七十二話目「ポークソーセージと米」
連休も、今日と明日で終わりです。
そして、今日と明日のうちに、お腹を治さなければなりません。
地獄の肉カレー生活により、大々的におかしくなってしまったマイストマックをです。
胃袋氏は、ご飯(米)を欲しません。
本来欲するはずなのですが、ずっと「パンで良い」とか、「ポークソーセージがあるならそれで良い」とか言って拗ねています。
その通りに食事を摂ると、満たされません。
なので自分の意思でパックご飯を食べるコースへ進みました。
米。白い。柔らかい。美味い。植物。お腹が満ちる。
はりゃぁああああああああ! って、一気に米を掻き込んだけど、久しぶりに箸を使って米を食ったので、全然拾い切れてない。
最終的には、一粒一粒を摘まみ上げて口へ。
体が弱っている時の米の偉大さを知りました。
米…八十八の手間暇と八十八の神様が宿る食材。
米の莫迦! 何で美味しいんだ! と言う、理不尽な怒りを覚えてしまう。
今日も、本来は食材の買い出し日なのに、眠るのを優先して買い出しに行かなかった。
眠ればお腹が治ると思ってるんじゃない!
何か食べないと治らない系の不調なのだ!
植物系の何かが食べたい…。は! ジャガイモがあった。ジャガイモをレンジで蒸かすんや!
ジャガイモに一つまみの塩をかけ、レンジで加熱中。
昔のイギリスの労働者の人も、ジャガイモのに塩をかけた後で、蒸かせばよかったのでは…。
その「茹でると言う工程」を省きたくなるほど忙しかったと言う事だろうか。
流石に今の世の中では、ジャガイモは茹でますよね。
茹でたほうが美味しいし、ジャガイモの芽で中毒になる事も無くなるし。
アメリカ料理について「こう言うものらしい」と、ちょっと聞きかじったので紹介。
アメリカ開拓時代の料理は、ドイツ料理とか黒人料理とかが混ざったものだったそうです。
何故なら、アメリカに入植してきた人達は、欧州の主人達から「小麦を作れ」「サトウキビを作れ」と言う命令しかされておらず、自分達が食べる食材を作ると言う事が出来なかったから。
で、時は流れて、現在のアメリカでは、色んなファストフードチェーン店がありますが。
レストランとかだと、「近所の養鶏場で朝に取れたばかりの玉子」とかで作るオムレツ…と言う感じのが、美味しいアメリカ料理とされているらしい。
実際に、その「とれたばかりの食材で作る料理」と言うのは、美味しいんだって。
新鮮って凄いですね。
塩かけて蒸かしたジャガイモはとても美味しかった。