表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AK  作者: 回収人の部屋
本戦
41/77

EP40:決戦!!レイ・グランティナス 後編

その行動に対してセルキは「…何してやがんだ?あいつは」と言い、ゴーキンと大川は「「訳の分からない単語ばっかり…剣道、分かる?」と言い、剣道は「いや、わかんないしそもそも俺は武士道、日本の道一筋だから、外国語とか未知の単語はちんぷんかんぷん何ですよ!」と半ギレになりながら言い、魔導は「なんか亡霊の気配がどんどん増えていっているような気が…」と言い出した。レイが言っている間に襲えばいいのに、呆気に取られていた。だが、魔導の言葉に他の四人はハッとなり襲おうとしたがもう時すでに遅しで、すでに呪文は完了していたのだった。

レイは「さあ、私を守り給え…『亡霊ゴースト・パンデミックパレード』。」と言うと、レイの周りを亡霊が取り囲み、またその亡霊たちを取り囲むように亡霊が取り囲みの繰り返しを4回行った完全防御状態になっていた。更に、その中には見えないが欲無き亡霊がいたらしく、『未怨剣』の射程が長くなっていて、防御しながら攻撃をも可能となっていた。だが、そのことに全く気づいていないセルキたちは一撃もらってしまった。

一撃もらったセルキは「………ん………だとぉ!?あの剣の長さが長くなっちまってるのかよ!?しかも、しかもだ!あいつのモーションが見えねえからどっから飛んでくるのかわかんねえし、あいつも俺等がどこにいるのかわかんねえから手当たり次第で冥界こっちのせかいがかなりの傷負っちまうぞ!?どうする!」と言うとゴーキンは「いやぁ…厳しくないか?あのバカでかいシェルターのような多重結界のような亡霊たちを倒さないと…絶対に倒しに行けないって。それに…第一どうやって近づくんだよ?レイの『未怨剣』が手当たり次第の暴走状態のようにブンブン振り回しているっていうのに、近づこうとしたら確実に殺られちまうよ…」と言った。

大川は「じゃあ、どうするんです?おいらは遠距離型の範囲攻撃持ちだけど、それで活路が見いだせるとも限らないし…」と言うとセルキは「だったら、一回打ってみればいいじゃねえのか?」と言った。大川はレイと同じ高さまでセルキたちに運んでもらって『攻撃曲:全音波動』を放った。すると、取り囲んでいた亡霊たちは消え去っていった。ここから行けるのでは?と思った矢先、どこからともなく他の亡霊が集まってきて削られた部分を補っていっていた。

大川は「嘘でしょ?これじゃ、何回やってもきりがないよ!」と嘆いた。すると魔導が「なら、僕がいきます。…もう一回出てきてくれ、『天地回帰ワールド・リザレクション』!」そういうと再びあの大地の巨人が飛び出してきた。そのことに気がついたレイは気配があった方向に『未怨剣』を向け始めた。大地の巨人はレイの『未怨剣』を直接くらってしまった。そして、その痛みは魔導にも伝わってきた。

魔導と大地の巨人は一心同体の状態になっているので、その痛みを感じるのだ。だが、魔導はめげなかった。魔導は『魔氷』と『魔水』を組み合わせた『水龍氷点下凍結ブルードラゴニックブリザード』を放ち、レイの周りを囲む亡霊を凍結させた。

レイは「何ですこれは?何も見えない…亡霊たちの視界が奪われている。これでは、彼らがどこにいるのかわかりませんね…」と言った。そう、レイは無作為に剣を振り回していたのではない。取り囲む亡霊たちを目として見ていたのだった。

剣道は「よし、このすきに俺は亡霊たちを燃やし尽くす。その後、ほんの一瞬だけレイ本体を確認できる。本体をセルキとゴーキン、二人で殺る。そうすれば、おそらく『亡霊の宴』は終わる」と言ってきた。セルキとゴーキンは「「分かった。やろう」ぜ」と言った。すると大川が念のためと『付加曲:強化』を付けてくれた。そして、剣道の作戦が実行に移された。

まず剣道が前線に出て円を書いて『炎道楽』を発動して「解」と言って炎の柱が出てきて冷やし尽くされていた亡霊を全て焼き尽くした。焼き尽くす前にセルキとゴーキンは上に飛びセルキは『黒炎邪剣』をゴーキンは『金剛力神相殺弾』を準備していた。焼き尽くされた後、剣道が「今だ!」と叫びセルキとゴーキンは一気に急降下してレイの元へ向かった。

レイは亡霊が全て焼き尽くされたことに驚きながらも、新しい亡霊を準備しようとしていた。するとそのときに、セルキとゴーキンの存在に気づいた。だが、気づいたときにはすでに遅かった。セルキとゴーキンは一気にレイへ叩き込んだ。それでも、レイの恨みの対象ではないので倒すまでには至らなかった。だが、これで絶対防御の『亡霊の宴』は突破した。

レイは「奇襲…なるほど、私の目を潰し、その間に作戦を講じ、それを実行する…これは、今で言う『友情』・『絆』ということなのかな。まあ、ですが素晴らしかった。恐れ入りましたよ…ですが、やはり君たちでは私は倒せないようですね。先程も言いましたが、私の恨みの対象は当の昔に消えている。私を倒すことは何人たりとも不可能ということです」と言ってきた。それはそうだ。いくら技を突破しても倒せなければ意味がない。

それでも、ダメージは確実に入っている。たとえ倒せなくとも、暫くの間は行動不可能にすることはできる。するとセルキが真っ先にレイに突っ込んでいった。そして「壊す殺す壊す殺す壊す殺す壊す殺す壊す殺す壊す殺す壊す殺す壊す殺す…!」と何度も呪文のように叫んでいた。すると、セルキの中の謎の者が「落ち着け!セルキ・マッカントリー。戦況を見ろ!レイ・グランティナスは確実になにか狙っている!」と言ってきた。それでもセルキは突っ込むのをやめようとはしなかった。

すると、どこからともなくゲートの開く音が聞こえた。その音にセルキは気づき後ろを振り返ると、現世と冥界を繋ぐゲートが開いていた。

セルキは「っレイ!てめえまさか!」と言うとレイは「ああそうですよ、セルキ・マッカントリー…私ははじめに君が何よりも大切な存在をなにもない零の空間に送り込み、存在を消し、君の戦意喪失を図るとしよう。『零光線レイ』」と言うと、レイの右手から白く光っている光線が放たれた。その標準の先には花咲雪がいた。セルキは「雪ーーーーーーーー!!!」と叫ぶがセルキではもう追いつかない。

その時セルキは絶望した。絶望し、嘆いた。どうやっても助からない。自分のせいだ。自分のせいで彼女である雪を巻き込んでしまった。そのことに懺悔していたセルキだが、次の瞬間、そこにはゴーキンが間に合っていた。

ゴーキンは「俺の中の謎の者よ。少しだけでいい。少しだけでいいから光の力を使わせてもらいます!」そう言うとゴーキンの右手から光が溢れ出し、レイの『零光線』を弾いた。レイは「…は、はい?一体どういうことですか?は、弾いたのですか?この私の『零光線』を?ありえない…あれを弾けるのはあの二人だけのはず…」とぶつくさと何かを言っていた。

そのときセルキは急に精神世界の中にいて、謎の者が「あ〜〜〜、やっぱそっちにいやがったか。」と言っていた。セルキは「なあ、一つ聞いていいか?」と言うと謎の者が「ん?ああ、いいぜ」と言った。

セルキは「あんた…絶望神だろ?」と急に言ってきた。だが、謎の者は否定せずに「…何時気づいた」と言ってきたのでセルキは「ついさっきだ。ゴーキンのあの拳見たとき…ありゃ、今のゴーキンには出せねえものだった。もう一つはあんたが今言ったことでだよ。それで父さんから聞いたことがあるんだよ。『悪名高き霊を封じし二人の神』の伝説。…一人は闇の力で、もう一人は光の力でって…当時ありゃ父さんが俺を楽しませるための作り話だろと思っていたが、まさか本当マジだったなんてな。そして俺に憑いたのは、俺に闇の力…絶望あんたの力を引き出させるためだろ?俺を依代にするために」と言った。

謎の者…もとい絶望神は「半分正解、半分間違いだ。絶望の力を使いこなしてほしかったのは確かだが、決して依代にしたかったからじゃないんだぜ。お前にはレイをぶっ倒してほしいからだ。」と言った。続けて「そして、俺の力を100%使うにはお前自身が絶望することにあった。それがたまたま皮肉にもレイのおかげでそれが達成できた。」と言った後すぐに「…ん?いや、それよりずっと前からできていたのか?…あれ?じゃあ、ここまで引き伸ばした意味ないってことかよ!かぁ〜〜〜〜〜〜〜まじか!まあでもんなのもういいわ。とにかく、これで安心して使わせることができるってもんだ」と言った。

するとセルキが「…なあ、絶望神。俺は本当にあんたの力を使えると思えるのか?俺はわかんねえよ。急に神の力を使うなんてよ。不安なんだよ。俺がレイをぶっ倒せるのかが。力は使えても俺自身が恨みの対象じゃねえ。だから、本当にいけんのかってな」と言った。それを絶望神は黙って聞くしかなかった。

すこし沈黙があった後絶望神が「あーーーーーたしかにな。それはそうだな。うーーーーーーんどうすっかなーーー。…………あ!ならよ、意識半分寄越せ。それならぎり恨みの対象に入んだろ。力の大元はおめえにやる。そして、恨みの対象になるために意識を半分にする。これでいいか?これでいいならやるが、この戦い一度っきりだからな」と言った。

セルキは「…あんがとよ、絶望神」と言うと、絶望神は「んなよそよそしい名前で呼ぶんじゃねえ、気味悪い。俺にはアビス・ホーパーっつう名前があるんだからな」と言うとセルキが「奇遇だな。俺も本名はアビスっていうんだよ」と言ってきた。

アビスは「…え?まじか。おめえのそれは偽名だったのかよ」というとセルキは「ああ、俺の本名はアビス・マエストリーだ。訳あって偽名にしてたんだよ。これは俺と今知ったあんたしか知らねえ」と言った。アビスは「じゃあ、おめえのこともアビスっていったほうがいいか?」と言うとセルキは「いや、そのままセルキでいいぜ。俺は改名した身だからな」と言った。

アビスは「…そうか。なら、とっとと戻ろうぜセルキ。思う存分レイを破壊ぜつぼうさせてやろうぜ!」と言うとセルキは「あったりめえだ!」と言って精神世界から戻ってきた。戻ってきたセルキは早速実行した。

絶望の力を100%引き出し、意識の半分を絶望神にし。すると、体からドス黒い模様がいくつも出てきた。その様子にレイは「やはり…先程のゴーキンといい、今回のセルキといい…生きていたのですか!アビス、ゴーキン!」と言うとアビスは「まあ、なんとかな。つっても、どうやらおめえはもっかい痛い目見ねえとわかんねえようだな。」と言うとレイは「私も前とは違うのですよ?半分体を借りているだけのあなたに負けるはずがありませんね!」と言い返した。

アビスはセルキに「なあ、いけっか?」と言うとセルキは「いけるいけねえじゃねえ。いくしかねえだろ。」と言った。

一方でゴーキンは「君が、セルキが言ってた花咲雪さんだね?セルキが時々君との思い出話を惚気けてするもんだから耳にタコできるかと思ったよ。…っと、それよりも離れた方がいい。ここからは本当に危険だし、何より君になにかあったらセルキが溜まったもんじゃないからね」と言った。

しかし雪は「なら、行く前にセルキ君に一言言わさせて」と言うのでゴーキンは許可した。すると雪は大声で「セルキ君!絶対勝って、帰ってきてね!私、ずうっと待ってるから!」と言った。その言葉にアビスは「ひゅーひゅーお熱いこって。おめえにゃ勿体ねえなあ」と言った。セルキは「っるせえ。俺の声と顔で言うんじゃねえよ。」と言った。

そしてセルキは雪の方を向いて「ああ、もちろんだ!ぜってえに帰ってきてやっからな!」と言った。その間レイはわなわな震えていた。

そしてセルキがレイの方に向き直しセルキとアビスは「「レイ・グランティナス!おめえには雪にやったこと以上の苦しみを、そして俺よりも深い絶望をてめえにくれてやるぜ!覚悟しとけ、このクズ野郎!」」と言った。レイは「いいでしょう…私にどのような絶望をくれてくれるのか。恨みの対象になったのはいいが、倒せるとは限らない。私を絶望させ、倒せるのなら…やってみせろ!」と言った。


亡霊ゴースト・パンデミックパレード 亡霊を何重にも重ねて防御を固め、またその中には欲を持たない亡霊もいるので、未怨剣のリーチも長くなる。だが、防御が上がりリーチが長くなっても、見えなければ意味がないように思えるが、亡霊がレイの目となって外の様子を観察できる。ちなみに、無闇矢鱈に振り回していたのは演技である。


零光線レイ当たったものは何であろうと、始めから何もいなかったかのように一瞬で消えるように死んでいく。回避方法は逃げること。光線なので一直線。故に避けてしまえばおしまいである。なお、連続しては打てない博打技。


勝って帰ってやれ、セルキ・マッカントリー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ