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感染者の牙  作者: 岡田健八郎
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開放

プロローグ

神奈川県藤沢市のとある大きな病院。ここでたくさんの患者はいつもどうりベッドに寝て点滴を受け、看護婦はいつもどうり患者の看護などで仕事をしていた。

しかし、病院の裏口から怪しい3人組が鍵を壊して中へ侵入した。廊下を進みエレベーターで地下2階へと降りた。

エレベーターの扉が開いた瞬間、目に入った光景はたくさんの動物が檻に閉じ込められていた。動物たちは3人組に気づくか否か一斉に吠え出した。3人組が檻を開けようとすると突然、医者と思われしき人物が現れ、3人組に気づいた。

「何をしてるんだ!」

医者は三人に叫んだ

「この子達を自由にするのよ」

1人が医者を見ずに答えた。声としゃべり方からして20代後半の女性だろう

「動物愛護団体か!よすんだ、そいつらは<感染>しているんだぞ!」

女性ともう一人の大柄の人物は無視していたが小柄の男性が半信半疑で医者の話を聞いた。

「感染って、何に感染してるんだ?エボラか?」

医者は焦っていた。

「違う!新種のウイルスだ。頼む、信じてくれ・・・」

医者の説得を聞かず動物の檻をバーナーで焼き切ろうとしていた。医者は警報を鳴らそうと奥まで走り出した。小柄な男性が追いかける。そんな2人を無視して、女性と大柄の男性は檻をバーナーで切った。その瞬間、檻の中の猿が走り出した。自由を求め出口へ走っている。2人はそう解釈した。しかし猿は出口めがけて走っていなかった。女性の首筋をめがけて跳んだ。

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