


「…タジ、お前…本当に食べ物の事になると足速いな。」

シューヘーくんが追い付いてて、片手にはもう1台のカメラが握られてる。


「すいません、急に。俺たち動画クリエイターで、動画撮ってるんですけど、店員さんとお店映しても大丈夫ですか?」

シューヘーくんがあたしに、申し訳なさそうに聞いてきたけど、

『当たり前じゃん!!夕凪大好きだから、全然大丈夫だよ!』って言いたいのを我慢して、


「映しても、全然大丈夫ですよ。」

あくまで平然とした顔で答えてみた。


「良かった~。」

シューヘーくんが、ほっとした顔をしてる。


「すみません…唐揚げまだっすか?」

タジくんが我慢しきれない表情で話しかけてきた。


「ww唐揚げ、どんだけ食べたいんだよww」


はぁ…幸せなんだけど。


「今日は、どんな動画撮ってるの?」思わずポロっと言葉が出ちゃった。


「えっ!? 俺たちの事知ってるんですか!?」

シューヘーくんが一気に笑顔になった。


「うん。夕凪ORANGEのタジくんと、シューヘーくんでしょ?…はい。唐揚げBOX。」


「そうっす!ってか、シューヘー、この唐揚げめっちゃ旨そう!!」


「wwタジお前俺たち知ってる人より唐揚げかよww」


「匂いがもう、旨そうなんだけど」って、お金を払う前に、タジくんが素手で熱々の唐揚げを頬張った。


「このタイミングで食べるなよwwまず、お金払えって!」シューヘーくんがツッコミを入れる。


これこそ、夕凪の面白い所なんだよね。



「ヤバッ!熱いけど、超旨い!」

タジくんの食べっぷりは、みてるこっちも幸せになってくる。


「いいから、お金払えって!…いいや。とりあえず、俺が払っとくから食べてていいよ…350 円ぴったりあるんで。」

シューヘーくんが財布からお金を出した。


「300円でいいよ。サービスで」これだけ、いい思いしてるから、50円ぐらいオマケさせて!


「いやいや。店員さん!350円で売ってるですから、正規の値段とってくださいよ!」

シューヘーくんは50円玉を財布にしまいそうにない。


「この前、朝倉ツインズに食べられちゃった分の、値引きだからww」


「めっふゃ、みふぇくれてる…じゃないっすか!」

やっぱり、唐揚げを頬張りながら、喋るタジくん。


「wwwめっちゃ、見てくれてるな。wwwだから、食べながら喋るなよ…」


「っていうか、シューヘー今回の動画これでいいんじゃね?これで動画1本作れるでしょ。」


「まぁな。でも、普通に企画やろうぜ。」

って言いながら、シューヘーくんは、BOXについてるミニフォークを使って、1つ唐揚げを口に放り込んだ。


「俺の唐揚げ、食べるなよ!」

タジくんはBOXを小脇に抱えてシューヘーくんから、守り抜こうと必死。


「wwお前のじゃないからな。そのお金払ってるの俺だから!」

そんな、2人を見て思わず、いつも動画をみてるテンションで笑ったら…。


「めっちゃウケてる!」

「こんな、感じで見てくれてるんだな。」

って2人の視線がこっちに向いてるんですけど!?


「とりあえず企画なんで

…店員さん改めて聞きますけど…俺たち"夕凪ORANGE"の事知ってます?」

シューヘーくんがキリッとした顔で聞いてきた。


「うん。毎回、動画楽しみに見てるよ!」


「ちなみに…なんすけど、OLとかじゃないっすよね?ww」


「うん。一応、仕事で言うなら、このフードトラックの経営者かな?」


「変化球きたwwそりゃそうだけどww」


「そうですよねー。じゃあ…動画のファン登録数50万件突破記念で、俺たちと同じ世代のOLとか、サラリーマンの視聴者探してるんですけど、見つかると思います??」

急にぶっ飛んだ質問だけどこれ今回の企画だよね?


「wwシューヘー。自信無いからって視聴者さんに聞くなよww」


「だって、1時間ぐらいで探さなきゃいけないんだぞ!むずかし過ぎるだろ。」


そういう事ね…記念企画か~

「居ると思うよ、同世代。

OLじゃないけど、あたし夕凪の2人と同い年だし。」

同い年って知って本当にびっくりしたなぁ…


「どんだけ、奇跡起きるんだよ!店員さん最強じゃないですか!?」


「やっぱり、これで1本動画作るしかないじゃんww

【同世代の視聴者探したら、奇跡起きた】だなww」


「だなww」



「…っと。店員さんありがとうございました!」

何秒か間が空いて、シューヘーくんがカメラを下に向けながら会釈した。


「エンディングは、俺たちだけで撮るよな。」

「そうだな。」

こんな2人の会話を聞けるのも、動画に協力したからだな~なんて嬉しくなってると…


「動画アップするとき、お店の宣伝とか、説明欄に載せても大丈夫ですか?」

シューヘーくんがメインで編集担当だからこう言うのも気にするんだね。


「全然、大丈夫!」

って言いながら、ペットボトルに入ったお茶2本とさっきの50円玉 店のチラシを入れた袋をタジくんに渡した。

「なんすか?これ。」

タジくんがキョトンとしてる。

「差し入れ。この後も撮影頑張ってね。」


「いいんすか??」


「いいの、いいの♪夕凪の2人に会えて嬉しいし。」


「本当にいいんですか?」


「シューヘー。くれる物は貰っとこうぜww」


「じゃあ、遠慮なく戴きます。また、動画アップする日決まったら、このチラシのメールに連絡するか、TwitterでDM送ります。

本当にありがとうございました!」


2人はお辞儀をして去っていった。








…その何日か後


動画効果でお客さんが増えたのは、言うまでもないけどね。

掛け合いの部分を書くのが楽しすぎて、

3000文字越えの作品になりましたね!


動画クリエイターって、まぁ

YouTuberの事ですね。

夕凪ORANGEのイメージは、好きなクリエイターさんたちを何組か混ぜた感じですね。

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