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天王様は一般庶民として生活中です  作者: TAREさん
第一章
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プロローグ

投稿は筆不精なためマイペースです。気長によろしくお願いいたします。




 これは天界に住まう天王様が、人々の中で生活する話。


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 私は生まれて直ぐに今の立場になっていた。もちろん幼すぎて覚えていない。

周りは優しく、私は穏やかに過ごしていた。そして自分のいる場所以外を見た事がなかった。

初めてそれを教えてもらったのは5歳の時。その時はそれほど興味もなく知識だけだったが、時がたつにつれここ以外の世界を見てみたいと思うようになり、話を聞くのが好きになった。

8歳の時、勉強の為に初めて人が沢山いる所に行った。ちょっと怖かったがドキドキして楽しかった。沢山のものが生きていて営んでいる事に驚き、新鮮だった。そして誰も自分を知らない事も、見て微笑まない事も新しかった。

9歳になったら前とは別の場所へ行った。馬車に乗って移動し、宿屋というところで寝た。初めて自分で買い物も体験した。緊張したが上手く出来たと思う。

そして10歳、私、いや僕は生活の一部をそこで過ごすようになった。世話をしてくれる爺じとお目付け役2人と一緒に山で暮らし、たまに近くの街へ行く。そうしてこちらの生活を知り学んだ。

11歳からは本格的にこちらで生活する準備が始まった。というのも、僕が学園と言うものに行ってみたいと願ったからだ。周りの者は大変心配したが、年齢制限があるので今しか体験出来ないと思った。


入るために必要な勉強もしたし、力の使い方や隠し方、注意する事も沢山言われた。

試験を受けるために書類による手続きを行い、

12歳、


その時が来た。












読んで下さりありがとうございます。

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