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グレードアップ!


 早速ダンジョンに戻ってきた俺は初級エリアからモンスターを追加していく。

 ライカンスロープのダンマスから追加させてもらったウルフを7階層から自動スポーンするように設定。


 中級森林エリアにはアラクネ、ドリアードから追加させてもらった虫と草木のモンスターを放つ。


 上級火山エリアにはレッドリザード上位種を。

 上級地底湖エリアにはギルマンから追加させてもらった魚系モンスターの上位種を。

 上級嵐の廃墟エリアには真祖ヴァンパイアのグイメルから追加させてもらった上位アンデッドを、会議に出かけている時に貯まったDPをじゃぶじゃぶ使って発生させていく。


 モンスターの種類が一気に増え、追加した事により職業のレベルが上がり、ダンジョンマスターLv9となった。


 これで召喚出来るドラゴン系モンスターの種類が増えた。


「これなら英雄級エリアも着手出来るな」


 ニヤニヤと追加されたモンスターを眺める。


「しかし一気に増えたな~」


 各色竜の王やエンシェントドラゴンに加え、何処かで見たような邪竜とか色々追加されている。


 多分今の自分のレベルじゃあ扱いきれないと思うから一気にレベル上げしてから英雄級に着手しようとダンジョンを出た。





 ルーロン王国の巨大山脈沿いに点在する魔境の幾つかを殲滅した結果。

____________________

ディアガン 0歳 聖龍 Lv106

ダンジョンマスターLv9


HP487712/487712 MP6349107/1245874


力SSS 体SSS 防SSS 魔EX 速SSS 運98


固有スキル

浮遊 聖域 咆哮

ブレス


アクティブスキル

聖魔法Lv3 光魔法LvMAX 結界魔法Lv6

擬人化


パッシブスキル

威圧 状態異常無効 闇魔法ダメージ無効

____________________


「これくらいやればヤバい竜でも手懐けられるでしょ」


 この時点でディアガンは世界最強の一柱、末席に加わった事を知る由もなかった。


 3日かけて行われたレベル上げから戻ってきたディアガンは早速英雄級エリアにモンスターを放つ。


「英雄級エリアだしそう簡単に攻略出来ないように……」


 44階層からは広大なフィールドにして巨大なモンスターにも対応出来るようにかなり幅と高さのある迷路にする。

 凶悪な罠を散りばめて……、モンスターハウスも作って……、ハズレ宝箱にはランダムでモンスターを召喚する召喚魔法を付与して……、一応セーフゾーン作って……、モンスターは完全ランダムスポーンにして発生するモンスターは……。


 今回は細かく作りこんでモンスターのスポーンレベルも弄る。

 各カラードラゴンは70~100レベルの間でランダムに発生するようにして、他にもバハムート、ヒュドラ、ファフニール、アンフィスバエナ、バラウールが闊歩する。


「まずは44階層完成っと……。

だいぶ貯まってたのにほぼ全てのDP使いきってしまった……。

随時追加するって感じでいいか。

英雄級はまだ公開できないな」


 完成した44階層を自分の目で確認しながら回っていく。

 英雄級上層だからまだエンカウント率は低めにしてあるけど、出会うモンスターは化物揃いだ。


 俺を見ても襲ってこないけどかなりの威圧感を感じる。


「これなら生半可な奴じゃすぐ死ぬな」


 もちろんそれ相応にお宝も最上級の物を置いてある。

 伝説級の武具やら国宝級になり得る魔道具やら大盤振る舞いだ。


 まだ英雄級エリア一層しか出来てないが、その凶悪さからダンジョンランクが一つ上がっているのに俺はまだ気が付かなかった。


 思った感じに完成したダンジョンに感慨深い気持ちになるが先ずはダンジョンを公開しないと行けない。

 フロントエリアにある商業と冒険者ギルドの支部も準備万端だしルーロン王国の国民も今か今かと待ち望んでるだろう。


 フロントエリアに転移して先ずは両ギルドの責任者に会い、今日からこのダンジョンを一般公開する事を伝えた。

 二人のギルドマスターは遂にこの時が来たかと感情を高ぶらせ全身から期待が漲っていた。

 王様を連れて来る事を伝え一旦待ってもらい、俺はルーロン王に与えた荘厳な城に入り、ルーロン城へと転移する。


 いきなり現れた俺に転移陣を護っている衛兵が一瞬驚くが、すぐに王様に知らせに行った。

 暫くして面会するという事で俺専用の謁見の間へと案内される。


「お待ちしておりましたディアガン様!!

遂に……完成したという事で……?」


「ああ、満足行く形になったから各所の転移門を繋げて人間の受け入れを始めようと思って今回はその知らせに来た」


「おおお!!

待ちわびたその時が来るのですね!!」


 ルーロン王は興奮し薄っすらと目に涙を浮かべる。

 王と宰相を連れてフロントエリアに移動し、今か今かと待ちわびる両ギルドマスターと合流して、ついにその時がが訪れた……。

 

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