三十六話目「徒歩二往復」
眠って起きた。まず、朝九時に目が覚めた。
晴れている。
おお、と思ってから眠りなおした。
正午に再び起きた。
流石にお腹が減っている。
何か食べようと思って食パンの袋を手に取る。
食パン二枚とジャムヨーグルトとミルクコーヒーを摂取する。
まだ眠いと言うか、頭がボーッとするが、送る物を送ってしまいたい。
大きい紙袋と小さい紙袋に贈り物を入れ、歩いて二十分かかる最寄りのコンビニに出かける。
コンビニの前の横断歩道を待っている間に、劇的に気付く。
住所を書いてあるメモを忘れたと。
此処まで来たのに、と思いながら引き返す。
一度、家に戻って休憩する。
紅茶を飲む。ロウズヒップハイビスカスティイも飲む。
回復する。
ちゃんとメモを携帯した事を確認して、再びコンビニに向かう。
ちょっと住所の書き方が怪しくなったけど、何とか伝票を書いて。
店員さんに手伝ってもらいながら手続きをし。
料金を払って撤退。
帰ってくる途中で目星の食料を買う。
髪の毛の間から汗が滴るほど歩いた。
時間で言うなら合計一時間二十分以上歩いた。
結構な運動である。
そして帰宅し。
文字を打ち始めると同時に、空腹になる。
こってりしたしょっぱいものが食べたい。
食パンにバターを乗せてチョコレートソースをかけてフライパンで焼いてみる事にする。
ついでにフライドポテトも食べてみよう。
(フライドポテトの作り方を見る)
どうやら、フライドポテトのほうはレンジ調理ではなく、フライパンに油を敷いて揚げ焼きにする物らしい。
実際、食パンを焼いた後に油を敷いてフライドポテトを少量焼いてみた。
塩味だけだと物足りなそうなので、胡椒をまぶしてみた。
結果、トーストもポテトもとても美味しかった。
特にポテトがお代わりしたいくらい美味しかった。
朝に目玉焼き以外の物を焼くとしたら、ポテトを焼こう。
しっかりとホットケーキミックスも買ってきたのだが。
裏面に「ホットケーキタワー」の作り方が書いてあった。
何でも、生クリームを泡立てた物を間に挟んで、崩れないようにするらしい。
スプレー式の生クリームを買おうと心に決めた。
えらい甘い物を作って食べたい。