四十三話目「本当に目が覚めるとは」
朝食の準備に時間がかかれば、朝に幾ら眠くても起きられるだろう…と。
ぼんやりと考えていた通り、キッチンに立ってポテトを揚げ焼きにしていたら、本当に眠気が飛びました。
調子に乗って目玉焼きも作りました。
そして米も食べ、紅茶を飲み、良い塩梅に成りました。
最初に目が覚めた時は、「朝七時なのにこんなに眠くて、ちゃんと朝の準備が出来るだろうか」と思ってたけど、起きた瞬間にそう考えていたんですよね。
起きた直後は、そりゃ眠いよと。
それで、まずお湯を沸かしてミルクコーヒーを淹れようと。
お湯が沸くまでの数分間は横たわっていましたが、二度寝仕掛けて「これじゃあかん」と思って起きた。
それで、ミルクコーヒーが出来たら一杯飲んで、飴ちゃんを口に入れる。
ノンシュガーの喉飴だったんですけど、何もしないよりだいぶ良い栄養になったのではないかと。
で、飴ちゃんを口に入れている状態で朝ご飯作りを始めたら、本当に眠たくなくなったと言う事です。
起きたのが朝七時で、グダグダしていた時間が二十分間くらいで、其処から朝ご飯を用意して食べて、今は午前八時二分。
ちゃんと行動すれば、それなりに結果はついてくるんですねぇ。
今日は八時四十分くらいに出発して、朝のうちに郵便局で年賀はがきを買います。
絵柄が予め書かれているものは買いません。ちゃんと自分で絵を描いて送る…と言うのを、毎年課題にしています。
来年は巳年だからどんな風にしようかな…。
「巳」の字をかっこよく描くのは、既存の絵柄年賀状が使って居た技なので使いたくないのです。
実際に絵を描きながらじゃないと、ちょっとアイデアが思いつかないですね。
蛇にょろにょろ。
文字を書いている暇があるんだったら、髪の毛を完璧にセットしたりとか、色々できると思うのですが。
髪は前日のトリートメントでしっかり潤っているので、ブラシで整え直すだけで大丈夫です。
ほうれい線を消すための美顔体操だけしました。顔の筋肉が動かされるので、むず痒い口周りの筋肉がスッキリ。
もうすぐ三十分になるので、そろそろ外に出かけるための準備をします。
家の中も少しだけ整頓して出かけます。
四十五リットル入りのゴミ袋しかないと不便だから、今日中に十リットル入りのゴミ袋を買って来ましょう。
今日はお昼御飯用にカップ麺を持って行くので、帰って来てから食べる食料も買って来なくちゃ。