正常は時に異常を羨む
ありがたいことに私は五体満足でいきている。
腕もあれば
足もある
目も見えれば
耳も聞こえる
異常はない。あるべきものは待ている
ただ愚かにも思ってしまうのです
ない人がある人を羨むように
ある人がない人を羨んでしまうのです
仮に腕がなかったら逆の腕を取ってくれる人がいたかもしれない
仮に足がなかったら支えてくれる人がいたかもしれない
仮に目が見えなかったら共に歩いてくれる人がいたかもしれない
仮に耳が聞こえなかったら共に手話をしてくれる人がいたかもしれない
愚かにもそう思ってしまうのです
私は躓けば笑われ
転べは嘲笑われ
立ち上がらなければ叱咤される
仮に持っていなかったら
躓けば心配され
転べは手を差し伸べられ
立ち上がらなければ激励されるのではと
愚かにもそう思ってしまうのです
読んでいただきありがとうございました。特に深い意味はありません。
よろしければ評価おねがいします。
他にも小説など書いていますよければそちらも。