表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/54

三英戦吕布

稲妻渚、呂布との死闘


稲妻の青と黄金が織りなす渚で、波がリズミカルに砂浜を打ち寄せ、遠くの緋桜の木がそよ風にそっと揺れている。趙雲は白銀の光り輝く鎧を身にまとい、銀色の長槍が日光の下で冷たく輝いていた。張飛は荒々しい髭を生やし、丈八蛇矛を手にし、怒涛の勢いを醸し出していた。関羽は顔が枣のように赤く、美しい髯がなびき、青龍偃月刀は凛とした殺気を放っていた。三人は三角形の陣形で呂布をぴったりと包囲した。


呂布は赤兎馬にまたがり、方天画戟を手に、髪を束ねた金冠を戴き、威風堂々として、まるで戦神が降臨したかのようだ。「フン、お前ら三人だけで俺を止められるとでも思うのか?」呂布は口元を上げ、わずかな侮蔑の冷笑を浮かべた。


「呂布、今日がお前の命日だ!」張飛が真っ先に攻撃を仕掛け、どなりつけるように一声を上げ、猛虎が山から下りてくるように呂布に突進し、丈八蛇矛で呂布の喉元を突き刺した。呂布はあわてる様子もなく、そっと身をかわし、方天画戟で張飛の攻撃を防いだ。金属同士の激突音が耳をつんざかせた。


趙雲は隙を見て側面から攻め寄せ、銀槍が白蛇が舌を出すように呂布の急所を突いた。呂布は反応が極めて速く、戟を振りかざして防ぐと同時に、赤兎馬が一声嘶き、前蹄を高く挙げて趙雲を蹴りつけた。趙雲は身をひらりとかわし、巧みに避けた。


関羽は青龍偃月刀を振り回し、黒い稲妻のように背後から呂布を斬りつけた。呂布は勢いよく振り返り、方天画戟を上に跳ね上げ、関羽の致命的な一撃を防いだ。「カーン」という大きな音と共に、火花が散った。


戦いは白熱化し、三人は息の合った連係で、四方八方から呂布に攻撃を仕掛けた。しかし呂布は余裕を見せ、方天画戟を隙間なく振るい、三人の攻撃を一つ一つかわしていく。


「ハハハ、この程度の腕前か?」呂布は豪快に笑いながら、攻撃の勢いを強めた。彼の攻撃は嵐のように激しく、三英は次第に太刀打ちできなくなっていた。


張飛は焦り、攻勢をますます激しくしたが、そのために隙を見せてしまった。呂布は好機を見計らい、方天画戟で勢いよく張飛を突き刺した。張飛は避けきれず、戟の先に腕を切り裂かれ、血が流れ出した。


「翼徳!」関羽と趙雲は驚き、すぐさま駆けつけて救援した。しかし呂布はその隙に攻撃を加え、三人を数歩後退させた。


関羽の顔は険しく、今日強敵に出くわしたことを悟っていた。「子龍、翼徳、侮ってはならない。じっくり計画を練る必要がある」


趙雲はうなずき同意した。「関将軍のおっしゃる通り、呂布は武芸が極めて高く、むやみに攻撃してはならない」


張飛は不満そうだったが、今は衝動的になってはいけないと分かっていた。「フン、呂布、今日はとりあえず逃がしてやる。改めて必ず決闘し、一死を賭けて勝負をつけてやる!」


三人は支え合いながら、ゆっくりと渚の方へ後退していった。呂布は彼らの背中を眺め、大いに笑った。「次は、こうも簡単に逃がしはしないぞ!」


この戦いは稲妻軍の士気を低下させただけでなく、全世界に呂布が無敵の存在であることを示した。この銀河無敵の戦神に、勝てる者は一人もいないのだろうか。


夕陽の残照が渚に降り注ぎ、三英の姿を長く伸ばした。この戦いは敗北に終わったものの、彼らの勇猛果敢さは、この異国の渚に忘れがたい一ページを刻んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ