永田いね
有名な熊本の民謡「おてもやさん」は歌詞に方言がそのまま使われた唄として有名です。
熊本出身でないと意味がわからない部分もありますが方言だからこそ、ユーモラスな陽気。
このおかげで全国的に親しまれた唄になったそうです。
明治期にこれを作ったとされるのが熊本市で踊りや三味線を教えていた永田いねさん。
多くの生徒がいて、厳しい先生方だったと伝えられています。
「おても」は女性の名前。
「やん」は「さん」や「ちゃん」で、タイトルは「おてもちゃん」の意味です。
いねの友達といわれ「最近、結婚したんだって?」と会話する唄です。
「あなたが好きです」歌う2番はいね自身の恋物語のようですね。
一方幕末にはすでに歌われていたといわれています。
幕末の日本は天皇が支えるか幕府が支えるかで意見が割れていました。
熊本県は幕府支持てしたが天皇支持の勤王派もいて、幕府側の新選組に襲われ 命を落とした熊本藩主もいました。
「おてもやさん」は「天皇側と繋がりができたのか」など 表立って言えない話しを勤王派の藩士が暗号にした「しのげ歌」だった説もあります。
いずれそれがレコードになり、1953年第4回、55年の第6回後2席、NHK紅白歌合戦で歌われ全国的に有名になったそうです。
熊本市中央区熊本市電、祇園橋近くには三味線を演奏しながら踊りを教えている水田いねの像があります。




