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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
ごくぎりめ:十二月下旬
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四十八話目「ごはんいらない」

 朝が来る。ちゃんと九時には起きた。しかし、何も食らう気がしない。何も作る気もしない。

 しょうがないので、食パンを一枚食べる。

 ミルクコーヒーを飲むつもりでお湯を沸かし…そのまま眠りに戻る。

 幸い、うちの電気ケトルは「お湯が湧いたら停まる」と言う機能があるので、電気代とか火事の心配もない。

 昏々と眠る。眠ってる間に「漫画を描くんだったらどんな準備が必要か」を考えている。

 気になる所を起きてメモする。

 再び眠りなおす。

 午後十七時。

 起きる気はないが、今日が連載小説の更新日だったことに気づく。

 予約しておいた小説はちゃんと更新されていた。

 SNSのほうに、今度はリンクを間違えないように「お知らせポスト」をする。

 ついでだから日録の方も更新しておくことにする。

 その前に、一瞬でも頭を使うんだったら補給が必要だと考える。

 こう言う時にこそ、冷凍庫で固まっているアイスを食べよう。


 見た目としては三百ミリリットルペットボトルくらいのアイスである。

 味はチョコミントクリームと唯のクリームとオレオチップの混在。

 冷凍庫の中で沈黙していたので、カチカチに固まっている。

 レンジにかけてみる事にする。二十秒くらいに設定し、様子を見て止める事にする。

 レンジ、起動。

 ゴウーンと回り始め、十秒くらいたった時点で、プラスチックのカップが「パキ」と鳴る。

 其処から二秒待って止め、取り出してみる。

 外形に変化はない。スプーンを刺してみよう。刺した。さっくりと刺さった。

 口に運んだ。ふんわりと溶けた。まさしく、食べ頃のアイスクリームに成っていた。

 だが、ミント臭い。そりゃあ、ミント味を買ったんだからミントの匂いがしても仕方ないのだ。

 マックフルーリーはバニラ味だっけ? よく分からんが、オレオを砕いたものが入っていてすごく美味しいらしいと言う情報だけが頭の中にある。

 アイスクリームを完食した後、寒くなって来たのでお湯を沸かして熱い紅茶を飲む。

 今日一日で三回くらい沸騰させられたお湯に、カルキは残って居なかった。

 とても味わい深いお茶が出来る。

 その後、ミルクコーヒー(インスタント)を飲む。

 そして今文章を書いている。

 本当に今日は「人間ってこんなに眠れるんだ」って言うくらいの眠ってた日だった。

 普段から良い物を食うようになったおかげか、眠ってても頭も痛くなかったし。

 ただし、寝相によっては体が痛くなることがあった。

 これから風呂に入って、今日クリアするはずだった用件を後回しにするために予定を立て直して、眠りなおそう。

 その前にもう一件記事を書いておこう。

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