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第4話

「ちょっ・・・痛い!ヒロキ!痛い!」


買い物から帰ったじいちゃんが、耳を引っ張られて叫んでいる。


「もう!!じいちゃん、バディの初期設定間違えたでしょ?!」

「間違えたでしょ・・・って、そんなこと無いけど・・・」

「そんなこと無く無い!!見てよ!♀型バディが届いてるじゃん!」

『悪かったわね。』


コイツ、テーブルにウンコ座りをしている。もう頼むから黙っててくれ・・・


「あぁ、やっと届いたんだね、今日からウチのヒロキをよろしくね」

『善処します』

「じいちゃん?!」


「・・・つまり、じいちゃんが頼んだのは♀型で間違ってないってことなの・・・?」

「え・・・嫌だった?」

「嫌だよ?!」

「でも、思春期の孫が突然バディが欲しいとか言うから・・・じいちゃん気を利かせて・・・」

「いや何してくれてんの!?」

『ハハ、クソガキ』

「この野郎!!」

『野郎じゃねぇ!!』

「ふ、二人共、な、仲良くして・・・」

「『アンタのせいだろ?!』」


これからどうなるのか、今朝までずっと楽しみにしていたはずなのに、今日から悩みの種になってしまった。

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