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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
よんくぎりめ:十二月中旬
39/300

三十九話目「猫を『くいっ』てする思考実験」

 十八時四十二分。

 ようやく頭が普通に働いてきた。

 栄養が体を回り始めたらしい。

 とてもまろやかな気分になっている。

 この後、僕には陰惨な連載小説の後片付けが残ってるんですけどね。

 やっぱり皆さん、流血表現とかはお嫌いみたいですね。

 タイトルがああだから、とても明るい話なんだろうと思って読むと、騙されると思います。

 初期の頃を振り返ると…ちゃんと魔法を使っていたなぁって思う。

 段々、「近代的な装備の中に魔術を込める」的な使い方に成って行って、魔力を発現した時の細かい描写とか省いちゃったりもしていたのですよ。

 それに、何度も出てくる魔術を毎回描写するって変だと思うんですね。


 文章を書く時の苦手な所としては、僕としては、バイオレンスと流血表現より、ラブコメ要素のほうが折り込みにくいんですよ。

 ラブコメ要素はほとんどギャグのために使っているくらい、「下らねぇなぁ、ハッハッハッ」って思いながら書ています。

 「あい・こい」を重要なものだと思えない。

 その、ホルモンが出て来る脳内現象によって、世界がきらびやかに成ったり、ホルモンや脳内伝達物質の放出が異常値になって行く過程を、重要だと思えない。

 そう言う「ほやほやして気持ち好い状態」にして、生物をコントロールするのが脳の役割だと思いますけど、繰り返しますが、それを重要だと思えない。

 年を取ったらわかると言われた現象も、未だに「下らねぇなぁ、ハッハッハッ」と思ってる事が多い。

 「あい・こい」については、お酒を飲んでハイになった時の戯言と同じレベルの価値だと思ってしまう。

 現実世界の「恋の駆け引き」と言うものに対しても、何故そんなに非合理的な事を…と、心の中で思ってしまう。

 人間は、「暇」だと「あい・こい」によって脳が出す伝達物質に溺れたくなるのだろうか。

 俺も、暇な時はとりあえず猫の事が考えたくなる。猫と昼ドラをするのはありだと思って居る。

 猫の奥さんをマタタビでハイにさせて隙あらばお手手の肉球を「くいっ」ってする事を考えている。

 餃子に成って閉じている猫の手を掴んで、「くいっ」って開くことを考えている。

 そう言う事を考えていると、とりあえず暇はつぶせる。おお。ちゃんと俺も脳に操られているではないか。

 そうか、大体の人間は、何時も定期的にご飯を食べて定期的に眠っていて、体力的に余裕がありながらも暇な時間もあるんだ。

 だから、「あい・こい」に時間を費やして、暇をつぶすのか。

 そう理解したけど、あんまり実のある思考実験では無かった。

 まだ時間はあるので執筆の続きを続けます。

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