Anti-Code: 異能のはみ出し者

【心を暴いて、戦う。はみ出し者が描く管理社会へのアンチテーゼ】

全人口の5％が、異能＜コード＞と呼ばれる能力を持つ社会。
彼らは国家組織・PCAーThe Public Code Authorityーに登録し、そのランクに応じて優遇を受ける代わりに“慈善活動”を義務付けられていた。

登録を拒み、社会のはみ出し者として生きる青年・天城蓮。
ある夜の出会いをきっかけに、皮肉屋で自由を愛する彼と、ノブレスオブリージュを心から信奉するPCAの職員・西園寺見奈との、騙し騙されの逃走劇が始まる。

蓮は、己の異能＜コード＞：以心伝心＜リンクエコー＞を武器に相手の心を暴き、様々な異能＜コード＞を相手に、管理社会に抗っていく。
そしてついに、彼の人生に大きく関わる、社会の深い闇が明らかになる――

自由を求める反逆者の、心を賭けた駆け引きが今、始まる。