続 キッチンGooDay
キッチンGooDay の続編です!!
前話の予告通りに、動画クリエイターの話を書いてみました!
製作キーワード
動画クリエイター×視聴者
シューへー『どうも!夕凪ORANGEシューヘーです!』
タジ『タジでふ。よろふぃくお願いしまふ!』
シューヘー『モゴモゴ言ってるしww
なんで、食べながらあいさつすんの??』
タジ『だって昼飯食うタイミングなかったじゃん。』
シューヘー『だからって、カメラ回す直前まで食べてるの、おかしくない?』
タジ『事務所の会議室、使える時間限られてるしさ。』
シューヘー『確かにな。』
タジ『それに、あんなに散らかされて動画撮れないでしょww』
シューヘー『ww確かにな』
タジ『動画みてる視聴者さんには、なにがなんだか、解んないっしょ?』
シューヘー『そうだね。』
タジ『今、カメラに映ってる以外の所めっちゃ汚ねぇのww』
シューヘー『wwwそう。めっちゃ汚いんだよね。
"朝倉ツインズ"って、クリエイターさんが居て』
タジ『常に、クラッカーとかビリビリペンとか持ってるヤバイ双子なwww』
シューヘー『ヤバイ双子www朝倉さん達がさ俺ら打ち合わせしながら、飯食ってたら乱入してくんの!』
タジ『うぃ~す。って、挨拶しに来た感じでな』
シューヘー『パーティー用の巨大クラッカー2発ならすし、
サイン書いてくれって渡されたペンはビリビリペンだし』
タジ『wwwお前、ペン渡された時の顔ヤバかったwww』
シューヘー『当たり前だろ!俺、ビリビリ系とかほんっとーにダメだから。』
タジ『それにさ、シューヘー
お前、竜二さんに昼飯のローストビーフ丼半分以上食われたもんなww』
シューヘー『そーなんだよ!!あの人達、本当にヤバイから!』
シューヘー『人が食べてるお昼ご飯、奪い取って半分食べてんの。』
タジ『事務所の近くで売りに来てた、移動販売車の限定激ウマローストビーフ丼な。』
「ちょっと待って!!」
大きな独り言がキッチンに響く
とりあえず、動画一時停止して…
今、あたしの見間違えじゃなかったら、あたしの好きな動画クリエイターがGooDayのお弁当食べてるよね!?
明日販売する、お弁当の仕込みの合間に更新されたばっかりの夕凪ORANGEの動画みたら、めちゃくちゃ嬉しいんだけど!
ちなみに
夕凪ORANGEは、大学時代のお笑いサークルの2人で組んだ動画クリエイター。
ひょろ長体型でスポーツマンのシューヘー
ガッチリ体型で大食いのタジ
この2人でおバカ動画だったり、ためになる実験系だったり。幅広い動画投稿してて、好きなクリエイターさんなんだけど…。
多分、昨日2人でさくら広場に買いに来てくれたからその時かなぁ…
「よし!元気出た!残りの仕込みも頑張りますか!」
ってまた大きい独り言を言って
テンションが上がったあたしは、残りの仕込みも終わらせて明日の販売に備えることにした。
あの動画が投稿された次の日のお昼いつも通りに、さくら広場にフードトラックを停めてお弁当を売ってたら、
夕凪の2人がカメラ持ちながら、喋ってるのが見えた。
「なーシューヘー。俺、超腹へったんだけど。」
「さっき昼食べたばっかりじゃん。どれだけ食べるんだよ!」
「うわっ!マジかよ!【唐揚げBOX新発売】だってさ!」
うちの看板をみたタジくんが、カメラを持ったままこっちに足早に移動してる。
「まてよ!タジ!カメラ持ってくなって!」
「NGだったら後で編集すりゃいいじゃん!」
全速力のタジくんがキッチンカーの前にたどり着いた。
「ハァ…ハァ。唐揚げBOX1つ有りますか?」
「…ありますよー。って言うか、息整えてからで大丈夫ですよ?」
しっかりカメラを下に向けて映さない様にするのは、さすがプロだなぁ…
「…タジ、お前…本当に食べ物の事になると足速いな。」
シューヘーくんが追い付いてて、片手にはもう1台のカメラが握られてる。
「すいません、急に。俺たち動画クリエイターで、動画撮ってるんですけど、店員さんとお店映しても大丈夫ですか?」
シューヘーくんがあたしに、申し訳なさそうに聞いてきたけど、
『当たり前じゃん!!夕凪大好きだから、全然大丈夫だよ!』って言いたいのを我慢して、
「映しても、全然大丈夫ですよ。」
あくまで平然とした顔で答えてみた。
「良かった~。」
シューヘーくんが、ほっとした顔をしてる。
「すみません…唐揚げまだっすか?」
タジくんが我慢しきれない表情で話しかけてきた。
「ww唐揚げ、どんだけ食べたいんだよww」
はぁ…幸せなんだけど。
「今日は、どんな動画撮ってるの?」思わずポロっと言葉が出ちゃった。
「えっ!? 俺たちの事知ってるんですか!?」
シューヘーくんが一気に笑顔になった。
「うん。夕凪ORANGEのタジくんと、シューヘーくんでしょ?…はい。唐揚げBOX。」
「そうっす!ってか、シューヘー、この唐揚げめっちゃ旨そう!!」
「wwタジお前俺たち知ってる人より唐揚げかよww」
「匂いがもう、旨そうなんだけど」って、お金を払う前に、タジくんが素手で熱々の唐揚げを頬張った。
「このタイミングで食べるなよwwまず、お金払えって!」シューヘーくんがツッコミを入れる。
これこそ、夕凪の面白い所なんだよね。
「ヤバッ!熱いけど、超旨い!」
タジくんの食べっぷりは、みてるこっちも幸せになってくる。
「いいから、お金払えって!…いいや。とりあえず、俺が払っとくから食べてていいよ…350 円ぴったりあるんで。」
シューヘーくんが財布からお金を出した。
「300円でいいよ。サービスで」これだけ、いい思いしてるから、50円ぐらいオマケさせて!
「いやいや。店員さん!350円で売ってるですから、正規の値段とってくださいよ!」
シューヘーくんは50円玉を財布にしまいそうにない。
「この前、朝倉ツインズに食べられちゃった分の、値引きだからww」
「めっふゃ、みふぇくれてる…じゃないっすか!」
やっぱり、唐揚げを頬張りながら、喋るタジくん。
「wwwめっちゃ、見てくれてるな。wwwだから、食べながら喋るなよ…」
「っていうか、シューヘー今回の動画これでいいんじゃね?これで動画1本作れるでしょ。」
「まぁな。でも、普通に企画やろうぜ。」
って言いながら、シューヘーくんは、BOXについてるミニフォークを使って、1つ唐揚げを口に放り込んだ。
「俺の唐揚げ、食べるなよ!」
タジくんはBOXを小脇に抱えてシューヘーくんから、守り抜こうと必死。
「wwお前のじゃないからな。そのお金払ってるの俺だから!」
そんな、2人を見て思わず、いつも動画をみてるテンションで笑ったら…。
「めっちゃウケてる!」
「こんな、感じで見てくれてるんだな。」
って2人の視線がこっちに向いてるんですけど!?
「とりあえず企画なんで
…店員さん改めて聞きますけど…俺たち"夕凪ORANGE"の事知ってます?」
シューヘーくんがキリッとした顔で聞いてきた。
「うん。毎回、動画楽しみに見てるよ!」
「ちなみに…なんすけど、OLとかじゃないっすよね?ww」
「うん。一応、仕事で言うなら、このフードトラックの経営者かな?」
「変化球きたwwそりゃそうだけどww」
「そうですよねー。じゃあ…動画のファン登録数50万件突破記念で、俺たちと同じ世代のOLとか、サラリーマンの視聴者探してるんですけど、見つかると思います??」
急にぶっ飛んだ質問だけどこれ今回の企画だよね?
「wwシューヘー。自信無いからって視聴者さんに聞くなよww」
「だって、1時間ぐらいで探さなきゃいけないんだぞ!むずかし過ぎるだろ。」
そういう事ね…記念企画か~
「居ると思うよ、同世代。
OLじゃないけど、あたし夕凪の2人と同い年だし。」
同い年って知って本当にびっくりしたなぁ…
「どんだけ、奇跡起きるんだよ!店員さん最強じゃないですか!?」
「やっぱり、これで1本動画作るしかないじゃんww
【同世代の視聴者探したら、奇跡起きた】だなww」
「だなww」
「…っと。店員さんありがとうございました!」
何秒か間が空いて、シューヘーくんがカメラを下に向けながら会釈した。
「エンディングは、俺たちだけで撮るよな。」
「そうだな。」
こんな2人の会話を聞けるのも、動画に協力したからだな~なんて嬉しくなってると…
「動画アップするとき、お店の宣伝とか、説明欄に載せても大丈夫ですか?」
シューヘーくんがメインで編集担当だからこう言うのも気にするんだね。
「全然、大丈夫!」
って言いながら、ペットボトルに入ったお茶2本とさっきの50円玉 店のチラシを入れた袋をタジくんに渡した。
「なんすか?これ。」
タジくんがキョトンとしてる。
「差し入れ。この後も撮影頑張ってね。」
「いいんすか??」
「いいの、いいの♪夕凪の2人に会えて嬉しいし。」
「本当にいいんですか?」
「シューヘー。くれる物は貰っとこうぜww」
「じゃあ、遠慮なく戴きます。また、動画アップする日決まったら、このチラシのメールに連絡するか、TwitterでDM送ります。
本当にありがとうございました!」
2人はお辞儀をして去っていった。
…その何日か後
動画効果でお客さんが増えたのは、言うまでもないけどね。
掛け合いの部分を書くのが楽しすぎて、
3000文字越えの作品になりましたね!
動画クリエイターって、まぁ
YouTuberの事ですね。
夕凪ORANGEのイメージは、好きなクリエイターさんたちを何組か混ぜた感じですね。




