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例外は存在する

 未解決事件。犯人に辿り着けず、捜査が打ち切りになった事件。捜査すらされず、消えた案件を含めると、どれだけの数になるのか。


 それはこの世界だけでなく、魔法のある世界や科学技術が発展したロボットの世界、様々な未知なる世界にさえ存在する。


 被害者の家族を当然として、捜査する者達の無念は測りしれないだろう。解決のために人生を賭けた者もいるはずだ。


 ミステリーマニアにすれば、未解決事件の謎は甘美な果実だろう。幾つもの考察を立て、討論する。だが、その中に真実があったとしても、解答にはならない。証拠は何もないのだから。


 答えを知ってるのは犯人だけとなる。


 だが、例外は存在する。


 生者ではなく、死者。


 その事件に人生を注いだ者の魂だけが迷い着ける場所がある。


 奇特な死神が住む図書館、もとい探偵事務所。


 今回、この事務所を訪れたのは……

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― 新着の感想 ―
この度はフォローいただきまして本当にありがとうございます。 拝読に参りました~! 宜しくお願い致します♪ 犯人以外に、死者も事件の真相を知るという一文にハッとさせられつつも、意味深さを感じ、作品の雰…
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