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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
ごくぎりめ:十二月下旬
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五十四話目「鶏さんを食べる」

 無事に予約していた鶏さんを「KFC」店舗から回収してきました。

 お店の人に、念を押すように、「一点で間違いないですか」と確認されたけど。

 間違いないのです。僕は一人でウキウキワクワクとクリスマスを満喫して居る奴なんです。

 その辺りは伝わらなくても良いので、間違いなく一点で良いのです。

 と言うわけで、何度も書きますが無事に回収してきました。


 そして喰らう。まず何より先にイモを食ってしまったので、すぐにお腹いっぱいになりかける。

 それから、ナゲットとささみ揚げを食ったらば、メインに行く前に腹いっぱい信号発動。

 だけど根性でローストチキンを食う。軟骨までちゃんと食う。骨髄は食べない。

 ケチャップ系の甘辛いソースがつけられていたので…腹いっぱい信号の過熱がひどい。

 ローストチキンを食べた後、残っていたイモを食う。口直しと言う言葉が思い浮かぶ。

 しょっぱいイモってすごいね。

 ああ、クリスマスのメインのご馳走は食べ終わってしまった。

 これ以上、何か食べる気も起きない。

 今の状態で風呂に入ると、やっぱり脳の血管が切れる気がするので、食事休みを取ろう。


 二日間、たんとご馳走を食べたわけだが。普段に無い体験が出来て、とても満足である。

 案外、満腹になると言うのは苦しい物なのだなと悟った。

 やっぱり、野菜と果物多めで腹八分目の食事があってるんだよ。

 鶏肉さんへの願望が満たされた今、おいどんは考え居てる。

 明日は湯豆腐が食いたいと。

 二日間、こってりしたものを食べたので、明日はあっさりで良いです。

 因みに今朝は、冷凍のフライドポテトを炒めて食べて、おやつは無しで、昼ご飯に何故か辛いラーメンを食べた。

 予想以上に辛味が強くて、スープを全部飲むことは出来なかった。

 胃袋さんは泣いていた。

「莫迦ー。莫迦ー。お夕飯にお肉を食べるのに、なんでおいらをお昼御飯で傷めつけるんだよー!」と言って泣いていた。

 胃袋さん、ごめん。担々麺くらいの辛さを予想していたんだよ。


 もう、おいどんの胃袋さんは、一味唐辛子による虐待で、疲れ切ってしまって居るんだ。

 ソフトに優しい物を詰め込んで、良い子良い子をして、「よしよし。よく働いているぞ」って褒めてあげないとだめなんだ。

 一杯詰め込み過ぎても駄目だ。腹直筋ががっちりして来ていて、胃袋が膨らまないので、一定量しか入らない。無理に詰め込むと、下っ腹が痛い。

 明日は血糖値が上がらなくて柔らかくて消化に良い物を食べるよ。

 湯豆腐は夕飯にするとして…昼はうどんだな。

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