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AK  作者: 回収人の部屋
本戦
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EP30:日常編⑤前編

今日はおそらく最後の休みだと委員長の福田に言われたセルキたちは、何をするのかを考えていた。別にトレーニングをしてもいいのだが、最後くらいは陽気に外で遊びたいと思っていた。セルキが「なあ、みんな外で遊びたいって気持ちは同じだろうがよぉ…何するよ?俺はドッジボールしてぇんだけど」と言うと、魔導が「セルキ、仮にボールがあったとしても5人じゃ楽しくないと思う。」と言った。

セルキは「…確かに」と言った。ゴーキンは「じゃあ、長距離走?」と言った。大川が「足が疲れて明日からの仕事に支障出るかもしれないよ?」と言った。剣道が「じゃあ、鬼ごっこ?他に何も思いつかないんだったら。スポーツをしようとしても人数これだけだったら足りなくて面白くないし、委員長たちは…忙しそうだしさ」と言った。

みんなは「「「「…やっぱそれしかないか…」」」」と言った。剣道が「じゃあ、ジャンケンするよ。」と言うとみんあジャンケンの構えをした。「「「「「最初はグー、ジャンケン…」」」」」そして「「「「「…ポン!」」」」」と出すとセルキと剣道と大川がパー、ゴーキンと魔導はグーを出した。ゴーキンと魔導はジャンケンをして魔導が負けた。魔導は「ねえ、僕はさ足遅いのみんな知っているじゃん?だからさ…魔法使ってもいい?」と聞くと、セルキは「良いけどよぉ…俺たちも使っていいよな?」と言った。魔導は「まあ、使えるんだったら良いけど…」と言うとセルキは「よっしゃ!じゃあ逃げるぞおめえら!」と勢いよく走っていった。

魔導は早速、『魔氷:氷壁』をセルキ、ゴーキン、剣道に放った。セルキと剣道は避けたが、ゴーキンは避けきれなかった。するとセルキが「じゃあさ、2時間経って鬼だったやつは罰ゲームな!」と叫んだ。ゴーキンは「え、ちょっはぁ?今この流れでそれを言うかお前!」と叫ぶ。

そうこうしている間にも魔導が近づいてくる。ゴーキンは魔導の氷を『秘拳:怪力弾』で一気に破壊して逃げていった。実に魔導との距離1.5mであった。セルキが笑いながら逃げている途中、急に力が入らなくなった。セルキは「んだ?これは……まさかてめえか!大川!」と叫ぶ。

大川を見ると大川はいたずらを仕掛けて引っかかった人を煽り笑いする子供のような顔をしてセルキを笑った。大川は『負荷曲:弱体化』をセルキに向かって発動していた。セルキは「大川!てめええ、俺が鬼になった時に覚悟しろよこのやろう!」と叫んだ。

大川は「あー怖い怖い。やっぱ潰すならセルキ君だよね〜念の為に対象リストに入れておこっと」と言いながら走った。セルキが力が入らずに這って逃げていると魔導が来た。魔導は「セルキくん、どうも〜」と言うとセルキは「…よぉ魔導。まさか…動けねぇ俺を狙わねえよな…?」と恐る恐る聞くと、魔導は「何言っちゃてんですか。鬼なんだから逃げる人が近くにいてタッチしないほうがおかしくないです?」と言った。セルキはその言葉に何も言い返せなかった。

魔導は「じゃ、お疲れさまです。頑張ってくださいねセルキくん」と言い、タッチした。大川は魔導がセルキをタッチして少ししてから解除した。すると、魔導が大川に近づいてきて「やあ、大川くん」と言ってきたので大川は「やあ、魔導君」と返した。魔導は「大川くん、あんがとね。おかげでセルキくんをタッチ出来たよ。」と言うと大川は「あ、うん」と言った。

すると魔導は「大川くん、そろそろ本気で逃げたほうが良いと思うよ。セルキくん、鬼の形相で『大川あんにゃろ〜ぜってぇ狙ってやるからなぁ!』って言ってたけど…まあ、頑張ってね」と言うと大川の顔がサァっと真っ青に変わっていった。

大川は「え、え、魔導…君?そ、そ、それってさ…セルキ君がいまこっちに向かってきてるってことだよ…ね?」と聞くと魔導は「うん」と返した。大川は「おいらがあんまり走れないこと…知っているよね?」と再度聞くと魔導は「知っているけど…でもセルキくんを狙って技を放ったのは大川くんだよね?恨まれても仕方ないと思うけど…」と返した。

大川は「何も言い返せない」と落胆した。そうこう会話をしているうちに遠くからドドドドドドドドドドドという猛スピードで走ってくる音が聞こえてきた。大川は「ま、まさか…」と後ろを振り返ると、セルキが本当に鬼の形相で「だ〜い〜か〜わ〜」と言いながら追いかけてくる。

大川は「ま、魔導君。助けて…」と言おうとすると魔導はすでにいなくなっていた。地面を見ると水の跡が残っていたので、魔導は『魔水:大滝』を使って遠くまで滝に乗っていって逃げたと思われる。そうこうしているとセルキの声と足音がどんどん近づいてくる。「だ〜いか〜わく〜ん?さっきはよくもまぁやってくれたなぁ?さぁ、大人しく捕まりやがれ!」と言いながら追いかけてきていた。

大川は『付加曲:弱体化』をかけようとするが、今現在は走っている途中。発動するためには止まらなきゃいけない。仮に止まってもすぐに捕まってしまう距離まで近づかれているので止まれない。かといって、このまま逃げ続けてもすぐに捕まってしまう…つまりは詰みというものである。セルキが大川をタッチして「よぉ〜〜大川。さっきはよくもやってくれたなぁ。だが、今度はお前が鬼だからよぉ、今度は俺以外のやつを狙えよな。」と少し脅しをかけて逃げていった。

大川は「とりあえずは、さっきまで近くにいた魔導君にしますか…」と言いながら魔導の行った先へ向かった。一方でゴーキンと剣道は暇すぎたのかスパーリングをしていた。そこに魔導がやってきた。魔導は「どうも、お二方お揃いで。…って何しているの?」と聞いてきたので二人は「「暇すぎたんでスパーリングを…」」と答えると魔導は「ああ、そっか…それはそうと、多分大川はくんが僕を捕まえようとこっちに来ると思うから気をつけてねぇ」と言って逃げていった。

ゴーキンが剣道に「…どうする?」と聞くと剣道は「来るまでやっておこうよ」と言った。ゴーキンはそうだなと言わんばかりにうなずくとスパーリングを続けた。そんなやりとりを大川は遠くから聞こえていた。忘れていたと思うが大川は耳が非常にいい。大川はこっそりと範囲内に近づいて『付加曲:弱体化』を使ってゴーキンと剣道の力を奪った。ゴーキンは「大川…一体いつから来てたんだ?」と聞くと大川は「魔導の質問に対して二人同時に答えていたところから…」と答えた。

剣道は「いや、少し前には来ていたのね…気づかなかったわ」と言った。大川は「じゃあ、今回は剣道君で」と言い、剣道をタッチした。そして大川は「お願い剣道君、魔導をタッチして」と言った。剣道は「魔導はかなり強いからね…その間にセルキかゴーキンに会ったらタッチした人に頼んでみるよ」と言った。

魔導は「じゃあ、先にゴーキン君から先に解除させて逃げさせるから。その後少ししてから剣道君ね」と言うと剣道は「うん、それでいいよ」と言った。そして先にゴーキンから先に解除して逃げさせた。大川も逃げて少し経ってから剣道の方も解除した。剣道はなんとなく魔導が逃げたであろう方向に向かった。

さて、決着はいかに!

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