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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
じうごくぎりめ:四月上旬
254/300

二百五十四話目「素晴らしい玉ねぎスープ」

 二千二十五年四月八日。


 昨日の記事の続きを書いていなくてすいません。

 何せ、人間は平均的に毎日二十四時間しか与えられていないので。

 千文字ルールなんて設けたばっかりに。


 そんなわけで、久しぶりにご飯を怠けました。

 朝はバナーナとヨーグルトを食べて出かけたのに、無性にコンビニのドーナツが食べたくなって、二リットルの緑茶と合わせて四百円くらいで買いました。

 四個セットだったけど、油っこくないドーナツだったので、十時前のおやつに、まほりまほりと完食できました。

 で、昼もチョリソードックとアンコッペパンで済ませて、お夕飯にようやく野菜を食べました。

 コンソメスープを溶かしたお湯に、切り刻んだ玉ねぎとピーマンを入れ、丸ごとの油肉の腸詰(ウィンナー)を五本放り込みました。

 そして肝心のスパイスですが。いつも通りにナツメグと胡椒を入れて、塩を少し追加。唐辛子は止めておきました。

 とっくりと煮込み、その間に豆腐を食べました。

 素の豆腐は、豆の味がして美味しかったのですが、シーザードレッシングを書けたら酸っぱくなってしまいました。

 ちょっと前まで気にならなかったのに、ドレッシングの酸っぱさが「腐った豆腐ってこう言う味なのかな?」と思わせるのです。

 味覚は変わるものですね。


 でもって、出来上がった野菜スープには、油肉の腸詰の出汁がしっかり出ていて、どんな具材よりスープが美味いのです。

 玉ねぎを食べる時も美味しかったし、ピーマンも美味しかったです。油肉の腸詰さんは……まぁ、こう言う味だよなと言う味でした。

 多分おいどんの血液は、一時的にサラサラになっているはずです。玉ねぎ効果で。

 ピーマンは疲労回復に成っているはずで、油肉の腸詰は体細胞の再生と強化に使われるはずです。

 やっぱりおいどんは飯を回復アイテムだと思っているようです。

 そんなにヘロヘロになるほど飯を怠けるでない。

 明日はちゃんと卵焼きを焼いてお弁当を作りましょう。

 蛋白質を食べるのも良いけど、野菜もしっかり食べよう。いつもお弁当にちょっとだけ入っていた、プチトメィトやブロッコリーの偉大さを知りました。

 ハムが無くても、円いフライパンで卵焼きを四角く焼けるようには成ったのですが。

 そんな技巧を凝らすより、卵に巻くものとかを工夫したら良いんじゃないだろうか。

 海苔とか青じそが良いと思うけど。海苔は売ってると分かるのに、青じそが売っているか分からない。長期保存の利くものじゃないからでしょうかね。

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