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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
じうごくぎりめ:四月上旬
253/300

二百五十三話目「眠れない午前三時」

 二千二十五年四月七日。

 午前二時五十四分。


 朝ご飯、ハム入り野菜炒めとバナーナ。

 昼ご飯、蛋白質弁当と林檎(アップゥー)

 夕ご飯、未定。


 蛋白質弁当の内訳。

 冷凍食品、唐揚げ二つ。小さいハンバーグ一個。ホウレン草の炒め物。

 作った物、卵焼き。

 野菜、プチトメィト。ブロッコリー。


 三時台に眠りなおして六時台まで眠れました。あのまま眠れなかったらどうしようかと思いました。

 体温が異常に上がっていると気づいたのが午前一時半くらい。

 其処から布団の上に座った状態で数分眠り、いかんいかん、横たわらねばと思って何回か布団に入ったけど、布団が熱いのです。

 上掛けを跳ね退けても熱い。

 一体何なんだと思って、二時台に朝食の準備をして食べて、少し落ち着いた所で再び眠ってみたら、ようやく眠れたんですよ。

 昨日、眠る前にウィンナーなんて食べたから悪かったんでしょうか。

 どうせ肉類を食べるんだったら、野菜もセットで食べるようにします。それかバナーナを一緒に。体冷やしてくれるし。


 先日、駅近くのスーパーマーケットの商品棚で、スパイスが充実している棚を見つけました。

 コリアンダーやカイエンペッパー等々がある棚ですね。

 野菜スープを美味しくしてくれるスパイスとかがあったら探してみたいです。

 何でも、コリアンダーとかは古代ローマの時代から知られていたそうです。

 古代ローマの料理人は、「私は皆さんの知らない珍しいスパイスを知っていますよ」って言う盛った話をする時に、「キキリアンダー」と言う架空のスパイスの名前を挙げています。

 昔は冷蔵庫がないから、痛んだ食材を美味しく食べるために、スパイスは重要だった……と言うのはよく知られている話です。

 勿論、その重要なスパイスについて知っている料理人も重要で、先のように「キキリアンダー」とか言い出して話を盛る料理人さんも居たのです。

 後、樹脂(レジン)と言うのも古代ローマ時代には存在して、食器としては一般的ではなかったようですが、「割れない硝子」だと言われていました。

 ある樹脂工芸士さんが、樹脂の杯を作って皇帝に献上したんですが、「この割れない硝子を作れる者は誰だ」と皇帝に聞かれ、樹脂工芸士さんが「私だけでございます」って言ったら、その場で首をはねられたと言う話があるそうです。

 皇帝は、その「割れない硝子」のレア度が下がるのを恐れたらしいんですけど、「優れた技能を持っていますよ」って言って売り込むと首をはねられた時代があったんですね。

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