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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
ごくぎりめ:十二月下旬
50/300

五十話目「カップ焼きそば塩味」

 目覚ましのミルクコーヒーを飲んだ後。

 たっぷりとした塩レモンの香りに包まれながら、くたくたの麵を啜る。

 その後、紅茶を飲んで、ユーチューブを観てから、食パンを食む。


 今日もまた昼まで眠ってしまったのだが、何と言うか、眠りながら頭の中で音楽を作っていた。

 歌詞は所々思い浮かばないけど、コードとかメロディラインが自動で鳴り響く。

 頭ってちゃんと学習してるんだなぁと思った。

 音楽は作りたい。だが年賀状も描かねばならぬ。それでも音楽が作りたい。

 さぁどうする…と考えたら、両方作ろう、と言う結論に至る。

 音楽を先に作ると頭が疲れてしまうので、サクッと絵を描こう。


 今が十四時十分くらいなので、十五時から十六時まで絵を描いて、十七時には夕飯を食べて、十八時から二十時までの二時間で…作曲をしてみよう。

 作曲をすると言うより、作曲の準備をするだけで二時間くらいサラッと時間経過しそうな気がするけど。

 この頃は、最初からオーディオインターフェースをつないであるので、音が出ない要因の一つは潰してある(オーディオインターフェースが正確に接続されていないとDAWから音が出ない事がある)。


 常日頃の日中活動の事を思い出すと、心がへしょんって成るけど、「やるべきことはやらねば」的な、使命感は思い出す。

 つまり、適度にハイじゃなくなって、丁度良い感じになるんだろう。

 体力と気力が一時的に有り余ってて「あれもこれも片付けるぞ!」って成ってるのに、実際手を付け始めると、しなしなしな…って成ってしまうのが無くなる。

 ただし、日中活動の事を思い出すと、口の中が金気くさいような、アルミのスプーンを食わえているような感覚になる(集中している時に起こる感覚だそうだ)。

 変なタイミングで集中してしまったが、この状態で年賀はがきを描いてみよう。

(描いてみた。印刷した。乾かした)

 所要時間、約三十分。悩んでないでサクサク描いてみるべきだったか。

 その後、作曲の方の準備をしてみようとして…初期設定をどうするを完全に忘却している事を知る。

 作曲には、色々とググってみてから取り掛かろう。

 今だったら出来る気がする。出来る気がしているうちにやっておいたほうが良い事は、分かり切っている。

 そして、ちゃんと、「曲作りを始める前に設定する手順」をメモっておきなさい我よ。

 毎回ググるのはさすがに面倒になってしまう。

 今なら出来る。我なら出来る。小説のストックがある、今なら出来る。

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