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月明かりの下で

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします!

「ふふ……」


 ホールを出た所でレティシアが笑い出す。


「は、ははは」


 釣られてウィンにも笑顔がこぼれる。

 誰も来ない静かな場所に行きたい。二人きりで話しがしたい。

 中庭に大理石で作られた噴水と、その傍に白いベンチを見つけた。

 先程まで嵐で荒れ狂っていた雨と風が、いつの間にか上がっていて、雲の切れ間から月の光が見えていた。月光が噴水の白い大理石を、ぼうっと暗闇の中で浮かび上がらせている。この噴水は水源をマレー川から取っているのか豊富な水量でさんさんと水を噴き上げては、水滴が光に煌めいていた。

 見栄っ張りなシュリハーデン伯爵が贅を凝らして作らせたものなのだろう。

 服装のセンスには首を傾げたくなる伯爵だが、庭園の噴水と植え込みが作り出す落ち着いた雰囲気は好感が持てるものだった。

 雨上がりの後の風は冷たく湿っていて、火照った肌に心地良い。

 ベンチは雨の水でぐっしょりと濡れていたが、レティシアが小さく魔法を詠唱するとあっという間に水滴が消え失せ座れるようになった。

 二人はベンチに腰掛けた。


「ああ、びっくりした」

「俺はまだ、心臓がバクバク言ってるよ」


 ここへ来るまでの間ずっと笑い続けていたのだが、ようやく二人とも笑いを収めることが出来た


「無理矢理あそこからレティを連れ出してしまったけど、良かったのかな。レティのお兄さんを怒らせてしまったと思うけど」

「大丈夫。ラウルがなんとかしてくれると思うわ。それよりもお兄ちゃん。一体どうしたの? 本当に何か用事でもあったの?」

「いや……用事なんてないよ。ただ、その……ね? レティがあいつらに囲まれているのを見ていたら、我慢できなくなってしまった」


 それからウィンはレティシアのベンチに置いていた右手に自分の左手を重ねた。そして雲の合間から見える月を見た。


「自分でもびっくりしてる」

「うん」


 レティシアがウィンの肩に頭を乗せ、身を寄せる。


「レティ……。俺はレティの事が好きだ」

「うん」

「多分宿り木亭の裏庭で初めて会ったあの日からずっと……」


 ウィンは一度口をつぐんで、それから自分の肩に乗せているレティシアの頭を撫でて、小刻みに震える肩を抱き寄せた。


「だけどずっと言えなかった。俺と君とではおそらく住んでいる世界が違う。そう思えたから。君が長い旅から帰ってきて、そして君の本当の出自を知った時――俺は君が俺のそばから離れて、遠くに行ってしまうんじゃないかと思って、それが怖くて君から離れてしまった」

「…………」

「だけど俺は勇者の師匠だという事になって、安心してしまった。ああ、これでレティと俺は新しい絆で結ばれたんだって。例え身分違いであっても、師と弟子という事なら俺はレティと今までどおりの関係でいることができるんだって……」


 レティシアが身体を起こした。そして少し潤んだ瞳でまっすぐにウィンの顔を見上げた。

 ウィンもレティシアの両肩に手を置くと、しっかりと彼女を見つめた。


「俺はずるくて弱い。レティの気持ちに気付いていて、だけどレティの気持ちに応えてしまったら、周囲はきっとそれを許さない。俺とレティを引き離してしまおうとする。それが怖くて仕方がなかった。だから兄と妹のような、幼馴染みの関係をずるずると続けてきてしまった。俺は……そう、俺には一歩踏み出す勇気が無かったんだ」


 ウィンの独白をレティシアはただ、黙って聞いている。

 胸元で右手を左手で抱え込むようにしてギュッと握り、ウィンの一言一言を噛みしめるように小さく頷く。

 

「レティ――レティシア。レティシア・ヴァン・メイヴィス。君の事が好きだ。もう住んでいる世界が違うなんて言い訳をしたくない。俺は君を離したくない。ずっとそばにいて欲しいんだ」


 ウィンの想いが込められた言葉と同時にレティシアの目が大きく開かれ、彼女の白い頬を雫がすーっと流れ落ちる。


「私も……私もお兄ちゃんの事が好き。好き。大好き。絶対にそばから離れたくない……。自分でもどうしようもないくらい好き……」


 ウィンはレティシアの頬を両手で包むと、親指で彼女の頬を伝う涙を拭う。

 レティシアが瞳を閉じる。

 二人の唇が重なる。

 

「レティ……レティシア……」


 噛みしめるようにウィンはレティシアの名前を呟くと、もう一度彼女の小さな唇に自分の唇を重ねる。


「レティ……君のことをずっと守るよ。ずっとそばにいる」

「私も、もう二度とお兄ちゃんと離されるのなんて嫌だ。絶対に絶対に、お兄ちゃんのずっとそばにいる。あんな寂しい思い、二度としたくない……っ」

 

 魔王を倒すという重い運命を背負って旅をしていた時も、レティシアは引き離されてしまったウィンを想って泣いていたという。彼女はどんな時だって、ずっとウィンの事を想い続けてきたのだ。

 世界中の誰よりもウィンの事を信じ、甘え、そしていつだって深い愛情を注いできた。

 そんなレティシアにウィンが応えることのできる言葉。


「愛してるよ、レティ」


 レティシアの大きく見開いた目から、新たな雫がこぼれ落ちる。

 

「嬉しい……嬉しいよ……」


 胸元に手を当てて、ポロポロと涙をこぼすレティシア。

 レティシアがずっと待ち焦がれていた一言。

 胸の奥からこみ上げる熱い気持ち。

 全身が震える程の幸福感。


「嬉しいよぉ……」


 かつて無い喜びに、両手で顔を隠してレティシアは泣いた。

 ウィンは強くレティシアを抱きしめた。

 ウィンの腕の中でレティシアは小さく震えながら泣き続ける。


「お兄ちゃん……お兄ちゃん。やっぱりお兄ちゃんは凄い。こんなに、こんなにも私を幸せな気分にしてくれるなんて……」

「そうか……」


 そしてレティシアは、ウィンの腕の中から身を起こすとはにかんだような笑顔を見せた。


「ねえ、もう一回言って? もう一回ギュッとして?」

「ああ、愛してるよ。レティ」


 レティシアの求めに応じて、ウィンはもう一度彼女の身体を引き寄せる。


「ふふ……お兄ちゃんったら、真っ赤になってる」

「し、しょうがないだろう」


 耳元で囁いてクスクスとレティシアは笑う。

 ロックにけしかけられてレティシアの兄と貴族達から彼女を連れ出した勢いそのままに、長年隠し続けた想いを告白してしまったのだ。じゃれついて甘えてくるレティシアはとても可愛かったが、だんだんと恥ずかしさを覚えてきてしまう。

 頬が熱い。

 無防備に身体を預けてくるレティシアの背中に手を回して、レティシアの絹のような手触りで柔らかい髪を弄ぶ。その感触が心地よいのか、レティシアが目を細めた。

 ウィンの中に愛しさが込み上げる。

 屋敷の中から聞こえてくる声が、もうすぐ宴の終わりを告げようとしていた。

 中庭にも誰か人がやってくるかもしれない。

 それでも、抱き合ったウィンとレティシアは、互いの身体から感じるぬくもりから離れがたさを覚えていた。

 しかし――。

 先に異変に気づいたのはレティシアだった。

 ウィンと抱き合った格好そのままで、精神を集中させて周囲の気配を探る。

 そのレティシアの身体が緊張に包まれたことで、ウィンも異変に気づいた。

 屋敷の外から何やら揉めているような声が聞こえる。


「何だ?」


 身体を離し立ち上がった二人の疑問は、屋敷に必死の思いで駆け込んできた兵士の声で解消された。


「も、申し上げます! ぺ、ペシュリカに向けて帝国軍が進行中! この屋敷も包囲されて……ぎゃあああ……っ」


 振り絞られた兵士の声は、最後に断末魔の声でかき消された。

 だが、命を賭して急を知らせた兵士の声は、確かにウィン達の下へと届いていた。

 

「コーネリアさんの所に!」


 弾かれたようにレティシアの手を引っ張って、駆け出すウィン。


「お兄ちゃん、あのね? 私はもう迷わないよ」


 そのウィンに並んで走りながらレティシアは、まっすぐ前を見つめて呟いた。

 何を? とはウィンは問い返さなかった。

 ただ、レティシアと繋いだ手に僅かに力を込めて、ウィンはレティシアへの返答の代わりとする。 

  二人の甘いひと時を邪魔されてしまった格好だが、お互いの気持ちは伝えあった。ならばもう、恐れるものは何も無かった。



 ◇◆◇◆◇



「これは何のおつもりかな、シュリハーデン伯爵閣下?」

「お慌てになる必要はございませんよ、ラウル殿下。今宵、別のお客様をご招待してあるだけですから」


 ホールに戻ったウィンとレティシアの目に飛び込んできたものは、ラウルを始めとしたリヨン王国軍の高官達とコーネリアに従うリゼルマン伯爵とその部下、そしてロック、ウェッジ、リーノが西方方面騎士団の兵士達に囲まれて剣を突きつけられている姿だった。


「ラウル!」

「やあ、レティ。ご覧の通りの有様さ」


 ホールに戻って来たウィンとレティシアを見たラウルが、肩をすくめてみせる。

 大勢の兵士に囲まれているのに、その評定にはまるで危機感というものが現れていない。


「別のお客様とは、今街道を進んでくるノイマン皇子の主力部隊の事かな?」


 ラウルの質問に、シュリハーデン伯爵はニヤリと冷たい冷笑を浮かべて頷いた。


「もてなすと称して私達だけを町の中に入れ、他の将兵を町の外へ出したのはこのためですか! 貴方がたは、初めからノイマン兄上に与していたのですか!」

「最後の晩餐といったところでしょうかな、コーネリア姫。楽しんでいただけましたでしょうか?」


 厳しい表情を見せるコーネリアに、シュリハーデン伯爵は嘲るような表情を浮かべる。


「時局の趨勢を見れば、当然の結論でしょう? コーネリア姫」

「しかしシュリハーデン伯。我がリヨン軍は六万。帝国西方方面騎士団と諸侯らの軍は、合わせてもせいぜいが二万程度の規模のはず。進行してくる帝国の主力部隊と合流を果たすまでは、数の上で私達の方がまだ有利だ。だまし討ちを受けたと知った我が軍は、すぐにでもこのペシュリカの町に攻め込んでくるぞ?」

「だからこそですよ、ラウル殿下。だからこそ殿下と姫様をこの屋敷に招待したのです。皆様方には捕虜となって頂く。王太子を人質に取られて貴国の軍は、攻撃できますかな?」

「下劣な……同盟の誼を結ぶ国の王族に剣を向けるなんて、恥を知りなさい!」


 シュリハーデン伯爵を睨みつけ、コーネリアは拳を強く握りしめた。その横でラウルが小さく首を横に振る。それから背後に控えていた駐リヨン王国大使リゼルマン伯爵に声を掛けた。


「やれやれ……大使殿の心労、お察しする」

「誠に申し訳ございませぬ。まさかあの者どもが、ここまで愚か者であったとは……。帝都を無事奪還後、皇太子殿下に目通りした際には、すぐにでも西方の諸侯の資格について相談をしたいと思います。それまでは何卒、ご寛恕賜りたく……」


 声を潜める事も無く、リゼルマン伯爵がラウルに謝罪する。

 愚か者と断言したリゼルマン伯爵へ、周囲を取り囲むシュリハーデン伯爵に与する貴族達が色めきだっていたが、シュリハーデン伯爵が手を上げて抑え込み暴発する自体にはならなかった。

 しかし、どうやらロックの言っていた通り、この辺りを治める諸侯達は政治的センスというものが、致命的に劣っているらしい。そう思ったウィンがロックを見ると、ウィンの心中に気付いたのかロックも処置なしといった風に両手を広げて、肩をすくめてみせた。


「レティシア」


 まだリゼルマン伯爵の発言にざわめいている貴族達の中から進み出てきたのは、レティシアの兄レイルズだった。

 レイルズは妹がウィンと手を繋いだままでいるのを見て、一瞬顔を険しくした。が、すぐに貴公子らしい微笑を浮かべると、彼女を迎え入れるように両手を広げて言った。


「君はこちらへ来なさい。ノイマン皇子殿下は私達の義兄上となられる方だ。殿下は義妹となる君の事も大変心配しておられる。今ならば、君が賊軍側と行動を共にしていたことも不問としてくれるそうだ。『勇者』としての名声を地に堕とす前に、帝都へと赴きノイマン殿下に拝謁しよう。その時にはこの兄も一緒に謝罪し、殿下には寛大な処置をお願いして――」

「兄上、何か勘違いをしていませんか?」


 レイルズの言葉を途中で遮り、レティシアが口を開いた。その声音は心底妹を心配している風を装うレイルズに対して、まったく真逆の冷たいものであった。


「私が創世の女神アナスタシアより授かった『勇者』という称号は、大神官位、皇帝位と並ぶ。一皇族でしかないノイマン殿下に降る必要はありません」

「わ、悪かったレティシア。確かに君の言うとおりだ。殿下へ君が謝罪する必要はないかもしれない。だがレティシア、よく聞きなさい。私と共にノイマン殿下の下へ赴けば、殿下は我がメイヴィス家の更なる発展を約束してくれた。君にも良い縁談を用意してくださるだろう。君の相手ともなれば並大抵の地位の者では不足だ。大国の王族が相手となるのは間違いない。ノイマン殿下ならば、君のためにもきっと良い縁談を――」

「せっかくですが、兄上。私はもう、将来を共に歩む者を定めております。ウィン・バード。私が最も敬愛する師、そして最愛の人」

「馬鹿な……たかが、そいつはたかが平民だろう!? 考え直せ、レティシア! 大国の王族と縁談がまとまれば、一生何不自由の無い生活を送ることができる! 我がメイヴィス家に更なる繁栄をもたらすことができるのだぞ!」

「家の事など関係ないのです、兄上。私は世界のためと言われて、魔王を倒すために旅をしました。四年……人によっては、たかだか四年程度の旅と言われるでしょう。ですが、私にとって最愛の人と無理矢理引き離されたこの四年は、辛かった……寂しかった! もう二度とあんな思いをしたくありません……」


 ウィンの腕を胸元に抱え込むようにしたレティシアが、彼の顔を見上げてはにかんだような微笑を浮かべる。そんなレティシアへウィンも微笑みを浮かべ、力強く頷いてみせた。

 そんな二人の様子を見て、ロックが小さく口笛を吹き、リーノがパッと顔を輝かせ、コーネリアも小さく微笑みを浮かべた。


「もう二度と、私は彼のそばを離れない……」 

「レティシア!」

「もう良いでしょう、レイルズ殿。ご家族の話し合いは、この騒ぎが落ち着いた後にでもしてもらいましょうか」


 レティシアとレイルズの会話に割って入ったのはシュリハーデン伯爵。


「王太子殿下、コーネリア姫。ここから帝都シムルグまでは我が西方方面騎士団と同行して頂きましょう。外にいるリヨンの兵士諸君には、祖国へお帰り頂きましょう」

「そのような事、我が軍が聞き入れるとでも?」

「これは心外ですな、ラウル殿下。聞き入れてもらうのでは無く、私は命令をしているのです。王太子殿下。どうやら殿下には立場を弁えて貰う必要がありそうだ。捕虜としての――いや、貴様らは貢物なのだよ、我らからノイマン殿下へのな!」

「立場を弁えていないのは、さてどちらかな。分を知らぬ下郎が! この程度の兵力で俺達を捕虜にしようとは、侮られたものだ。お前達、やるぞ! 包囲網を突破して、味方と合流する! やれるな!?」

「はっ、殿下!」


 ラウルが抜刀するのに合わせて、リヨン王国軍の高官達が剣を抜いた。


「貴様ら、抵抗する気か! おとなしくしていれば、それなりに丁重に扱ってやったものを!」

「生憎と生来諦めの悪い性格でね! おかげでレティの旅に最後まで付き合ってやることができた」


 斬りかかってきた完全武装の兵士の胴を鎧ごといとも簡単に剣の一振りで両断して見せて、ラウルは口元に野太い笑みを浮かべた。


「ひっ……」


 盛大に飛び散った血飛沫と臓物。鼻を突く血の臭いに、貴族達の顔がさっと青ざめた。 

 次はどいつだと言わんばかりに鋭い眼光で睨みつけるラウルに気圧されて、包囲していた兵士達の輪がざっと広がった。

 兵士達の見せた一瞬の怯みを見逃すラウルでは無い。

 包囲網の綻びを的確に見出し、ラウルはそこへと飛び込んだ。

 神速の剣さばきで兵士をあっという間に二人切り捨てると、ラウルが作った包囲網の綻びをさらに広げるべく、リヨン王国の武官たちが飛び込んでいく。

 

「ええいっ! 相手は少数ぞ! 何をやっているか!」


 シュリハーデン伯爵が兵士達を知ったするが、屋敷の中という事が包囲する兵士達に不利に働いた。

 広いホールでならともかく、ラウルは相手がラウルの放つ気に呑みこまれてしまっている内に、さっさと屋敷の廊下までの道を切り拓いてしまった。

 こうなってしまうともう、兵士の数の差など関係なくなる。後は技量の勝負。『勇者』に『剣聖』と、その『剣聖』が鍛え上げた者たち。

 シュリハーデン伯爵の兵士達はあっさりと突破を許してしまった。


「殿下! ご無事で!?」


 屋敷の外へ出るとラウル付きの女騎士マヌエラが馬に乗って駆け寄ってきた。町の中の異変に気付き、マヌエラはラウル達の脱出を援護するために部隊を展開させていた。


「軍をまとめろ! ノイマン皇子軍を迎え討つ!」

「はっ!」


 ラウルの発令にマヌエラに付いてきたリヨン王国軍の騎士、兵士達が敬礼をして駆け出していく。

 戦争が始まる。

 マヌエラが引いてきてくれた馬へ飛び乗り、自身の後ろにレティシアを引っ張り上げると、ウィンは町の外にいる味方に合流するべく馬を走らせたのだった。 

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