七十四話目「徒歩十五分圏内」
徒歩三十分は近所と呼ばないらしいので、十五分圏内で食物が得られる店を考えて居た。
眠りながら。
結果、そんな店はないと判断した。
そんな事を考えて居ても、結局買い出しには行かなければならないのだ。
朝に起き上がる気力がない事があるので、飴ちゃんかチョコレートは必ず用意する事。
今日だって、食べる物がパックご飯しかないと思って昼まで我慢してしまった。
昼まで我慢=昼まで眠ると言う意味である。
そして十三時四十分くらいに起き。パックご飯を食らう。
ジャム付きパンも食らう。
ミルクコーヒーも飲む。
何で火傷したか覚えてないけど、口の中の火傷にミルクコーヒーが沁みる。
きちんと茶渋を洗い流したカップで紅茶を飲む。
二倍美味しい。
何か食べれば行動は出来ると言う事は、だいぶ前から分かっている。
その、「簡単に食べれる何か」を、常備しておかなければならない。
一番優等生なのは飴ちゃんである。
だが、飴だけだと飽きる可能性があるので、プリッツとかポッキーも用意しておこう。
ビスケットも良いと思う。一日一枚か、一日で小袋一つだけの規則で。
結局眠ってばかりで作業がほとんど進んでいない。
買い出しに行って来てから今日も絵を描こう。
描かなければならないのは、全体の背景を三パターンと、にゃーん、と、ゴロゴロゴロ、と、ふぎゃあご、です。
動画の内容がバレるとあかんので猫語で伏字にしました。
絵物語に近くすると、こんなに絵が必要になるのか…と言う事を痛感している。
もう、描ける分を描いて、組み立ては後々にしよう。
ご飯作ったり寝正月したりしていると、連休が一週間あっても、動画を上げるには足りないのだ。
よし。考え疲れた所のなので、サクサクと行動を起こしましょう。
(雨天の中を買い出しへ)
家から出かけて、買い物をして、家に帰ってくる。そして食べ物を冷蔵庫へしまう。
そのループだけで一時間かかった。
何だろう。俺の脚力が弱っていると言う事だろうか。歩くスピードが遅くなっている気がする。
もうちょっと意図的に運動をしないと、何時か歩けなくなるかもしれない。
正月の肉カレーのおかげで二キロ太って、体脂肪率も「プラス値」になったので、それを筋肉に変換したい。
だけど今は運動の前に…自己管理〆切を守らなければ。
登場人物紹介を書いている所だが、人数が多くて何をどう説明すれば良いのか分からない。
まぁ、何とかしよう。