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土地神様は吸血鬼  作者: 大介
第4章 神国シャーロット

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ジェラルヴィーネ 反省と救出

私は世界を見て不幸な人を探し状況を把握しようとしていた。

そればかりで、孤児院の状況が見えていなかった…。


大人たち全員が気を使って対応している。

子供たちが小さな子と接触させないように囲んでいる。


一番の楽しみである学校で鬼ごっこする事も止めている。

孤児院全体が今回助けた子を救う為に動いているのがよく分かった。


この状況でたくさんの子を救いたいと喚いている国長。

最低な国長だよ…。


国を見ればすぐに分かる事だよ。

感情を把握しなくても自分の目で直接見ればいいだけ。


孤児院の大人たちに頼らずにたくさんの子供を救う方法。

自分で救うと言っていたのに、そんな方法は無いと思ってしまう。


奴隷の大人に命令した場合。

環境が改善された事に感謝して子供を世話すると思う。


それが長く続くだろうか?

孤児院の形が歪められる可能性が高い。


私たちの力を知ってしまった大人を信用するのは難しい。

母さんの記憶でも、私が経験した事でもそれは分かっている。


カーリンは母さんを尊敬するように育てる。

それが途轍もなく大きい。


この国が孤児院を基軸にできるのもそれがあるから。

孤児院の卒業生は母さんに甘えない。


母さんに縋り付かない。

私たちの力に頼ろうとしない。


カーリンだからこれだけの人数を助けられている。

他の大人たちでも母さんに甘えないように教育するけれど、多くの子の世話はできない。


やはりカーリンの教育方法を知っている孤児院の卒業生に任せるのが確実。

それ以外に何も思い付かない…。


世界を見ている私を止めたいから母さんは言ったのかな?

見るのを止めたら助けたいと強く思わなくなった。


当初の目的はゴロゴロできる国作りだったはず。

子供を救う国に変更したのは私だよ…。


孤児院の環境を維持したままで多くの子を救う方法はあるのかな?


孤児院に多くを求め過ぎている。

それだから、何も見付からない。


普通の大人が孤児院で子供を世話するのは難しいと思う。

過酷な環境を経験している子供が秘儀を鍛える。


他の子供たちが異常だと思える覚悟で…。


孤児院の大人たちは、その子供の覚悟を超えている。

だから、子供たちは信用できるのだと思う。


心を開いて接する事ができるのだと思う。

秘儀は母さんに対する思いに直結するから。


子供たちは無自覚に秘儀で大人を見極める。


私は犯罪者と孤児院の動きを見続けた…。

助けた子供たちが学校に通えるようになったのは一月後。


この期間が長いのか短いのか私には分からない。

今まで何も見ていなかったから…。


でも、母さんがあれ程に怒るという事は長いはず…。

もし120人連れてきていたら孤児院は崩壊したかもしれない。


多くの子を救う方法はある。

だけど、この国に住むのは難しい。


私はこの国の孤児院で多くの子を救いたいと思っていた。

でも、救った子が裏切るような行動だけはして欲しくないから。


人を救うのは簡単ではない。

母さんの言った通りだよ…。


連れてきた子が学校に通うまで考え続けたけど答えは出なかった。


「母さん、多くの子の命を救う事はできるけど、この国の国民にする事はできない。私は多くの子を救ってこの国で幸せに暮らして欲しかった…。でも、それは無理だと判断したよ」

「そうだね。隣に救った奴隷の国を作って子供を助ける事はできるけど、この国との差に恨みを持つかもしれない。大人の奴隷を救って子供たちを世話させる事は可能だけど、最初は救われた事に感謝して世話するだろうけど、時間の経過でどうなるのか分からない。そして、一番の問題が子供は学校に通う。学校に通った子供は秘儀を覚える。私たちが救った子供の努力は他の子供とは違う。その子供たちが信頼できる大人である必要がある。そして、孤児院は子供を世話しているだけではなく教育もしている。私たちを尊敬するように育てる。眷属であればほとんどの条件を満たせるけど、一番大切な子供の心を見ない。秘儀を覚えた子供が他の孤児院との差に恨みを持つかもしれない。不安材料だらけだよ。問題は何も起きないかもしれない。でも、問題が起きる可能性のある事をする必要は無い。見えない人の命は見えている人の命よりも軽い。奴隷や不幸な人が善だとは限らない。大きな枠に入れては駄目だよ」


分かっていた事なのに…。

王族や貴族を消しても奴隷はなくならない。


奴隷が王族や貴族になって新しい奴隷を生む。

自分が奴隷だったから奴隷を廃止するという考えを持たない。


奴隷を使える立場になった事を喜ぶだけ。


そして、この世界には種族格差がある。

どれだけ努力して国を発展させても、力のある種族の気まぐれで滅びる。


力が絶対の世界。

叔母さんは人間や獣人にそれを教えようとしたけど、世代が代わるだけで薄れる。


人間や獣人などの短命種は伝説だと考える。

長命種は隠れる事を選択する。


世界が発展する訳が無い。


この国は母さんがまとめている。

本来は共存できない種族が集まった多種族国家。


土地神様が全てを包んでいるから安心して生活している。


母さんは優しくて厳しい。

必ず機会を与えて更生を促す。


それを無視するらなら飛ばすか殺す。

努力している人は、それを見て更に安心する。


娘の私を飛ばしたり殺したりはしない。

だけど、国の崩壊を感じたら必ず止められる。


今回も私の思いは止められた。

そして、それは正しかったと認識させられた。


母さんは国の事を考え続けている。

私は不幸な子供を探していただけ。


どちらが国長か分からないよ。


私は世界を見ているのが当たり前だと思っていた。

生まれた時から見続けてきたから。


精霊と一緒だと言われる訳だよ。


それは違うと教えてくれたのだと思う。

私は神国シャーロットの国長なのだから。


国を守れる範囲を見ていればいい。

広く見たとしても中央大陸だけで十分。


「母さん、国長として何をすればいいのかな?分からなくなっちゃったよ」

「不幸な子を助けに行くんでしょ?子供が最優先の国じゃないの?」


「一月見続けたよ。私が連れてきた事で物凄く負担を掛けている。楽しみまで奪ってしまっている。迷惑な国長だよ…」

「それは違うよ。ヴィーネ、不幸な子を助ける事は間違っていないよ。孤児院に負担を掛けなければとても素晴らしい行為だと思う。孤児院は大きな家族なんだよ。新しい子が入ったら一丸となって協力する。今回が初めてじゃない。私が連れてきた時から続いている。あと少しは救えるよ。どこに行こう?」


そうだったんだ…。

私が見ていないだけで孤児院はそのように動いていたんだ。


あと少し救える…。


孤児院に負担を掛けなければいいんだ。

カーリンや子供たちの様子を把握していれば問題ない。


助ける時だけ世界を見よう。

そうすれば、孤児院の様子を見忘れる事は無いから。


「今から不幸な人がいる場所を見てみるよ。これからは、助けに行く時だけ世界を見る事にする」

「そうだね。それでいいよ。ヴィーネは世界の監視者じゃない。神国シャーロットの国長だからね」


世界を久しぶりに魔力で覆う。

人々の感情が雪崩れ込んでくるようだ。


これは駄目だ…。

母さんが本気で止めた理由はこれだったんだ。


この状況で国民を見ている事なんてできない。

国は幸せな人で溢れているから犯罪者以外の感情を除外してしまう。


他国の不幸な人を注目してしまう。


生まれた時から当たり前だったから気付けなかった。

一月の間止めていたから気付けた。


戦争を止め、犯罪を止め、国民の把握まで止めてしまっていた。

不幸な他国と比べると、この国は余りにも平和だから。


今の私では世界を見ながら国民の感情を細かく把握する事はできない。

だから、何度も問題を起こしてしまっている。


問題が起きる前に対処できなかった。

母さんの経験を活かせば国民の感情の動きである程度は把握できるはずだったんだ。


経験不足だと勝手に決めつけていた。

私は情報に押しつぶされていただけだったんだ。


「よく分かったよ。これで国長はできないね。母さんの経験を活かせないよ」

「そうだね。ヴィーネが成長すれば両立できるかもしれないけど今はまだ難しいと思う。それが分かっただけでも前進だね。どこに行くか決めた?」


絶対に違うよ…。

私の欠点に気付いていて、それが大問題に発展しそうになったから気付かせたんだよ。


小さな問題だったら経験として済ませるつもりだった。

だけど、国の崩壊に繋がる事をしようとしていたから気付かせた。


今の私では力に翻弄されるだけだから。

失敗を何も活かせていないから。


自分の欠点に何度も気付く機会はあった。

でも、世界を見ているのが当たり前だという固定観念が邪魔だったんだ。


私が移住させた住民は飛ばされた。

国長が問題を国に持ち込み続けるなんて馬鹿だよ。


理由は分かったから同じ失敗はしない!

行く国は一月前から決めていたからそこに行こう。


南東大陸の国。

何をしているのか予想はついている。


「決めてあった国があるからそこに行こう。転移魔法(テレポート)


一見すると普通の国。

山が近くにありドワーフとも交流している。


叔母さんの記憶だとね…。


「母さん、この国を見てどう思う?」

「奴隷を使っているのは他国と一緒だね。でも、何かに怯え続けているような雰囲気だね。お城の中は安心しているようだけど、平民の人も不安に感じている。近くに人を食べる種族がいるのかな?お城を襲わない条件として生贄を要求されているとかかな?」


意味が分からないよ…。

感情把握で怯え続けているなんて分かるの?


「何で分かったの?おかしいよ!」

「だって離れた場所に怯えている人が固まっているから。この国の奴隷を助けに来た訳じゃなくて食べられそうな人を助けに来たんでしょ?」


なるほどね。

大陸全土を把握していたんだ。


私が城に転移(テレポート)せずに上空にいるのも不自然だよね。


「その通りだよ。じゃあ、その人たちの集落に行こうか。転移魔法(テレポート)


ワイバーンと一緒で叔母さんはこの種族の族長にも注意したはずだけど。

檻に入れられているのは子供しかいない…。


「リザードマンみたいな人がいっぱいいるね。もしかしてリザードマンも人を食べるの?」

「似ているけど違うよ。サンドドラゴン。飛べないドラゴンだよ。言い付けを守らなかったみたいだね。叔母さんは本当に仕事してないよ」


リザードマンが2足歩行の蜥蜴なら、サンドドラゴンは2足歩行の鰐だね。

肌は砂色で硬質な棘が出ている。

頭は鰐だね。


家などを作ったりはしない。

そんな技術は無いし頭も悪いから。


集まって生活しているだけ。

族長が命令する階級社会だね。


ドラゴンだから食事は趣味の範囲。

叔母さんは人を食べる事を止めなかったけど、子供だけを食べる事は禁止にした。


何も話さないね…。

ああ、母さんが威圧していたよ。


「族長。竜王との約束を守らなかったね。子供だけを食べる事は許さないと言ったはずだよ。これは何?近くに短命種の国ができたから都合が良かったの?君たちは人を食べる必要は無いよね?君だけの好物?他の人が食べているようには見えない。何か言わないの?」

「ヴィーネ、殺して終わりでいいと思うよ。族長の為に用意されているようにしか見えない。念力(サイコキネシス)


母さんが強引に念力(サイコキネシス)で族長を引き寄せた。

全方位に威圧しているから誰も何も言えないし動けない。


動いたら殺されるだろうけどね。


「最初は人を攫っていたみたいだね。交渉を持ちかけたのは人からか…。最初は毎月5人。今は毎月10人まで増えているな。誰から食べようか楽しみだったみたいだな。ふーん、今月はまだ誰も食べていないのか。今月はお前だけだよ!闇魔法(リトルデスワーム)


「ぎゃぁー、うぎゃぁー・・・・」


最初の声が悲鳴だよ…。

ゆっくりと食べられているから終わりそうにないね。


母さんが木の檻を破壊した。

「ねえ、君たちはこれからどうしたい?元の国に帰りたい?私たちと一緒に来る?」

「連れて行って下さい…」

「一緒に行きたいです」


生贄に出された国には帰りたくないよね…。

両親もどう接すればいいのか分からない気がする。


「みんな一緒に行きたいみたいだね。連れて帰ろう。ヴィーネ、後処理お願いしていい?」

「国と大陸は脅しておくよ。母さんは先に帰ってて」


「お願いね。じゃあ、みんな行くよ。転移魔法(テレポート)


うーん…。

大陸脅すのって国長の仕事かな?


私が助けに行きたいと言ったから私の仕事だよね。

今回は色々と気付けたし文句は無しにしよう。


さっきから煩いな…。

でも、簡単に殺したら母さんに怒られそうだね。


沈黙(サイレンス)

静かに喰われていろ!


「ねえ、次の族長は誰?」

「私でございます」


「人を食べるなとは言わない。子供だけを食べるような事はするな」

「はい。食べるつもりはありません」


やはり族長だけだったみたいだね。

まあ、それなら問題ないね。


「じゃあ、頑張ってね。転移魔法(テレポート)


王の玉座の前に移動した。


いつも通りの王だね。


王冠をかぶるのは決まりなのかな?

部屋の赤い絨毯も決まりなのかな?


マントは赤か白のどちらかな気がする。


全体的に派手過ぎるよ…。

社が一番だね!


「やあ、サンドドラゴンの族長を殺してきたよ。君が契約したみたいだね」

「突然現れて不遜な態度だが族長を殺したのか。褒美を取らす。光栄に思うがよい」


はぁ、馬鹿だね。

念力(サイコキネシス)


馬鹿の記憶を覗く。

契約の関係者を把握した。


この国の重鎮といった顔触れだね。

10人だよ。


偶々かな?

召喚魔法(サモンマジック)


「君たちはサンドドラゴンに子供を引き渡す契約に関わった。私から褒美を取らす。光栄に思うがよい。闇魔法(リトルデスワーム)沈黙(サイレンス)


念話(テレパシー)

「この大陸にいる全ての人に話し掛けている。子供を生贄にしている国の王は消した。神国シャーロットの鉄槌だ。中央大陸の大きな木が目印だ。私たちを不快にさせるような事をしたら必ず殺す。肝に銘じておけ!」


念話(テレパシー)

「この国の国民に話し掛けている。王をはじめとする重鎮は殺した。子供をサンドドラゴンの生贄にしていたからだ。神国シャーロットの鉄槌だ。今から私は国に帰る。子供でこの国から出たい子は私に話し掛けて。一言だけでもいいから何か話し掛けた子は連れて帰るよ。10秒だけ待つから…」


11人ね…。

来月の生贄だったのかな?


召喚魔法(サモンマジック)


服装から見て奴隷だね。

親はいないのかな?


「やあ、君たちを生贄にしようとしていた王はそこに転がっているでしょ?情けない王だよ。戦って勝とうという気概が無いみたいだからね。さて、この国から離れる前に何か希望はあるかな?」

「どのような仕事をするのでしょうか?」


「仕事はしないよ。勉強して楽しい毎日を送るだけ。私たちの国に奴隷はいないから安心して。16歳になったら好きな仕事をすればいいよ。それまでは勉強して遊ぶだけだね。世界一幸せな国だと言われているよ。心配なら無理に連れていかないから大丈夫だよ。この国で生贄にされる事はもう無いと思うからね。他に質問はあるかな?」

「私は許されるのでしょうか?」


「君は奴隷の子たちと同じ努力ができるのかな?勉強と遊ぶだけとはいっても、勉強には段階があって奴隷の子は最難関の試験を合格する。君にその覚悟があるのかな?君に覚悟が無く努力を怠れば孤児院の子に殺されるよ。孤児院は過酷な環境を生きてきた奴隷だった子しかいない。甘えた子はいないよ。最難関の試験に合格できないような子は甘えたと認識される。君は助けを求めたから約束は守るよ。どうする?」

「行きます。全力で努力するので連れて行って下さい!」


「じゃあ、全員合意とするね。転移魔法(テレポート)


孤児院に移動した。


さて、世界を見るのを止めよう。

頭の中がスッキリした気分だよ。


孤児院は新しい子をお風呂に入れている所だね。

カーリンとチェルシーで行っているね。


念話(テレパシー)

「クリスティーネ。新しい子を連れてきたから外に出て来て」

「かしこまりました」


彼女なら話し相手にもなってあげられるはずだよ。

きっと大丈夫だと思う。


「お待たせしました」

「この子たちが新しい11人だよ。そして、この子は君と同じだね。相談に乗ってあげて」


「私と同じですか?そのような方が孤児院で働いているのですか?」

「孤児院で働く事は名誉な事ですよ。それに平等ですから階級はありません。差別と奴隷は禁止されています。あなたが私と同じであるならば肩書は捨てて下さい。あなたが勘違いしているように見えましたら記憶を消して飛ばしてもらいます。いいですね?」


「覚悟してここに来ました。勿論構いません!」

「だそうだよ。クリスティーネ、よろしくね」

「はい。お任せ下さい!」


クリスティーネの雰囲気が変わった。

魔獣見学を経験して成長したみたいだね。


「じゃあ、今日から楽しんでね。またねー。転移魔法(テレポート)


社に移動した。


「ただいまー。新しく11人連れてきたよ。王女も助けを求めたからクリスティーネに任せてきた」

「おかえりー。王女も連れてきたんだ。クリスティーネに任せれば大丈夫だね。あの子は物凄い努力しているから、同じ立場で甘えた人は許さないよ。甘えたら記憶を消して飛ばしてもらうと言ったでしょ?逞しくなったよね」


絶対におかしいよね?

結界解除して話を聞いていたのかな?


「母さん、寝る時は感情把握を切ってもいい?」

「いいよ。結界も私が維持するよ。この土地を守るのは土地神の仕事だからね。ヴィーネは国の発展と子供たちの事を考えてあげて」


母さんが結界を張ったのを確認してから結界を解除する。


「今日はもう寝ようよ」

「そうだね。子供も救出したし寝よう」


母さんが布団を敷いたらすぐに入る。

母さんがすぐに隣に入ってくれる。


「じゃあ、おやすみー」

「うん、おやすみー」


すぐに母さんに抱き付く。

私の一番大切で幸せな時間は世界に邪魔されていたと気付けた。

ヴィーネちゃんの大切な時間は不可侵になりました。

シャルが睡眠妨害を許しません!

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