六十三話目「前日にヘルシーなご馳走を食べた結果」
午前二時台に眠って、午後十五時台まで睡眠。
何回か「お腹が空いた。起きよう」と思ったけど、結局何も食べずに、とにかく睡眠。
で、十五時半くらいに起きて。
チョコパイと冷凍フライドポテトとインスタント味噌汁を食べる。
何時も思うのだが。
何で起床直後にチョコパイを食うのだ。何で学ばないのだ。アルコール入ってるのに(正確には酒精)。
おかげで十六時台に成ってもフラフラさ。
今日はカレーの材料を買ってくる予定でしたが、外に着て行けるものが無いのです。
洗濯物が乾かんのよ。
その事に気づいたのは、朝九時に一度起きた時。
乾いていないのに気付いたのではなく、干していないのに気付いた。
もう良い! 眠る!
って、夢の中に逃げた。
睡眠中にどんな夢を見たかは覚えていないのだが、極度の空腹や眩暈を感じずにずっと眠れるって言うのが、状態の良さを表していた。
前日に豆腐をたくさん食べたおかげだろう。
そしてチョコパイで摂取してしまったアルコールは、水とお湯で薄めている。喉の奥から、アルコール臭いチョコの味がする。
戻って来ないでくれ。洗い流されてくれ。
水の飲み過ぎでお腹が痛い。自ら酷い目に遭っている(ギャグではないよ)。
家に残っている食糧は、ホットケーキの材料くらい。
ホットケーキを焼いても良いのだが、ちょっと面倒くさい。
食材を思い浮かべてみて、今食べたいと思うのは…。
は!
カップ麺があったじゃないか!
じゃぁ、十八時くらいにカップ麺を食べよう。
そのくらいの時間だったらお腹も落ち着いているだろう。
あんまりご飯の事ばかり考えていると気持ち悪いので、ちょっとぬいをモフってみた。
柔らかい、手触りが良い、ちょっと冷たい(温度)。
抱き上げるくらいの大きさがあるクマと、手のひら大のハリモグラをモフモフウとする。
ついでにでっかいシマエナガもモフモフウとする。
おまい達。自分がぬいと言う種族である事を知っているのか?
「うん」と言われた。
どうやら知っているらしい。
ご飯食べさせてもらえへんねんで。
「うん」と言われた。
どうやらそれが当然だと思っているようだ。
おいどんも、ご飯を食べなくても生存できたら良いのに。
なんでおいどんはご飯が楽しくないんだろう。
今ちょっと思ったのだが、酢飯が食べたい。
甘い物より酸っぱい物が食べたい。
米に酢をかけて適度に乾かすとできるんだよな…酢飯。
酢飯カレーとかありだろうか。
梅干しのふりかけをかけた米も食いたい。
明日こそは年末の買い出しに行かなければならないので、何となく食べたい物をメモしておこう。