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AK  作者: 回収人の部屋
本戦
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EP28:決戦!No.2(大川白朗)

奥に進み合流した。大川と魔導もおり、あの爆風について語っていた。「なあ、やっぱあれって剣道だよな?」とセルキが言うと、三人は「「「うん、間違いなく」」」と言った。そこに噂をすればなんとやらと言わんばかりに剣道が来た。セルキたちは剣道の顔を見るとかなり険悪な表情をしていた。

大川が「剣道くん…だ、大丈夫?」と聞くと剣道は「うん、大丈夫。ちょっと君のお父さんが来たらちょっとやってもいいかな?まだ怒りが収まらないからね」と顔は怖いままで話し方はいつもどおりの話し方だった。大川は「い、いいけど…」と言った。そこへ白朗が来た。

「よっす、御三方。結局ここまでk」と白朗がいい切る前に剣道が『盗剣:陽炎獄滅球』を放った。白朗は避けたが、遠くに飛んだ『陽炎獄滅球』は轟々とした爆音を鳴らしながら爆発した。白朗は「えぇ…何あれぇ。あれが鼓太郎じゃなくて良かったーーー」と怯えながら言った。セルキが「す、すっきりしたか?」と聞くと、剣道は「まだ収まんないけど…まあ多少は」と答えた。

そのとき大川は「父ちゃん…なんで父ちゃんを追いかけちゃいけないんだよ?」と聞くと白朗は「それは、おみゃーが自分で考えることだろうが!いつまでも俺を頼るんじゃねえよ!」と言った。ゴーキンは「あのぉ、あなたの言っていつことは正しいと思いますが、少しは教えてもいいのでは?」と言うと白朗は「君は何もわからないからそんなことが言えるんだ!いいか?俺たちのような職種は自分で考えて、調整して、それが世間で認められて初めて成功するんだ。そりゃあ、時には人に頼るときもあるが…いつまでも頼っちゃ駄目だし、頼りすぎるのも駄目なんだよ。鼓太郎、いい加減おみゃーは自立するときなんだよ。」と言った。

セルキが「んだとしても、言い方ってもんがあんだろうがよぉ!」と言いながら『乱舞:鬼殺し』を放った。白朗はそれをすべて避けた。セルキが「なっ!?」と言った。白朗は「音だよ、音。君の技が風を切る音。その音で大体何処にどのタイミングで来るのかわかるんだよ。」と言った。続けて「さあ、御託はここまでにして始めましょうや。ガキンチョ共」と言った。

まず、セルキとゴーキンが果敢に攻めていった。一人で駄目なら二人でいこうという単純思考で攻めていった。セルキはまた『乱舞:鬼殺し』でゴーキンは『秘拳:投影弾』で『天翔連撃』を放った。だが、同時に攻撃をしてもタイミングはバラバラであり、いとも簡単に避けられてしまう。それでも果敢に攻めていき、剣道は『盗剣:陽炎獄滅球』を放ち、魔導は「出来た。二代目の魔法、『魔闇:暗極剣・落』!」と言って上から真っ黒の剣を『陽炎獄滅球』の当たるタイミングで落としてきた。大川は『付加曲:強化・弱体化』を放とうとした時白朗は「鼓太郎、おみゃーのその技は俺のやつだろ?だったらこうしたらどうだ?『反太鼓リボースフェス』!」と言った。

すると、セルキたちの力が抜け、逆に白朗の力が湧いている。セルキが「大川…止めろ!」となんとか声を絞り出して叫んだ。大川が止めるとセルキたちの力が戻った。剣道が「大川、今しばらくはその技を出すな。効果が今逆転している。ただ、ダメージは通るから俺たちでなんとかする」と言った。これはそう、戦力外通告と同じものだった。それを聞いた瞬間に大川は絶望し、虚空を見つめていた。いつか言われるだろうと思っていた『その言葉』がたった今言われたから、自分が倒さなきゃいけない相手の前で『その言葉』が言われたから、大川はただただ止まっていた。

その間にもセルキとゴーキンと剣道と魔導は攻めていた。核が破壊できなくてもいい、大川が攻撃系の技を発動させることが出来るまでの時間を稼げればいいただその一心で攻撃を続ける。ただそれでも白朗には攻撃が当たらない。魔導もどうしようか悩んでいる。

『魔炎:火炎球』は火の音が出る。『魔地:大地の棘』は単なる拘束技でダメージはない。『魔電:雷雲陣』も音が出る。だとしたら…魔導はもう一度『魔闇:暗極剣・落』を使った。一直線に白朗めがけて落ちた剣は白朗に命中し、動きを止めた。その間にセルキたちは大川のもとへ行く。セルキが「大川!ここでくたばってんじゃねぇぞ!お前のその独創力を今使ってくれよ!」と言う。ゴーキンは「大川くんお願いだ。彼を倒せるのは君だけなんだ!」と言う。魔導は「大川、はやく戻ってこい。僕達が頑張るから、君も頑張ってくれ」と言う。剣道は「早くしてくれ、こっちだって疲れてんだ。皆は言わないけど、俺ははっきりと言うよ。俺は今すこぶる気分が悪い。駄目な叔父にあったから、君が頑張らないといけないのに父親に暴言を言われ俺にたった一言言われただけでメンタル壊して皆に心配されて君はそれでもいいのか?俺は、君の父親の気持ちがわかるような気がする。たまには誰かにすがらずに自分でやってみなよ。君には音楽家としての能力ちからを持っているじゃないか」と言った。

しかし大川はーじゃあ、どうすればいいんだよ。今までずっとおいらは父ちゃんだけを見てきた。それなのに、その父ちゃんを真似ると怒られる。かと言って、自分で考えて曲を作ったこともないんだよ…いまさらそんなことおいらにはできない…と大川は更に落ち込んだ。

セルキが「剣道、おめえが今苛立つ気持ちはわかる。俺だってコイツラだってわかってんだ。だがな、言い方ってもんがあるだろうがよ」と言うと剣道は「じゃあ、君はずっと大川くんに何も考えずただうずくまるだけのままこの戦いが終わるとでも思っているのか!?思っていないだろう!?俺達は仲間であり友だ。たまにはきつく当たらないと駄目なんだ!俺だってこんな事言いたくないよ!けど…今の大川を成長させないと駄目なんだ!そうでもしないと、大川は夢の世界一の音楽家になれなくなる!」と言った。

大川はー剣道くん…と心のなかで思っていた。しかし、そんなことをよそに白朗が回復してしまっていた。全員構えるが白朗は「このバカ息子!いつまでうずくまるつもりだバカ野郎!!!」と叫び「おみゃーをそんなメンタルの弱いやつに育てた覚えは俺も!母親も!覚えがねえぞ!」と叫んでいた。

魔闇:暗極剣・落 漆黒よりもさらに黒くなった剣を空中から対象に落とす技。ただ、一直線に落ちるので当たるかどうかは運次第となってしまっている。

反太鼓リボースフェス 敵を弱体化する効果を敵を強化する効果に、味方を強化する効果を弱体化する効果に出来る技。ただし、ダメージを反転させて回復にすることはできないので普通にダメージを与えることは可能である。

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