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untitled#

作者: yAm

カーテンが瞼を開き 光が差し込む

突き刺すような目覚ましの音

少し遅れ気味の時間に目が覚め

家を出る


朝日も背を伸ばし この街を乾かす

風は走り 風は僕とすれ違う


乾ききったこの空気

美しい笑い声が この心と反響する

やけにいい音がなるものだ


風のように流される視線

かつての友は目を逸らす

すれ違いざまに移される日々


いまや忌まわしき詩



あの雨の日

打ち付けたはずだった涙と情

未だ引きずっては縋り 息絶える



朝日も疲れ果てた様子で沈み

静寂と寂寥を背負った月が登る


虫の鳴き声と暗闇

その中の微かな光


威圧的な街灯が僕を焼き付け

不安を煽る


僅かだが確かな光

あれを頼りにどこまで走れるだろうか


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