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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
ろくくぎりめ:一月上旬
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八十二話目「とても高級な食品売り場」

 滅多に入らない食品売り場に行ってみました。

 陳列されている全ての商品が、基本的にお高かったです。

「お高いしっかりした物」が、しっかりした値段で売られていました。

 ざっと見た所、簡単な食品と、お酒、高いチーズやナッツ、スパイスが並んでいました。

 どれも、見た事のないブランド名だったり、見た事のない「ちゃんとした作り」をしていて、「ああ、此処は…それなりのお給料をもらっている人がくる場所だ」と分かりました。

 例を挙げると、牛乳一リットルが四百円以上するんです。

 チーズが一パック八百円くらい…だったかな?

 豆腐でさえ、三個一セットで四百円しました。

 僕が見たのは、「比較的安い物」ばかりですが、その安い物達でさえ、普段通っている食品コーナーの商品より二倍以上高い。

 そんな店で僕が買ったのは、三個一袋六百円のクロワッサン。

 クロワッサンだったら、ちょっと高くても納得できると思って。


 家に帰る途中のバスの中で念じておいたのですが。

「このクロワッサンが、家に着くまで、ちゃんと形が残ってくれますように。潰れてしまって残念に成りませんように」と。

 その祈りは届きまして、三個のクロワッサンは無事な形のまま、明日の朝の朝食になるために電子レンジの上に鎮座しています。


 帰ってきてすぐは、とてもお腹が空いていたので、即食べれる物として、コンビニのアンパンと、大量のフライドポテトを食しました。

 フライドポテトは、冷凍の、揚げ焼きにして食べるタイプの物で。

 肉野菜炒めは夜食にしよう。

 イモを揚げ焼きにしている間、「このイモ、異常に長いのがあるな。普通の男爵イモとかじゃないんだろうな…」と思って居たけど、たぶん何か…形状が長細くなるタイプのジャガイモなのだろうと思っておくことにしました。

 そして、長いイモって英語で何て言うんだ? と思って、「ロングポテト?」と考えたのですが、それはたぶん日本語だと「自然薯(じねんじょ)」の事になると思うんですよ。

 (自然薯:所謂、長芋。とろろ芋の事)

 でも、長芋は、名前は芋だけどポティトゥではない気がする。

 英語圏の人が言いたい「ポティトゥ」は、「馬鈴薯(ばれいしょ)」の事ではないか?


 グーグル翻訳にかけてみたら、どうやら「自然薯」は、「ジャパニーズ・ヤム」と呼ばれるようです。

 ヤム芋の一種とされているらしい。

「馬鈴薯」は思った通り「ポティトゥ」の事で、長芋はそのまま「ナガイモ」と呼ぶ、と。

 ヤム芋ってあんな感じなんだ、と想像している。

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