七十七話目「ハムを乗せた塩カップラーメン」
チャーシューではなく、ハムです。
あくまで、ハムです。
ロースハムです。
だけど、ラーメンのスープの中に浮かんでいると、途端に特有のあの香り。
あれって、チャーシューのソースとかじゃなくて、「豚の燻製」の香りなんですね。
丁度良くなるまで程よく冷ましたラーメンをすする。
またしても少し「カタ麺」である。
だけど、口の中の火傷が沁みるほどの高温では無かったので、美味しくいただく。
即席ラーメンスープと言うものを開発した人は凄い人だ。
やっぱり、あのスープあってこそのラーメンですね。
お腹が空いてる時に、とても丁度良いしょっぱさ。
くるくるのラーメンの麺がスープを纏って口の中でハムと調和する。
おいどんは何時でもハムに調和を感じて居るなぁ。
牛さんほど尖って無い所が良い。
つくづくとラーメンを味わい、食パンを二枚くらう。
今朝は恐ろしいタイムスリップを経験したんですよ。
朝八時にセットしておいたアラームが鳴る一分前に目を覚まして、一分後まで眠り続けることにして、アラームが鳴ったと。
で、アラームを止めて、次に意識を取り戻したのが、四十五分後。
きちんと起きた記憶も無いが、眠りなおした記憶も無い。
僕個人としては、一気に四十五分間を跳躍したかのような感覚でした。
朝食が用意できなかったので、朝からポッキーを食べてミルクコーヒーを飲む。
で、着替えて。
九時過ぎに家を出る。
行きのバスの中でも、いつの間にか眠っており。
停留所を一つ行きすぎましたが、どうにかこうにか、間に合いました。
こんな調子じゃ、帰りのバスの中でも眠ってるんじゃないか? と思ったけど、帰りのバスの中では「バス停を行きすぎたら帰れなくなる」と言う意識が働いて、眠たかったけど起きて居られました。
昨日は月曜日。明日は水曜日。今日は火曜日。
週の二日目。まだ二日目。
なのに、なんでこんなに疲れているの? と思ったけど、疲れる時は疲れるさ。
もしや、ビタミンが足りていない?
と思い、ヨーグルトにシロップをかけて食べてみました。
ジャムはいくら入れても味がしないのに、シロップは味がするんですよね。
美味しさで言ったらシロップは優等生。だけどビタミンはない。
後でイチゴのジャムを食っておこう。
クリスマスに使い損ねたクリームが冷蔵庫に眠っているので、手作りでアイスクリームを作ってみようと予定しています。
バニラエッセンスを買ってみよう。
クリームの賞味期限は今年の二月まで。よし、行けるぞ。