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思春期未来志向  作者: メイズ
因果の少女編
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【幕間】逆光の中のキミに

 本日の狂想曲が奏でられるその前に。



 逆光の中、フワリと(なび)いた長い髪。


 まっすぐ伸びたスレンダーな脚が印象的なキミ。



 ふと、僕に振り向いた。


 その瞬間が、この目に焼き付けられている。



 それは僕が恋に落ちた瞬間。


 見つめ合った僕たち。その数秒は、僕の永遠。



 キミと僕の間にはまだまだ距離があるよね。


 ねえ、僕たちはもっと寄り添ってもいいんじゃないかな?


 その大きな瞳で僕をもっともっと見つめてくれませんか?



 僕たちの始まりはシンプルな追走曲(カノン)だったけれど。



 やがて不穏なメロディの遁走曲(フーガ)に変わった。


 そこには緊張感漂う不協和音のエッセンスも混じって。



 僕たちは前途多難。


 僕は満身創痍。


 けれど大丈夫。



 最終的には天国の階段へ昇るような、神聖で荘厳な澄んだ和音でフィナーレだ。


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眠りにつく前に
魔女狩りに遭う運命を察知した少女の運命は・・・
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