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AK  作者: 回収人の部屋
本戦
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EP35:決戦!No.1(魔導念濁)

いつもどおり、奥で合流した。そこには魔導念濁もいた。念濁は「やあやあ、皆さんよくもまあ死ななかったね。てっきり一人ぐらいは破壊されてると思っていたんだが…まあ、予定が狂ったが、構うまい。」と言った。

ゴーキンは「なあ、あんたは術式のことを『欠陥』と言いましたね。なぜそのようなことを?自分の息子じゃないのですか!?」と言うと、念濁は「君にはわかるまい!我ら魔導家に伝わる書物がある。そこには我らの先祖『マジェスティック家』の初代当主『ライトニング・マジェスティック』が書き残した我らの未来について。『我らの9代目当主が我らの魔法をすべて使いこなし、天地を揺るがすとてつもない魔法を完成させる』と。私は…私は…その9代目になれなかった!私は8代目だったのだ!私こそが、新たな魔法を生み出す存在なのだ!この息子ではないのだ!それよりも、もっと早くこいつが生まれるよりも前に、いやまず妻を持つ前に見つければよかったのだ!そうしたら…いや、無理か…私達魔導家の9代目の運命は決して覆せないのかもな…まあ、それでもいい。今ここで術式、お前を倒して運命から私は解き放たれる!」と言ってきた。

魔導は「父上…死人になってからそう言われても…」と言うと、念濁は「うるさい!お前は欠陥なのだ!けっして運命に定められた者ではない!なぜなら、私がお前を倒してそうではなかったということを証明し、私こそがふさわしかったと、神に認めさせるのだ!」と高らかに言った。

セルキが「だが、てめえが魔導に負けたら、てめえはそのふざけた信念によって欠陥といった自分の息子に負けたただのざまあDQNになっちまうぜ?」と煽った。念濁は「そんなことは決してない。私がこいつに負けることなどありはしないからな。さあ、前座はここまでだ。さっさと始めるぞ。術式、お前一人じゃ私は倒せないだろうから、お前の友達の野郎たちもともに戦うことを許可しよう。いわゆるハンデ戦だ。最も、私は君たちのような成人していない社会について無知な子供に負ける気は一切していないがね」と言った。

その言葉はAK全員の心に火をつけた。「「「「「絶対にお前を倒す!」」」」」と全員同時に言った。念濁は「威勢だけじゃ勝てねえってことをお前達にみっちり教えて差し上げましょう!」と言った。

念濁は早速、宙へ舞った。ここからでは大川の攻撃は届かないからである。はじめから総力戦だった。セルキは『極舞:百手怨弾撃』で、剣道は『陽炎獄滅弾』で最初から全力を放った。魔導も攻撃技で援護する。だが、どちらも念濁に届く前にあらぬ方向へと飛んでいった。

彼らの落ち度では決してない。彼らがわざとやっているわけではない。ただ、本当に念濁の前でとんでもなく、決して行くことのないところへ飛んでいくのだ。セルキと剣道は遠距離攻撃が効かないと判断し、セルキは久しぶりに『乱舞:鬼殺し』を使い、剣道は早速『水炎爆流撃』を使って、近距離戦に持ち込もうとした。ゴーキンもそれに続く形で『金剛力神相殺弾』を使った。久しぶりすぎて忘れている頃だと思うが、セルキ、ゴーキング、剣道は宙を飛べる。なので、近距離でも念濁へ行け十分戦える。魔導も遠距離で援護している。

念濁はずっと魔導の方を向いていた。ー術式…お前が本当に覚醒するのか見定めた後に倒してくれると考えながら。そんなときに、横からセルキ、ゴーキン、剣道が押し寄せてきた。念濁は彼らが飛べることを知らなかった。セルキたちはーこのまま弱らせて魔導に倒させるそう思っていたが、あろうことかセルキたちは地面に叩き落された。何が起きたのか彼らはわからなかった。魔導ですらどうなっているのかわからなかった。

セルキは「どうなってんだよ、お前の親父はよ!」と魔導に迫るが、魔導は「わからない。だって、父上は僕に自分の魔法を一切見せなかったから…今、僕自身も混乱している。ここからは推測だけど…多分父上の魔法は念動力だと思う。」と言った。セルキは?状態だった。剣道は「つまり、俺達の技があらぬ方向へ飛んでいったのも、近距離に持ち込もうとした俺達が地面に叩き落されたのもその魔法が原因ってことか」と言うと、魔導は「多分」と返した。

念濁は「ほう、よく気がついたな。そうだ。私の専門魔法は『念動力』。その力を最小限に抑えてかつ人一人を吹っ飛ばせるほどの力にした技こそが先程から使っている『念玉の砲』だよ。この技は飛ばすだけで相手の技はもちろんのこと、しびれを切らして近距離に持ち込もうとした相手を叩き落とすこともできる。ついでにいうが、私がこうして宙へ舞い続けていられるのもこの技のおかげだ。この技を下に打ち続けることで保っていられるのだ。まあ、ここまで教えたのもハンデの一種だよ」と言った。

魔導は、あと『念』の魔法と『天』の魔法が残っていた。だが、魔法の種類一つを会得するのに遅くても1ヶ月…早くても1時間は必ずかかる。今すぐ倒したいのもあるが、倒すには必ず魔導自身の魔法陣を完成させなければならない。そう魔導は思っていた。

魔導は「父上…この言葉を知っていますか?『念には念を』という言葉…この言葉の漢字には『念』の字が使われています。この意味がどういうことかわかりますか?聡明な父上ならわかりますよね?」と言ってきた。念濁は「ま、まさか…馬鹿な!そんな事はできないはずだ!絶対に1時間はかかるはずなのだ!それこそ、前々からやっておかねば……な!?」そう言うと途中で気づいた。魔導は「そうですよ…僕は独自にあなたの名前からどんな魔法なのかを考察し、前々から準備していたのですよ!あなたに対抗するために!」と言った。

念濁は「き、貴様ぁ!くそぉ…だが、避けれる理由にも対抗できるわけでもない!私はこの魔法を何十年も研究してきたのだ!だからこそ、私はお前みたいな欠陥には負けれないのだ!」と言い争いをした。魔導は「ああ、大丈夫ですよ。まだ僕の『念動力』は使わない。この会話もすべてみんなからの気を反らせるだけの会話ですから!」と言った。念濁は振り返るとそこにはセルキ、ゴーキン、剣道が向かってきていた。念濁が『念玉の砲』を打つ前にセルキたちはそれぞれ現在最強の技を出して、やっとの思いでダメージを与えることができた。

このことに対して念濁は「は、ははは。ははははははははははははははは!やはりお前は欠陥だ!自分ではダメージが与えれないと思い、仲間に頼る卑怯なことでしかダメージを与えれない!魔法を使わない!それは、自分の魔法に自身がない私達一族の欠陥である何よりの証拠!証拠なのだ!」と言った。魔導は「あなたこそ、まだ本気を出すに出せれていないのではないのですか?本気を出した後で僕に負けることを恐れて!」と言い返した。

念玉の砲 魔導念濁の専門魔法『念動力』を見えない玉にして放ち、相手を叩き落としたり、相手の遠距離攻撃を変な方向へと飛ばすことも可能。下に打ち続けると、空中浮遊をすることもできたりと汎用性がある。

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