二百三十八話目「歯痛と肩凝り」
二千二十五年三月二十八日。
夜。まだ雨が降っている。
今日は一日中雨降りだった。天気予報で聞いた所、低気圧が二つも…ほぼ重なり合って来ているそうだ。
夜になっても頭痛が治らないので、ロキソニンを飲んだ。
歯に虫歯っぽいものが出来始めているので、もしかしたら、今日の頭痛は歯の痛みが原因かも知れない。
下顎の左側の歯列の何処かが痛んでいる。ロキソニンの効果で、痛みの箇所はぼんやりしているが、確かに歯が痛い。
暫く、虫歯とは縁がなかったのだが、何故急に歯が痛くなったんだろう…と考えたら、酢を飲むようになった事が原因として考えられる。
モクテルが濃すぎたかな。
痛んでいる辺りを、念入りに手入れをしながら、酢を飲むのは暫く控えよう。
歯の違和感が目立ってきたので、ちょいと時間は早いが歯磨きをした。フロスも通した。
昼休みに歯磨きをする習慣が無かったのだが、新しい習慣として昼休みの歯磨きを取り入れようかなぁと、ぼんやり思う。
細かくフロスも通したい。林檎も肉も繊維質なので、うっかりすると歯に挟まって気持ち悪いのだ。
今痛んでいる歯が、無事に来月の予約の日まで、せめて「現状維持」をしてくれたら良いのだが。さらに痛くなられると困るのである。
やけにコーヒーが飲みたい。なんでだろう。痛んでいる歯を温めたいのか?
ツボ押し健康器具で、肩のツボを押す。
ロキソニンの影響で、肩が痛かった部分が何処か分からなくなってしまっているけれど、とりあえず適当に押す。
左肩の何処を押しても気持ち良い。全体的に状態が悪いと言う意味であろうか。
体の調子が悪い時に、自分でも痛い所を揉んでみたり押してみたりしたほうが良いと聞いたので、実際に揉んでみよう。
でも、自分で自分の肩をもむって、どうやるんだろう。
シンプルに、右手で左肩をもむ…これは出来る。右手で左の脇をつかんで、九十度に折った左腕を左右に動かす…これも出来る。
胸の前で腕をクロスして、鎖骨の上に人差し指と中指を動かないように置き、首を左右に振る…すごく首がバキバキ言う。
両腕を背のほうに伸ばし、後ろで手を組んで斜め上に持ち上げる…動作としては辛いが、それは背中の筋肉が弱っていると言う事かな。
尻の肉に力を入れた時、一番出っ張る場所をほぐすように押す…この時に痛いようだと、筋肉に老廃物がたまっているそうだ。
一頻りケアしてみたが、体のほうは楽になった。頭痛は続いているが。やはり問題は歯なのか。