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勇者様のお師匠様  作者: ピチ&メル/三丘 洋
第五部 リヨン王国
117/152

サラの岬へ

「どう思う、レティ?」


 魔族が関わってくるならば、事は大陸にある全ての国を揺るがしかねない。

それほど大きな問題となってくる。

 ウィンはギドマンが部屋を辞した後、一言も言葉を発せず考えこんでいるレティシアに問いかけた。


「うん……ギドマン管理官の話に一切の虚偽は無いと思う。それに、彼の推察もほぼ正しいと思うわ」


「本当に魔族が?」


「ふむ……じゃが、わっしは魔法の道には疎いゆえ、コンラート・ハイゼンベルクという男を知らんのじゃが、わっしらよりも遥かに強い魔族が『背教者』と呼ばれる者たちと手を組んでまで、その男の遺産を手にしようとする目的は何なんじゃ?」


「コンラートは……元セイン王国宮廷魔導師コンラート・ハイゼンベルクは、魔王降臨の場に居合わせた三人の人物の一人。そして私と同様、魔王を前に立ちながら、滅びを免れた偉大な魔導師でした」


「ほう……」


 魔物との戦いの旅でレティシアは三人の仲間。

 つまり『剣聖』ラウル・オルト・リヨン、『大賢者』ティアラ・スキュルス・ヴェルファ、『聖女』リアラ・セインと共にあった。

 しかし、魔王との戦いの最終局面において、ラウル、ティアラ、リアラの三人は、魔王までの道を全力で切り拓いた後は、後方でレティシアの支援に徹した。

魔王の眼前に立ったのは、レティシアただ一人。

 魔王が身に纏う瘴気は、ラウル、ティアラ、リアラという、人類で最高峰に近い力を持つ者たちでさえ耐え得るものでは無かったのだ。

 だが、それ程の魔王の濃密な瘴気さえも、耐えてみせた者が人類にはもう一人いた。

 それがコンラート・ハイゼンベルク。

 魔王降臨の衝撃とその後に吹き付けてきた夥しい瘴気を、左腕と左足を失いながらも

 咄嗟に張った結界で防ぎ、あまつさえ自らの主の娘と侍女を、魔王の手の届く範囲から護り逃げ延びた。


「それほどの人物がいたとはのぉ」


 ミトが感心のため息を漏らす。

 ウィンも以前、コンラート・ハイゼンベルクについてレティシアから聞かされていたが、改めて彼が傑出した人物だった事を思う。時代が違っていれば、表の歴史に名を残す人物となり得たに違いない。


「それほどの人物が遺した遺産であるなら、魔族が手に入れようと目をつけても不思議は無いのか」


 ミトの言葉にレティシアが頷く。


「でも、魔族がコンラート・ハイゼンベルクの遺産を狙って古城を襲ったのだとしたら、目的の物は入手出来ていないかもしれない」


「レティ、どういうこと?」


「コンラートの研究の究極の目的は、破壊神を召喚して魔王を倒す事にあったの」


「うん」


「そしてサラはその遺産を奪い、独自に研究。破壊神を召喚して、魔王だけではなく、この世界そのものを一度終わらせようとした」


「前にそう言っていたね」


「その件はわっしは初耳じゃな」


「確かにコンラート・ハイゼンベルクの研究の要は、その古城で行われていたのだけれど、サラは自身の研究の完成後、破壊神召喚の儀式の場所を別の所へと移したの。だから古城に残されていた遺産は、その研究の過程で作られた魔道具や魔道書ばかりで、破壊神の召喚に必要な物は大して残っていなかったと思う」


「魔族が最初からその魔道具なんかを狙っていたとか……」


 レティシアが首を小さく振る。


「それは無いと思うよ、お兄ちゃん。コンラート・ハイゼンベルクが作り出した魔道具、魔道書が強力なのは間違いないんだけど、あくまで人間が扱うならばの話であって、もともと強大な力を持つ魔族が、そうした魔道具や魔導書を積極的に狙うとは考えにくいの。コンラートが、サラが完成させた破壊神を召喚するための方法を奪おうとしたって考えるほうが自然だと思う」


「じゃあ」


「うん。襲撃者たちは、肝心の遺産はまだ手に入れていないと思うよ」


「ならばその魔族共は、また遺産がある場所へ姿を現すかもしれぬな」


 ミトの言葉にウィンとレティシアは頷いた。


「でも、その完成した研究っていうのはどこにあるんだろう?」


「それは私がわかるわ、お兄ちゃん」


 レティはそう言うと、部屋の窓へと目を向けた。

 帝国公館を囲む高い壁に遮られて見えないが、レティシアの目線の先には海があるはずだ。


「このリヨンの町の近くにある岬。その岬の突端部に建てられた小さな祠。そこが、サラ・フェルールが最後を遂げた場所よ」

 


 ◆◇◆◇◆



 リヨンの王都から海岸沿いに西へと進むと、波に削られて険しい断崖となった岬がある。その突端部にリヨンがまだ町ではなく小さな漁村だった頃から建てられている、小さな祠があった。

 夜は火を灯す灯台の役割も果たすその祠は、管理する司祭もおらず、訪れる者は夜に火を灯す役目を請け負った者と、沖へ漁に出た亭主の無事を祈る女房たちだけ。

 だが、それも小さな漁村だったリヨンが交易都市として大きくなっていくと、立派な教会が街中に幾つも建設され、また灯台も岬の先の岩礁に大きく立派なものが築かれた。

 そのためわざわざ祠を訪れて祈りを捧げる者はいなくなり、やがてリヨンに住む者たちは祠の存在をほとんど忘れてしまっていった

 祠に訪れる者が滅多といなくなってから百年近い時が流れた。

 訪れる者もなく、昼夜問わず潮風に晒されて人知れず朽ちていくばかりだった祠の傍に、一人の老境に差し掛かった女性司祭が小さな家を建てた。

 そして祠に起きたその僅かな変化が、数百年ぶりで人々にその祠の事を思い出すきっかけとなった。

 この地に引っ越して来た女性司祭の名はサラ・フェルール。

 セイン王国にて魔王降臨の場に居合わせ、コンラート・ハイゼンベルクという稀代の魔導師によって命を救われると聖職者となり、世界各地を巡って苦難に喘ぐ人々を救わんと活動し続けた人物。

 その功績と人々の間に広がった名声は、エメルディア大神殿にも無視できるものではなく、サラは『聖人』の称号を授与された。

 通常、『聖人』の称号は、大きな業績を残した大神官や高位の司祭に対して、死後に与えられる称号で、生前に与えられる事はほとんどない。

 例外は、創世神アナスタシアから最初の神託を授けられた初代大神官と、エメルディア大神殿を建立した当時の大神官の二人だけ。

 サラは史上三人目の『聖人』の称号の生前授受者だった。

 この小さな祠の傍に居を構えたサラは、噂を聞きつけて訪ねてくる多くの苦しむ人々を救い続けた。

 病を癒やし、怪我を癒やし、戦場に出て行った家族や愛する者の無事を祈る人々と共に、神に祈りを捧げた。

 それはサラが突然の死を迎える時まで、毎日のように行われていた。

 そして、サラの死後。

 その死を悼んだ大勢の民たちの手によって、彼女を祀るための聖堂を建立することが決められた。

 聖堂の建立予定地は、生前のサラが終の棲家とした祠のある岬。

 建設される聖堂の名は、サラ・フェルール大聖堂となる予定である。




「へぇ……この場所がこんなに活気に溢れているのは、大聖堂を建てるために職人さんたちが集まっているからなんですね」


 ウィンがそう言うと、ウィンとレティシア、そしてミトの三人に、サラ・フェルール大聖堂建設由来を話してくれていた食堂の女将が、食堂に集まっている客たちを見回して言った。


「職人たちだけじゃないよ! あたしらみたいな一山当ててやろうって者たちも、大勢集まってきてるさね!」


「そうじゃろうなぁ。わっしらのような職人が集まれば、工具の作製修繕を生業とする者。当然資材を納入する商会の者。そしてそれらを輸送する者。そんな者たちを相手に商売する者、料理を提供する店、生活雑貨を販売する店など色々集まってくる」


「そうそう。みんなこの好景気に便乗しようと必死さね。まあ、ついでに碌でもない連中だって集まってくるけどさ。ドワーフの爺さん、あんたもこの大聖堂建設で一儲けしようとやって来た口だろう?」


「まあ、そんなもんじゃな」


「ドワーフといえば、石工建築において右に出る者無しって言われてるからね! どこの現場の親方からも引っ張りだこさ! きっと高額の報酬が約束されるよ!」


「ハッハッハ、そうじゃろうなぁ。わっしらのお仲間も多いのかね?」


「ああ、いるいる。たくさんいるよ! 何しろ、建立されるのはあのサラ様の大聖堂だ。そしてその総責任者にはリアラ様と来たもんだ。ドワーフ族の中には一族総出で引っ越して来た者たちもいるよ」


「ほう……それは凄いな」


「爺さんは一人で出てきたのかい? この二人に雇われているわけじゃないんだろう?」


「一人じゃな。マジルの山中で石を掘って暮らしておったんじゃが、昆孫も一人前になりおったところで、この二人と知り合ってな。随分と長い時を山で過ごした事じゃし、これを機会にして山を下ってみようと思ったわけじゃ」


「そうなのかい。じゃあ、あんたは山を出て第二の青春を満喫中ってわけだ」


「ハッハッハ、そうじゃな。二人には邪魔かもしれんがのぉ」


「そんなことは無いですよ。ミトさんと一緒に旅ができるのは、とても心強いです」


 ウィンが否定するが、レティシアがそんなウィンをチラリと見て不服そうな顔をしたのを見て、ミトは豪快に笑った。


「まあ、何にしてもだ。まだ、村とも町も呼べない混沌したこの場所だけどさ。物見遊山にしろご覧の通り活気だけはある町だし、退屈はしないだろうさ。金を稼ぐ手段だっていくらでもある。最も、あたしらにできる手段なんて、職人や集まる商人を相手に料理を振る舞う程度しか思いつかなかったけどさ!」


「いえ、とっても美味しいですよ。この貝を使ったスープなんて、絶品だと思います」


 ウィンがそう言うと、食堂の女将が嬉しそうに破顔した。


「アハハ、うちの亭主の自慢のスープさ。リヨンの小洒落た店の出すスープにだって引けを取らない自信があるよ! 王宮の料理人だって、うちの亭主が作るスープには敵わないだろうね!」


「ええ、きっと」


「私もそう思います。とっても美味しい」


 スープに入っていた大きな二枚貝の貝柱を食べてから、レティシアもそう口を挟む。

 すると女将が笑うのをやめて、目を丸くする。


「……お嬢さんのような良い家の娘さんにまでそう言われると、本当にそう思えてくるね」


「忙しい所にわざわざお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました」

「いいってことさ。もしも話のお代に何か礼をって考えているなら、あんたら旅の人だろ? 旅先でうちの店のことを宣伝してでもくれたらいいさね。そっちのお嬢さんは、見た所良い家の娘さんのようだし、知り合いに吹聴してくれるだけでも良いよ!」


「はい」


(まさか、本当にレティが王宮の料理と比較してそう思っているとは、女将さんも考えていないだろうな)


 ウィンとレティシアの席から離れていく女将の背中を見送りながら、ウィンは笑いを浮かべた。

 ウィンもコーネリアの従士となった事で、王宮で食事をする機会が増えた。

 確かに超一流の料理人が作る料理は、素材も極上の品が使用されていて、見た目も味わいも一級品である。

 だが、ウィンもレティシアも『渡り鳥の宿木』亭の主人ランデルの料理を食べて育ってきた。この食堂で出されているスープのように、大勢の客に提供できるよう、大量の材料を鍋に投入して作り出す、粗野で濃厚なスープが美味しいと感じる。それに王宮は厨房から運ばれてくる間に、どうしたって食事が冷めてしまう。できたて熱々というわけにはいかない。

 レティシアがゆっくりとスプーンにスープを掬い、口をつける。彼女は子供の頃から美味しいものを食べるときは、本当に幸せそうな表情を浮かべる。

 ウィンはそんなレティシアを見るのが好きだ。幼い頃からレティシアが食べる際に世話をしてきたからかもしれない。


(いつも思うけど、俺はともかく公爵家の姫君の舌が庶民的ってのはどうかって思うけどね)


 そう思って、ウィンは苦笑を浮かべた。

 それに気づいてレティシアが「うん?」と顔を向けてくる。

 ウィンは何でも無いよと言うように、レティシアに微笑みを返した。

 それを見ると、レティシアは再びスープに意識を集中する。

 ウィンはチラリと周囲を見回した。

 こうした食堂に来ると、レティシアの類まれなる美貌はやはり食堂中の人々から視線を集めてしまう。

 昼時の忙しい時間帯に、わざわざ女将がサラ・フェルール大聖堂の由来を話してくれたのも、街中ではまず見かけない上流階級に属する事が一見してわかるレティシアに興味を持ったからだろう。

 実際の所、レティシアの事を女将は、大聖堂建設予定地へ資材の納品にやって来た商会の娘じゃないかと考えているようだった。


「ふぅ、ご馳走様でした。お腹いっぱいだよ」


「俺もだ。想像以上に美味しかったね、このお店」


「うん。ランデルさんの作る料理にも匹敵するよ」


「そうだね。ランデルさんにここのスープを飲んでみて欲しいな」


「スープのレシピを教えたらランデルさん、これ作ってくれないかなぁ」


 どうやらレティシアはこのスープを本当に気に入ったらしい。空になった皿を名残惜しそうに見つめている。


「どうだろう? シムルグだと新鮮な海産物って手に入りにくいし……乾物を使っても同じ味は出せるのかな?」


「そうだよね……そうだ! 魔法でどうにかできるかもしれないよ? 樽に海水を詰めて生きたまま魚介類を入れて、空をひとっ飛びで持ち帰るとか!」


「ほぅ、そんな魔法もあるのか」


 ミトが感心したような声を上げる。

 もしもそういう魔法が使えるならば、輸送手段に革命が起こる。

 新鮮な海の幸が手に入るわけもない山奥の土地にまで、乾物ではない新鮮な魚を手に入れられるようになるからだ。


「いえ、ミトさん。そんな魔法は無いですからね。レティだとやってやれそうな気はするけどさ」


 ウィンは少し呆れ気味に笑う。


 公爵家令嬢という姫様と呼ばれるべき身の上にしては、レティシアは子どもの頃から食い意地が張っている。

 時間があれば本当にやってしまうかもしれない。そしてそれをやれるだけの魔力もありそうだ。


「うん。多分できると思う。やってみようか」


「待て待て」


 今にも試してみたそうなレティシアをウィンは思いとどまらせる。

 神にも匹敵するというその魔力を、ただ好物が食べたいがためだけに使用するというのはどうかとウィンはそう言ってみる。


「魚を輸送する勇者とかどんな勇者?」


「別になりたくて勇者って呼ばれるようになったわけじゃないもん。勇者なんて特別扱いをされているけど、私はずっと昔のままのレティなんだから」


 レティシアは後半を少し強めに主張する。ウィンに自分を勇者扱いしないで欲しい、そう訴える。


「ああ、うん。レティはレティなんだけど……それでも、やっぱりどうかと思うなぁ」


「そう?」


 幼い頃、ウィンがレティシアとポウラットと共に冒険者として初めてパーティーを組んで仕事をした時の事。

 その事件で知り合った翼人の少女イフェリーナを救うために空を飛んで見せたことがあった。

 それも自身だけでなく、ウィン、ポウラット、それに臨時でパーティーを組んだベテラン冒険者のオールト、ルイス、イリザの三人も纏めて飛んだ。

 あの時、ウィンはまだ幼くて魔法というものをよくわかっていなかったが、今にして思えばイリザが、レティシアのあまりにも理不尽な魔法の使い方に、驚愕して叫んでいたのも理解できる気がした。


「ハッハッハ、まあ良いじゃろうて。別に誰かに迷惑を掛ける話でもなし。ところで、そのランデルという御仁が作る料理は美味しいのか?」


「街の宿屋兼大衆食堂なもので、洗練された料理というわけじゃないですけどね」


「わっしらドワーフが、お行儀の良い料理を好んでおると思うか? 美味い酒に合う料理であれば問題ないわい。勇者殿も気に入るくらいじゃ。ぜひ一度、その御仁が作る料理を食べてみたいもんじゃな」


「ええ。お酒に合うことは保証しますよ。冒険者や旅の商人の方々が絶賛していましたから」


 自分を育ててくれた恩人の料理に期待されて、ウィンは誇らしげに胸を張った。


「うむ。旅の目的がまた一つ増えたわい」


「さて、じゃあそろそろ祠を訪ねてみようか。レティ、ここの料理が気に入ったのなら、また食べに来よう。どうせ調査が終わるまでは、この町に滞在する予定だしね。何なら、帝国が平和になったら、また来たっていい。レティだって仲間だったラウル殿下と、またゆっくりと話をしたいだろう?」


「そうだね、また一緒に来ようね。でも、私がラウルと話したいかどうかはともかく、ラウルはきっと帝国内のゴタゴタが収まったとしても、きっとそれ以上に忙しくなるはずだわ」


「それ以上に?」


「うん。おそらくこの国がどうしてアルフレッド殿下へ力を貸すのか。その本当の目的のためにね」


 支払いを済ませようと立ち上がったウィンに続いて歩き出したレティシアが、周囲の客を気にしてか声を潜めて言う。

 ミトが興味深そうな顔でレティシアの顔を見上げた。


「帝国とリヨンは同盟を結んでいるし、アルフレッド殿下はラウル殿下と親しい関係にある。それに近年、周辺国に積極的に戦争を仕掛けて、領土拡大を狙っているペテルシアへの牽制も図りたい。そんな所かなと思っていたんだけど」


「それもあるね。でも、ペテルシア王国もリヨン王国も真の目的は別にあると思う」


「真の目的?」


「私が魔王を討滅したことによって縮小しつつある魔物領。大陸北部の広い範囲で空白となった土地の利権だよ」


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