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土地神様は吸血鬼  作者: 大介
第3章 神国シェリル

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閑話 マリアンネ クリスタの覚悟

クリスタはヴィーネ様に信頼されている。

それは間違いないと思うが…。


先程の会話の流れはクリスタがヴィーネ様を誘導している。

何故そんな事ができるんだ?


それは、シャーロット様まで巻き込んでも変わらない。

あくまでも目的は3人の殺害。


シャーロット様はクリスタの意見に納得しているようだったし、心配しているように見えた。

会話の内容は物騒だけど知らない人が見たら仲のいい3人にしか見えない。


分からない。

何故そんな事ができる!


考えていても埒が明かないだろう。

本人に直接聞くのが早いな。


「どうかしましたか?複雑な表情をしていますけど」

「クリスタはさっきの話のどこまでが本気だったんだ?」


「えっ?全部ですよ。ヴィーネ様に合わせましたけど、私の願いでもありましたからね。シャーロット様はヴィーネ様が殺しをすると悲しみますから私の責任で殺した方がいいのですよ」


ヴィーネ様に合わせた?

お前はヴィーネ様の気持ちが分かるのか?


それに、シャーロット様が悲しむから自分の責任で殺した方がいいとは何だ?

シャーロット様の気持ちまで分かっているのか?


「ヴィーネ様が3人を殺したいのを我慢していたけど、シャーロット様が悲しむから殺せない。だから、クリスタの責任にして殺したと言うのか?勘違いだったらどうするんだ?お前はお2人に3人を殺して欲しいとお願いしているだけになるんだぞ!」

「違っていても関係ありませんよ。私が殺したいのは事実ですから嘘は言っていません。お願いしても駄目ならそれで終わる話じゃないですか。どうしたんですか?」


どうしたのか聞きたいのはこっちの方だ。

違っても関係ないだと?


理解ができない。


「お前は自分の願いを、それも殺しをお2人に押し付けても何とも思わないのか?」

「はい。それが私の望みですからね。押し付けるつもりはありませんよ。お願いしているのは私なんですから、私が責任を負いますよ」


「お2人を不快にさせる怖さは無いのか?逆鱗に触れる可能性を考えないのか?」

「無いですよ。シャーロット様とヴィーネ様が不快に思う事なんて何か分かっていますから。もし不快にさせてしまったら怒られて終わりですよ。優しいですからね」


クリスタは確信している。

お2人の気持ちを理解していると。


そして、不快にさせた場合も確信している。

怒られて終わるだけだと。


それはクリスタだけに適用されるのか?

誰でもそう思ってもらえるのか?


「何故それが分かるんだ?お2人は神様みたいな存在なんだぞ。どうなるか予想できないだろ?」

「では、逆に聞きますけど、街長の時にあれだけシャーロット様に無茶なお願いばかりをしていたのに何故何も理解していなのですか?街長なら何をお願いしても怖くないのですか?」


痛い事を聞いてくるな。

私にとっても嫌な思い出だよ。


「区長たちの総意だから、住民の総意だ。私個人でお願いしている訳ではない。シャーロット様が住民に対して手荒な真似をする事は無いだろうと思っていただけだ」

「だから理解できないんですよ。総意と言って都合のいいお願いをしてきたじゃないですか。責任を有耶無耶にしていたから分からないんですよ」


「それはつまり、私の責任でお願いをしていたら理解できたという事か?」

「もっと分かりやすく言うなら、お願いを聞いているシャーロット様をちゃんと見ていたら分かったと思いますよ。笑顔だったでしょ?気持ちを考えた事はありますか?」


笑顔でお願いを聞いていたシャーロット様の気持ちだと…。

見ていて理解できるものなのか?


笑顔を見て安心していたんだぞ。


「笑顔の裏にどんな気持ちが隠れていたのかは分からない。お前は分かるのか?」

「区長会議でお願いされるのはシャーロット様にとって苦痛です。街の方針を決める場であり、お願いを決める場ではありません。区長たちが都合のいいお願いをするのを我慢して聞いていただけです。冒険者と獣人が街に入ってから区長会議が変わったんですよ。馬鹿共がお願いを決める場に変えたんです。街長になった時に違和感がありましたよね?人ができる事は人がするべき。シャーロット様は何度も言いませんでしたか?それを理解できないから選別を繰り返す事になったのです。住民に区長会議でシャーロット様にお願いをしていると言えましたか?」


何故区長会議を見た事も無いお前が的確に言い当てる事ができる。

それに、私が街長に選出された時に感じた違和感まで当てている。


違和感の正体が今分かるとはな…。

区長会議はシャーロット様にお願いする場だと住民が知ったら区長の選出ができない。


区長会議はできない。

古くから続く住民たちが絶対に許さない。

崇めている土地神様を区長たちが利己的に使っていたのだから。


クリスタの言う通りだろう。

冒険者と獣人が区長会議を変えたんだ。

街の方針を決める場をシャーロット様のお願いを決める場に。


そして、選別で冒険者と獣人の多くは消えた。

古くから続く住民たちは誰も消えていない。


「お前は外から見ていてシャーロット様の気持ちが分かるようになったのか?」

「はっきりと分かるようになったのは秘儀を教えてもらってからです。想像していた以上でした。私はシャーロット様が大好きなんですよ。だから、笑顔を奪う相手は殺したいんです」


「秘儀を覚えたらそこまで極端な思考になるのか?それとも極めたからそう思うのか?」

「誰も理解していないんです。教えても分からない。知っていても理解していない。秘儀の生まれた過程を知った時にシャーロット様がどういう考えをしていて、どういう人なのか分かりました」


秘儀が生まれた過程は秘儀を使えなくても知る事ができる。

住民のほとんどが知っているだろう。


それなのに、クリスタ以外誰も理解していないだと?

そんな馬鹿な話があるのか?


「理解していない私にも説明できるか?」

「できますよ。でも、それはできません。シャーロット様が望んでいませんから。皆が勘違いしている事を1つ教えてあげます。シャーロット様は私のように強くなって欲しいとは思っていません。今の子供たちより少し強くなればいいと思っているはずです。ですが、私はシャーロット様の思いを無視しました。許せないんですよ!秘儀の可能性も知らずに使っている人を見るのは。努力しない人なんてもっと許せません。討伐隊で教えてもらった時から努力を続けていた人は私しかいませんでした。だから、私が可能性を見せ付ける事にしたのです。そうすれば、どんな人でも自分の努力が足りていないと分かるでしょ?努力を続けるでしょ?でも、そんな私を見てシャーロット様は悲しんでいるんです。優し過ぎるんですよ!」


「つまり、それを話すと秘儀を極めてしまいシャーロット様が悲しむからか?」

「みんな勘違いをしていますね。シャーロット様はご自分が努力した姿を知られるのを嫌うからです。秘儀には関係ありません。特別な何かがあると考える。甘過ぎますよ!覚悟が足りない。鍛錬も足りない。想像力も足りない。何もかもが足りていないから私に追い付けないだけです。それなのに、近道を探そうとする。シャーロット様が命懸けで生み出した秘儀を命懸けで使っているのは私だけです。秘儀とは極めれば極める程に死ぬ確率が高くなる技術です。私を目指すのであれば、何かが足りなくても死にます。ですが、優しいシャーロット様は死なせてくれません。絶対に止められてしまう。それなら、私はシャーロット様に止められる訳にはいかないじゃないですか。絶対に失敗はできないんです。シャーロット様が私を止めた時、きっと秘儀を教えたのを後悔してしまいます。この技術が生まれた過程を知ったら絶対に無駄にはできないんです!後悔させる訳にはいきません。それが、シャーロット様の思いを無視して秘儀を追求した私の覚悟です。秘儀の話は誰にも話さないで下さいね。では、国防軍の隊長を頑張って下さい」


軽く頭を下げて去っていくクリスタを、見ている事しかできなかった。


何も言葉が出なかった。

国防軍の皆が秘密があると思い探している。

それを全否定され、死ぬ確率が上がる技術だと知ってしまった。


そこに思い至れなかった。


シャーロット様が命懸けで生み出した技術。

何故私たちは平気で使いこなせると考えるんだ。


簡単に強くなってしまうから勘違いするのか?

そのままの調子で強くなっていけると。

そのような技術、ある訳が無いのに。


それだから、秘密があると思い探すのか。

簡単に強くなれる秘密があると。


何て愚かなんだ…。


クリスタは秘儀を教えてもらった時に生み出す過程を正確に把握したんだ。

シャーロット様からしてみれば予想外に違いない。


命懸けだと簡単に言える過程では無いんだ。

だから、クリスタは全力で秘儀を鍛えた。

秘儀の可能性を無駄にしない為に。


死ぬ確率が上がっても鍛え続けた。


途轍もない覚悟と鍛錬と想像力が無いと駄目なんだ。

そこまで行き着いても死ぬ確率が高い技術である事は変わらない。

だから、シャーロット様はクリスタがたどり着いてしまった事を悲しんだ。


覚悟が足りない。

鍛錬も足りない。

想像力なんて無いに等しいだろう。


あそこまで話しを聞いておきながら分からないのだから。

秘儀を極めていくと何故死ぬ確率が上がるのか。

何故死ぬのかが分からない。


まるで話にならないな…。


誰にも言える訳が無い。

誰も死ぬとは思っていないのだから。

工夫すれば、秘密を見付ければ強くなると思っている。


シャーロット様とヴィーネ様がクリスタを認めている理由が分かった。

覚悟もシャーロット様に対する思いも全く違うんだ。


シャーロット様はクリスタを心配しつつ見守っている。

ヴィーネ様はシャーロット様が生み出した技術を命懸けで使い続けるクリスタを認めたんだ。


「聞いちゃったね。クリスタもお世話になった先輩だから教えたのかな?」


ヴィーネ様!

いつの間にいたのですか…。


「すみません。覚悟も無いのに秘儀の秘密を聞いてしまいました」

「クリスタの言った通り、誰にも言わなければいいよ。何も分からないでしょ?」


「はい。何も分かりませんでした…」

「クリスタが話した事は全部本当だよ。そして、それを実行し続ける覚悟は本物だよ。普通の人間だったら死んでいる。でも、クリスタの予想通り、死ぬ前に母さんが止める。そして、秘儀を教えた事を後悔する。クリスタは素直に死なせて欲しいと望んでいる。だけど、絶対に止められてしまう。だから、秘儀で死ぬ訳にはいかないと覚悟を決めている。その上で更に死ぬ確率を上げている。クリスタはまだ強くなろうとしている。どのくらい死ぬ確率があるかというと、空を見ながら歩いて石を踏んだら死ぬ。だから、死なないように桁違いの鍛錬を積む。空を見ながら足元にある石の位置が分かるようになるまで。もしもの時でも踏む直前に足が自然に止まるように」


鍛錬の量が桁違いだ。

目に見えないものを感覚で捉える。

そこまでやってもいないのに、何が秘密が隠されているだ。

クリスタの言った通り、何もかも足りないだけじゃないか。


「ちなみに秘儀は極める程死ぬ確率が上がるとクリスタは言ったけど、当然母さんがそんな技術を教える訳が無い。絶対に死なない到達点がちゃんとあるんだよ。母さんはそこを皆に目指して欲しかった。だけど、クリスタが歪めた。クリスタがいなければ全力鬼ごっこで私たちが魔力を人と同じ量に減らしても負けないのは、やっぱり2人が特別だからだと考えない?」


絶対に死なない到達点が用意されている?

クリスタが言っていたシャーロット様の思いを無視したとはそういう事か。


分かっていて何故それを歪めた?

クリスタのしている事が分からない…。


「間違いなくそう思います。お2人の強さは想像ができないのですから。しかし、クリスタが目の前で皆に見せてしまえば考え方が変わってしまう。そんな事が許されるのですか?クリスタはシャーロット様の思いを無視している。そして、それを分かっているのですよ?」

「そうなんだよね。クリスタは分かってて無視しているんだよ。それでも、母さんは止められない。クリスタをあそこまで追い詰めたのは自分の責任だと感じているから。秘儀を生み出す過程を完璧に把握されてしまったからね。それほど秘儀は重い技術なんだよ。そして、クリスタは母さんが優し過ぎると言っているでしょ?何でだと思う?」


シャーロット様が責任を感じてしまう程に秘儀を生み出す過程は過酷であり、知ってしまえば誰もがクリスタのようになってしまうのか?


私は本当に何も分からないな…。

確かにクリスタはシャーロット様が優し過ぎると言っている。


「思いを無視した自分を死なせてくれないからですか?勝手に追及した責任は自分で取ると言う事でしょうか?」

「違うよ。母さんが自分の思いを口に出さないからだよ。母さんがクリスタに秘儀の到達点を変えろと言った場合、クリスタはどうすると思う?絶対に変えるんだよ。つまり、クリスタは無言で母さんに訴え続けているんだ。優し過ぎるからもっと自分の思いを優先しろ。もっと自分を大切にしろとね」


秘儀の話ではなくなってしまっている。

これは、思いのぶつけ合いなのか?


シャーロット様に対してそんな事をしているのか?

私では話についていけない。


「困ってるね。まあ、秘儀による生死の話から思いのぶつけ合いになっているからね。母さんも私もクリスタも全部分かっているのが現状なんだよ。お互いを理解し過ぎてしまっているから何も言えなくなっているんだよ。相手の気持ちが分かってしまうのは結構辛いんだ。本来なら立場が弱いはずのクリスタは、覚悟を持って私たちと同じ位置まで来た。だから、私たちに遠慮しないし文句も言うし反論する。覚悟が皆とはかけ離れている。検問兵の時にクリスタがいたら私の目の前でも殺そうとする。私がいるから動けないなんて事は無い。彼女は自分の意志で動く。ただし、その起点は母さんだから。母さんの為を思って動く。私とクリスタの動く理由は一緒なんだよ。クリスタの方が動きが早いくらい。だから、私が結界を張るような場面もあった。まあ、勇者クリスタは結界を破ろうとしていたけどね。無茶苦茶でしょ?それが、クリスタという女の子だよ。もうすぐ孤児院で面白い事が起きるよ。聞いておく?」


話についていける訳が無かった。

まさか、お2人と同じ位置で会話をしていたとは。


どれ程の覚悟が必要なんだ?

お前をそれ程にしてしまう秘儀の生み出された過程。


お前との距離が遠過ぎる。


孤児院で面白い事ですか?

ここまで知ってしまったんだ。

聞いておいた方がいいだろう。


「はい。私の立場では知ってはいけない事まで聞いてしまったのです。教えて下さい」

「もうすぐカーリンが秘儀の到達点に気付く。レナーテもそうだね。彼女たちは母さんの信者だから、母さんの思いを無視できない。だから、無視したクリスタに怒る。その為にクリスタは言い続けてきた。自分は中立派。信者では私に勝てないと。カーリンはクリスタを叩きのめして母さんの信者だと認めさせたいんだよ。その為に母さんの思いを無視するのか諦めるのか。母さんを深く理解して、秘儀を徹底的に鍛えれば死なない到達点は誰でもたどり着けるんだよ。そして気付く。クリスタは母さんの思いを無視していて、死ぬ確率が余りにも高いとね。レナーテは絶対に母さんの思いを無視できないけど、カーリンならクリスタの領域に踏み込める。クリスタが無視した理由まで理解してしまうから。カーリンとクリスタの意地の張り合いだね。どちらが母さんの事を好きなのか争っているんだよ。更にカーリンはクリスタに助けてもらった過去があるから負けられない。私の予想は引き分け。カーリン軍を使えばカーリンの圧勝だね。まあ、カーリンがカーリン軍の強さも存在も知らないし、知っていても絶対に戦わせない。母さんもこっそりカーリン軍の一員だから。カーリンを侮辱したらカーリン軍にボコボコにされるんだよ。そこから、更に苦しませてから死刑だね。とんでもない国だよ!カーリンを侮辱した相手をどう殺すか母さんに監視されたんだよ。おかしいよね?私は戦争を止めに行ったのに、母さんはカーリンを侮辱した相手をどう殺すかしか考えてないんだよ。異常だよね?」


おかしくないですか?

物凄く真面目な話をしていたと思いますけど…。


カーリン軍しか記憶に残りませんでしたよ。

カーリンを侮辱したら死刑なんですか…。


頭おかしいですね。


戦争を止めに行くヴィーネ様と、カーリンを侮辱した相手を殺しに行くシャーロット様。

ヴィーネ様がカーリンを侮辱した相手を殺すから、シャーロット様に監視された…。


完全に異常ですよ!


「この国は異常で、シャーロット様がカーリン大好きだからカーリン軍を率いるカーリンが最強で良かったですか?」

「その通りだよ!マリアンネも真実にたどり着いたね。これは極秘だよ。またねー。転移魔法(テレポート)


あえて話題を軽くして下さったのだろうか?

でも、カーリンを侮辱したら死刑は異常ですよ。


秘儀はシャーロット様を深く理解する事が必須なのですね。

そして、鍛錬を続ければ死なない到達点にはたどり着ける。

だからシャーロット様は秘儀を教えた。


そこまで行けるだろうか…。


先が何も見えない。

シャーロット様との付き合いは私の方が長いのに知らない事が多過ぎる。


私は愚かにも聞いてしまった。

誰にも聞かずに自分でたどり着かなければいけない答え。

答えを聞いたのに何も分からないなんて情けないにも程がある。


何もかもが足りていない状態で答えだけ知ってしまった。


国防軍の隊長になったのだから誰よりも強くなると誓った。

クリスタの強さにある秘密を知りたくなってしまった。

そして、私が馬鹿だと理解させられた。


強さの根底にある覚悟が怖ろしいと感じた。

秘密は何もなく途轍もなく厳しい現実だけ。

冒険者時代のクリスタは今も変わらず、私の未熟な後輩だと思っていた。


クリスタの覚悟に気圧された。

秘儀を使う思いに圧倒された。

強くなる為の技術とはとても言えない。


とにかく鍛えるしかない。

誰よりも多く、厳しく鍛えるしかない。

自己満足だと分かっていても、それしかできないのだから。

カーリン軍にシャーロット様がいるなんて。

卑怯なり! byクリスタ

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