EP18:日常編③+セルキの特訓 後編
さて、遂に最終局面のターン3が始まった。ターン3−1、ミニゲームは『キャッチ!ビーチフラッグ』に決まった。
このミニゲームは突然鳴る銃声の音が聞こえたら一気にリモコンを振り、タイミングよくAボタンを押すかもしくは全力でリモコンを振るかでビーチフラッグを取ったら1着。2着からはビーチフラッグの距離との差で決まるものである。全員位置につき、銃声が鳴るのを待っていた。「……」「……」「……」「…」
……なかなか銃声がならない。すると、急に銃声が鳴り魔導、剣道、ゴーキンがほぼ同時に飛び出して大川がほんのちょっとだけほんとうにほんの少し微々たる差で遅れてしまったが、持ち前の振りスキルで追い越して1着寸前のところでなんと魔導がフラッグを取って1着になり、大川が2着、その後は剣道が3着、そしてゴーキンが4着になった。
そして選択肢はカラーマン、青、黄色、紫、チェンジマンで、魔導のターン、手持ちは青1、緑2、黄色1、紫1、シルバー1だったので、カラーマンを選択し緑にして青と入れ替えた。
大川のターン、手持ちは青2、赤1、緑1、紫1、シルバー1だったので、青を選択し紫と入れ替えた。
剣道のターン、手持ちは青1、赤2、黄色2、シルバー1だったので、黄色を選択し青と入れ替えた。
ゴーキンのターン、手持ちは青2、赤1、緑1、紫2だったので、チェンジマンを選択し青、赤、紫のところをチェンジして緑、黄色、シルバーに変わった。
ターン3−2、ミニゲームは『ジャングルジャーーーーンプ』に決まった。このミニゲームははじめは小さく左右に揺れて段々と大きく揺れて自分のタイミングで飛び距離を競うものである。
まずは剣道、左右に大きく揺れ始めてすぐに飛び出したが、タイミング悪く後方の方に飛び記録はー70mになった。
次に大川、こちらは剣道の反省を活かし少し時間をおいてから飛ぶもかなり山なりになってしまいそこまで飛距離が伸びず、記録は55mになった。
次に魔導、こちらも少し距離をおき、さらに大川よりもタイミングをずらして飛び出し記録は151mになった。
最後にゴーキン、ゴーキンは他の誰よりも時間をおいて飛び出すと、その距離はぐんぐんと伸び、記録は172mになった。選択肢はスナッチマン、青、赤、緑、黄色でゴーキンのターン、スナッチマンで剣道の黄色を取り青と入れ替えた。
魔導のターン、仕方なく赤を選択し黄色と入れ替えた。
大川のターン、緑を選択しシルバーと入れ替えた。
剣道のターン、黄色を選択し白と入れ替えた。これによって現在トップ2の剣道と大川がリーチになってしまう状況になった。
ターン3−3、ミニゲームは『パンチマシーンでファイト』に決まった。このミニゲームは側壁がないリングの上でパンチマシーンを持ってリモコンの2ボタンで放ち、最後までリングの上に残ったものが勝つものである。
スタートし、まず真っ先に狙われたのは大川、剣道のリーチコンビだった。すると、剣道が攻撃を仕掛けてきたのでゴーキンと魔導は避けてゴーキンが大川をリングの外へやった。そのあと魔導が仕掛けるが、剣道にかわされてゴーキンに当たってしまいリングの外に行ってしまった。
ここで剣道と魔導の一騎打ちになり両者一歩も譲らない戦いになって結局、ラスト3秒で剣道が一瞬の隙きを見逃さず、剣道が勝った。
選択肢は青、黄色、紫、シルバー、チェンジマンというリーチ二人が上がれない選択肢で魔導、ゴーキングはホッとした。剣道は仕方なくシルバーを選んで赤と入れ替えた。
魔導のターン、紫を選択し赤と入れ替えた。
ゴーキンのターン、黄色を選択し紫と入れ替えた。
大川のターン、こちらも仕方なくチェンジマンを選択しパスをした。この土壇場に来て全員リーチになるという奇跡が起きた。
ターン3−4、ミニゲームは『生き残れ!2分の1選択肢』に決まった。このミニゲームはこれまた運要素が強く、2分の1の確率で安全な方を選んで2つある残基を最後まで残した1人又は2人以上のときは残り残基数が多いほうが勝つものである。フェーズは全部で3である。
早速始まり、フェーズ1では右は剣道、大川、ゴーキンで左は魔導一人だけだった。蓋が開き落ちていき、剣道、大川、ゴーキンの三人は残基を1つ減らしてしまった。
フェーズ2では右は剣道、魔導、ゴーキンで左は大川一人だけだった。蓋が開き今度は大川一人だけが残基を減らし最下位になった。
フェーズ3では右は剣道、魔導で左はゴーキンだった。蓋が開き、ゴーキンの残基が減り3位になった。結果、剣道と魔導が残ったが、魔導は1回も当たっていないので魔導が1位になった。
選択肢は青、赤、黄色、紫、チェンジマンだったので、魔導は紫を選択しシルバーと入れ替えて上がった。その合計加算点数は8。他の皆は剣道が合計で11、大川は13、ゴーキンは12だったので結局の所、魔導は最下位だったが、点が取れただけで十分満足そうだ。順位は1位:大川、2位:ゴーキン、3位:剣道、4位:魔導となって『Mooジャン』が終了した。
一方でセルキは再び自分の闇に耐え続けていた。「あ…ぐっ、まだまだ」と慣れてきたとはいえまだ少し苦しそうだった。「とりあえずあと10%だぞ、セルキ・マッカントリー。頑張れ」と謎の者が言う。
すると、45%のところで闇の向こうからセルキの家族の姿が見えて、「父ちゃん?母ちゃん?姉ちゃん?……う、うわあああああああああああ!」というかつての幼いときの記憶の声が聞こえてきた。
その声を聞いた瞬間に謎の者が「行ったぞ、50%」と言って来ると、セルキは精神世界に戻っていた。「はぁ、はぁ、あの声は…昔の俺か?」とセルキが困惑していると、「しっかし、まさか1日で50%行くなんてな。とりあえず必要最低限の闇は支配できたぞ。現実で使えるのがたのしみだな。…どこの部分が暴走しているのかは己の闇が教えてくれるだろうさ。さっ早く現実に戻れ、もう夜だ」と謎の者が言うと、いきなり精神統一が解かれた。
セルキは自分の体を確認し、腹あたりに闇が広がっていた。「…ここかよ。…にしても、あの記憶は…家族が死んだ日か?…とにかく、これで次の準備はできたかな。」と言い、セルキは寮に戻った。皆が寝た後ゴーキンは外で一人で筋トレや瞑想をしていた。
すると、瞑想している時こちらも別の謎の者が現れてきて「何しているの、『転生先』君。」と聞いてきたので「転生先には一旦触れないでおいて、自分の拳法を編み出そうとしているんだ。今のままじゃ、セルキに置いてかれるような気がしてね」とゴーキンが答え、続けて「そういえば、君は誰?そして、なんで俺の精神世界にいるの?で、君は俺に何をしてほしいの?」と怒涛の質問ラッシュが来たので、謎の者は「一つずつ答えると、まず僕は君の転生前。名前とか何をやってたとかはまだ言えない。次に、僕の力は君の中に受け継がれた。僕はその力に残っていた魂からここにいる。そして最後、君には『あいつの力』が暴走したときのために僕の力を覚醒させてほしい。が答えだ」と言うので、「『あいつの力』って誰の力だよ」とゴーキンが聞くと「…それについては後々はなすよ。それより今は拳法を編み出すんだろ」と無理やり話を切り上げた。ゴーキンは現実に戻ってくるが、あまり気にせずに鍛錬を続けた。
そんな中、福田たちは2つ目のメモに目を通していた。そこには『手順1:まず、現世とあの世を繋げ、レイ様が世界中の人々に話しかける』と書かれていた。中田は「なんなんだこれは。レイ・グランティナスは一体何がしたいんだ?」というと、福田は「これだけじゃまだわからんな。引き続き彼らに倒してもらう他ない」と言うのでそうするしかないと皆納得していた。するとネフェリが「そういやアルバン、セルキくんの暴走の原因は?」と聞き、アルバンは「現状の段階ではまだ…」と声を渋って言った。すると神田が「いつでもいいので分かったら報告してください」と言った。ここで3回目の休日は終了した。
皆さんはこの日常編③に出てきたゲームの元は知っていますか?自分もよくやっていて楽しんでいたのを覚えています。




