二百四十三話目「否定的になる時がある」
二千二十五年三月三十日。
十七時過ぎ。
お菓子作りの道具や材料を買い集め、うきうきとお菓子の作り方を調べ、次は何を作ろう? なんて言う期待を持っているのに。
その行動を全否定したくなる、ブラックおいどんが時々降臨します。
ブラックおいどんは、飯を作るのが嫌いです。素材をそのまま食べる方向に走ります。
ブラックおいどんは、生活に時間をかけるのが嫌いです。
洗濯や掃除より、作曲とか作画とか動画作りとかに時間をかけたがります。
昨晩も、エッセイを書いてる途中にブラックおいどんが降臨しました。
そして気づけば、それまで書いていた「お菓子作りとご飯作りが面白い」と言う内容を、全否定する文章を書いていました。
それだけではなく、ゆっくりと「生活中心」に日常を変えてきたこと自体を否定していました。
これでは、頭のおかしい文章に成ってしまう…と思い、ブラックおいどんの文章は削除しました。
だけど、ブラックおいどんの意見は意見で、分かる所はあるのです。
バリバリと作曲活動や動画作りをしたりしていた時は、生みの苦しみもありましたが、確かにやりがいはあったからです。
飯やお菓子を作る事に関して、あまり熱心に成れない時があるのは、「作ってみた後、形が残らないから」なのでは。
最終的には食べちゃうわけですからね。消えものを毎日創作できない…と言う思いはあるでしょう。
消えものに熱心に成れないなら、消えない状態にしてみようか。
単純に、作った弁当の写真を撮ると言う事です。
作った物の形を記録しておいて、今後どのような弁当を作って行こうかと言う目標を持とう。
暫くは冷凍食品弁当が続くと思いますが、卵焼きだけは毎朝焼くとか、そう言う小さい目標からクリアして行きましょうか。
お菓子作りの時も、出来上がりの写真を撮るのを忘れずに。
そんな事を考えていたら、なんだか気持ち悪くなってしまいました。なんでだろう。
お腹が(水で)いっぱいな時に、ご飯の事を考えたくないのかな。
今日はバナーナ以外の植物を食べていないのも悪いのかもしれません。今からピーマンとジャガイモを炒めて食べてみます。
(調理、食)
温かいピーマンとジャガイモが美味しい。塩コショウして炒めただけなのに美味しい。
ほぅら。ちょっと作ってみたほうが美味しいものに出会えるじゃないか。
ご飯作りなんてつまんない! と思わないで、美味しくて体に良いものを毎日制作してみよう。




