表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

雲の上はいつも晴れ

作者: GONJI

今朝6時頃に、南側にある3階のベランダの窓を開けて外を眺めました

開ける前から何やらまだ暗いのか?なんて感じたのですが、冬至まであと少しあるし6時なら明るいはずやねんけどなぁ・・・なんて思いながら開けたのです

正面には大きな2階建ての家があり、その向こうはこの家がオーナーのコインパーキングがあり、さらにその向こうの道を挟んだ先に鉄筋コンクリート製の4階建ての小学校の校舎がドデンと壁のように左右に広がっているのですが、その校舎の上の空を見る


なんと!

正面から右側(西側)が一面真っ黒な雲に覆われていたのです

そりゃ暗いはずや・・・

ところが左側(東側)は晴れているのです

ちょうど、我が家を境目のポイントにでもしたような晴れ&曇りの空でした

こんな空は初めてで不思議やよねぇ・・・なんて考えていました


真っ黒な雲を見るといつも空を飛んだ時のことを思い出すのです



と言っても飛行機に乗ってですけどね(笑)

大阪の伊丹空港から愛媛県の松山空港へ行くのに昔はあの有名な国産飛行機であるYS-11というプロペラ機が飛んでいました

YS-11だけを見るとその大きさは小さいなんてあまり思わなかったのですが、747・・つまりジャンボジェット機の横を移動するYS-11を見た時に、あれはミニチュアのおもちゃか?とにやけてしまうぐらい大きさが違うと思ったことがありました


まあ、行先も松山空港までなので、上がったなぁと思ったらもう降下するなんてことになっていました

それでもYS-11の時には50分はかかっていたので、確かジュースぐらいは飲めましたかね?

それがジェット機の737になってからは45分となり機内サービスは飴ちゃんだけになったのを覚えています

今は自家用車を運転して行くので、飛行機に乗ることも無くなりました


ところが、初めて沖縄の那覇空港まで行った時です

2時間30分のフライトでしたっけねぇ?

その日の大阪の空は生憎のどんよりした雲が覆う雨の日でした

薄暗いなか飛行機は離陸しました

暫くすると雲の中へ突入し、窓からは雲しか見えなくなりました

さらに暫くすると今度は雲の上に出たのです

あらまぁ!


なんということ!

下には雲海が広がり、その上は雲一つない晴天の青空でした

へぇ~当たり前なのかもしれないけど、雲の上ってこんなんなんや!

青さも地上で見るより少し薄くピーカンの空って言うやつですかね

素晴らしい!


しかし、お天道様がギンギラギンでして、これまた見たこと無いような強い熱波と言いますかね?

もう、太陽が照らす光を浴びすぎて痛いぐらいにきついのですね

空気も薄いのでほんと光はガンガン通り抜けているのがよく解りました


さて、この日の沖縄地方は生憎の曇りでした

那覇空港への着陸態勢に入り降下する時、また雲の中を通り抜けて行き、周りは雲しか見えなくなりました

そして雲の下に出たら、大阪とは全然風景は違いますが、やっぱりどんよりとした天気でした


雲の下で人間は悶々と空を見上げて過ごしている時も、雲の上では晴れ晴れした空間が広がっている

いつか天に召されたらあんなところに行くのだろうか?

天国とは雲の上にある世界なんだな!

と、しみじみ思ったわけです


残念ながら私がそこへ行けるかどうかは解りませんけどね

でも、こんな所やでぇ!と社会見学をさせていただいたと思っています


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ