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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
じうななくぎりめ:四月下旬
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二百七十六話目「糖分疲労で眠い夜」

 二千二十五年四月二十四日。

 午後十九時ニ十分から記述。


 朝のうちに、新しい連載のためのプロットが、大体出来上がりました。

 ファンタジーに意図的にSFっぽさを盛り込みました。おいどんは難しい理論は知らんけど。

 ドラマを含まない物事の始まりって、何時も、つまらない事から始まると思うんですけど、そう言う、つまらないリアリティは要らんのだと。

 三十話の中で「物語」を展開しないとならないのだと心得たので、プロット自体を徹底的に、こね回します。


 中学生の頃、最初に世界観を説明しないとファンタジーと言うのはつまらないから、まず、どんな世界なのかを描写しろと習ったのですが。

 今の世では、世界の説明や世界の描写が先に出ると、其処でシャットダウンされるようなのです。

 書籍でも、まず事件が起こったり、出来事が起こったりして、主人公が行動しないと、読んですらもらえないようなのです。

 おまいの考えた「素敵妄想世界の設定集」を読みたいわけではないのだ、と言う意見は非常によくわかります。

 おいどんが中学生だったのって、ン十年前なので、そりゃぁ、世の「物語」の在り方も変わってきますよね。


 地動説の漫画を描いた作者さんが、新しい連載漫画で描いてた主人公が、大概に痛い奴だったんですが。

 ああ言う風に、子供の頃の評価を鵜呑みにして、「自分は此処が優れている」と思ったまま大人になった人って、リアルに居るんだよなぁって。

 中学生から大学生になるまでが三年間、小学生六年生から大学生になるまでは六年、その間もあなた方は成長もするし退化もするでしょ?

 もし、働いて収入をもらう年齢になっていたとして、二十を超えた後、あなた方は何年生きているんですか?

 子供の頃の才能なんて、自分で伸ばそうとしないと、あっと言う間に掻き消える能力だと言うのに。

 と思ってしまうけど、「先生からの評価」を信仰してしまう人はいるから、あんまり厳しい事は言わないでおこう。優しさを掘り起こすのよ、おいどん!


 浮世の不幸に心をじゅうじゅうと炒めながら、まず物語世界で事件(出来事)を起こします。

 出来事の隙間で、世界の事情を描写する的な書き方になるでしょう。

 文章をアップする時に、所属ジャンルを選ばなければならないですが、その時にSFは選びません。

 どちらかと言うとファンタジーなのです。

 プロットを書く間、頭の中では「猿の惑星」が思い浮かんでいたけど。

 そんな今日の夕飯は、食パン。発酵食品。

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