六十一話目「低価格しゃぶしゃぶ屋に湯豆腐食いに行った話」
二時間食べ放題の店に、鍋を食べに行きました。
肉にあまり興味が無くなっていたので、セルフサービスで持って来れる「具材コーナー」から、大量に豆腐を持って来て、豆腐鍋を作りました。
あの店の「豆腐コーナー」の豆腐の数が極端に目減りしたのは、僕が大量に食ったからです。
それでなくても、冬場の温かい豆腐って美味しいですよ。
豆腐を煮るとなると、サイドメニューとしてキノコと白菜とネギが欲しくなります。
それは絶対的なルールではないけど、僕個人としては、そいつ等が必要になります。
で、それ等もちゃんとセルフサービスコーナーにたくさんありました。
がっぽがっぽ持って来て、煮込みました。
その他に、寿司と飲茶とセルフサービスコーナーのスイーツの類を、思うように食べました。
血糖値が上がらない食事と言うのは、幾らでも胃袋に入りますね。
因みに、出汁は昆布と柚子にしました。
辛い味付けのスープもあったんですけど、そこまで胃袋さんを酷使出来ませんでした。
昆布と柚子の優しい鍋でも、食った豆腐が反逆を起こさないか心配だったくらいですから。
豆腐鍋を食べた後、ちょっとした買い物をして、それから某チェーンコーヒー店で一服しました。
二日ぶりに飲むコーヒーが美味い。
ただでさえコーヒーの美味しいカフェなのに、そのコーヒーが適温で温かくて甘い。
ス○バは人が混み過ぎていて座る所が無かったので、タ○ーズに行ったんですよ。
サン○ルクカフェと言う選択肢もあったけど、サン○ルクはコーヒーと言うより軽食を食いに行く場所のイメージがある。
とりあえず、年末の週末の町の中の人の数は凄かった。
そして、家の外で「悩まない時間」を過ごした後、家に帰って来てから連載小説のフィニッシュを書き上げました。
描写と言うより説明文多めだけど、三千文字の間で物語を展開させるとなると、時にはそうなります。
人間の脳って、悩まないで飯を食う時間とか、悩まないで歩く時間とか必要なんですね。
「あと何食分の食料が残っているだろうか」ではなく、「一定時間だけど、思うように食べて良いんだ」と思いながら食う飯は旨かった。
コンビニの味に成れてしまって居るので、出汁が薄い気がして醤油をポチポチと滴らせたけど、それはそれでありでしょう。
だけど次は別のスープを試したいです。辛味以外で味のついてるスープはあるのだろうか。
そしてまた大量の豆腐と白菜を食べよう。
明日は、いよいよカレーの材料を買いに行きます。