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作者の疑問と考え方  作者: PIERO
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親の人形と意思

親の言いなりのままの人形と意思を持った人間。それを打破するためにはどうすればいいのかと作者なりに考えました。


よろしければ『Another Dystopia』も読んでみてください。よろしくお願いします!

 親からいい子と褒められることは本当にいいことだろうか。それは個人を褒めているのだろうか。それとも、親にとって都合がいい人形として褒められているのだろうか。それを判断するのは非常に困難である。

 だが、それを判別できるようになった時、人形は人間へと生まれ変わると作者は考えている。前置きが長くなったが、今回は素直な子供について考えてみよう。


 素直な子供とは一体どんな子供だろうか。意見を素直に聞き、理解すること。言われたことを素直に聞き実行すること。注意されたことを素直に聞き、二度と過ちを繰り返さないこと。

 いずれも正しい。そして共通して言えるのは何も考えていないということだ。これが小学生の低学年ならばまだ問題ない。中学年もまあ大丈夫。高学年でギリだろう。

 だが中学年以降からではわけが違う。自分で考える能力を身に着けたものとそうでないものの差は全てにおいて能力の差が出てしまう。

 例えば勉強がいい例だ。何も考えずに勉強したところで何も覚えない。それでも頭がいいのは不器用にも丸暗記しているからだ。対して自分で考えているものは何故こうなるのかと考えることができる。その結果理解スピードが速く、今ではなく先を考えることができる。

 しかし、幸いなことにここまでならまだ取り返しがつく。事実、作者は高校の大学受験までこのような状態だったが、とあることをきっかけるして違和感を感じ親が定めた進路を否定して無理やり自分が望んだ進路に変更した。


 しかし、本当の問題は大学に入学あるいは就職したものの末路だ。大学は自分で全て決めなければならない。親の指示に従って大学生活している人形の末路は悲惨である。

 就職した場合も同様である。何も考えない仕事というのは恐らく存在しない。仕事で働くということをするならば何かしら考えなければならない。だが、それを考える力がない人形では長続きしないだろう。


 これを脱するためには何が必要なのだろうか。作者の想像だが、人形から意思を持った人間になるためには何をしたいという願望を持つことが必要であると考えている。

 作者の場合を例に出すが、作者は高校の受験期にこのままではよくないと感じ、進路を変え、大学に通いながら何をするべきなのかを考えて続け、小説を書きたいと思った。その願望を抱き続けた結果、何をすればいいのか、何をすることでその夢に辿りつくのかということを考えることができた。

 

 最後に結論だが、人形から人間になるためには自分が何をしたいという思いや夢を持ち、そのためには何をするべきなのかと考え始めることで意思を宿すことができると考えている。

よく考えてみると、今の日本社会がそんな感じだという違和感を感じます。今の世の中に対して違和感を感じどうすればいいのかと考えるだけでもそれは意思を持った人間になると思います。

実行できるかどうかは別としてですが。

感想。質問等があればよろしくお願いします。


最後に『Another Dystopia』をよろしくお願いします!

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